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2015/11/20

スタッドレスタイヤに履き替えるタイミング

冬の定番アイテムのひとつがスタッドレスタイヤです。特に寒冷地においては、安全に冬を越すための命綱とさえ言えます。但し、交換するタイミングは、早すぎても遅すぎてもデメリットがあります。

初雪観測日を参考にする


当然のことながら、初雪を観測する時期は一定ではなく、毎年のように変化します。加えて、エリアによっても異なります。一般的には、北海道や東北、北陸や甲信越のように、緯度の高い場所は気温が下がりやすく、初雪の観測時期が早い傾向にあります。また、西日本においても日本海側や標高の高い山間部などでは、平地よりも降雪時期が早まるのが一般的です。一方、気温がグッと下がったとしても、上空に雨雲がなければ雪は降りませんので、「今年は何月何日頃に初雪が降る」と事前に正しく予想することは事実上不可能です。但し、どの都道府県で何月何日に初雪が降ったという平均データはネットで公開されています(参考例http://minonaru.net/post-2944/)。そのデータをもとに、余裕をもって早めにスタッドレスタイヤに履き替えておくのが安心だと言えます。


早く履き替えすぎるとデメリットも


但し、履き替える時期が早すぎるのは考えものです。スタッドレスタイヤは、雪道や凍結路でグリップしやすくするために、夏用タイヤと比べて柔らかいゴムが使われており、溝の減り方がどうしても早くなります。減りの早いスタッドレスタイヤを、夏用タイヤでも問題なく走れる通常路面で走らせることは、雪道などでの有効な性能を発揮できる機会を減らすことにつながってしまいます。また、スタッドレスタイヤは乾燥路面や雨天路面でのグリップ性能がやや劣るため、制動距離が延びるといった欠点もあります。


初雪が降ってから替えるのは遅すぎ


雪道の怖さを身をもって知っている寒冷地においては、スタッドレスタイヤに交換せぬまま初雪を迎えるドライバーは少ないようです。しかし、降雪量の少ないエリアにおいては、マイカーでウインタースポーツに出向く人を除いて、マイカーの冬支度をしないドライバーは意外に多いものです。そのため、初雪や思わぬ吹雪等に見舞われてから、慌ててカー用品店に駆け込むドライバーが多くなります。そうすると、一度に大量の交換作業が集中する事態となるため、長時間の待ち時間が発生したり、タイヤのサイズによっては在庫が底をついてしまったりといったことも起こります。


いつ履き替えるのがベターか


以上のような点を鑑みて、例年の平均的な初雪観測日を基準に、標高や気温なども考慮しながら、3週間から1ヶ月程度前に履き替えておくと安心だと言えます。但し、降雪量の少ないエリアについては、スタッドレスタイヤに履き替えるほどでもないという意見をお持ちの人も多いものです。その場合は、せめてタイヤチェーンだけでも必ずマイカーに積んでおくようにしましょう。


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