2014/11/26
古い車、走行距離が多い中古車など、日本で価値が無いと言われてきた中古車を“廃車”と呼びますが、廃車の買取価格は通常3つの理由により変動します。 1,ドル円などの為替市場 2,中古車海外輸出市場 3,鉄(スクラップ)の相場変動 為替市場と鉄の相場変動は将来がどのようになるのかは正確には読めません。もし相場変動が読める方なら株や為替で億万長者になる事も容易でしょう。
まずは、中古車輸出市場についてですが、中古車輸出が盛んになってくるのは通常の場合は春~秋にかけてとなります。海外のバイヤーは中古車を輸入する時に輸入税を払っていますが、国によっては自動車の製造年月日から現在までの経過年数によって関税が変動する国があります。12月~1月にかけては経過年数が1年変わってきますので海外でも関税の変動などが行われ、海外バイヤーが中古車輸入を控える時期になります。この時の中古車市場の相場は他の月間と比べると大きく下落する傾向にあります。
次に鉄スラクップの相場変動についてですが、冒頭にも書きましたが正確には読めません。しかしながら、過去のデータを参照する事によって明らかになってくるのは、年度末1月~3月までの相場は下落傾向にあります。正確には読めないというのは、鉄(スクラップ)などの需要の大小にもよりますが、他国(中国や韓国)などの需要と供給など海外市場によっても相場は変動することもあるからです。 通常は春先~秋にかけて相場が上昇する傾向にあります。
この内容から分かる事は廃車にするのが有利な時期は5月~11月頃という事が分かります。 どうせ廃車にするならタイミングの良い時がいいですよね。廃車に関するお悩みやご相談があればカーネクストへお問い合わせください。
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