自動車リサイクル券はいくら?
自動車リサイクル法によって定められた自動車リサイクル料金は、自動車の製造メーカーが車一台ごとに設定しています。自動車リサイクル料金はいくらなのか確認する方法や、リサイクル料金の内訳についてこちらでご紹介します。
リサイクル料金はいくらなのか確認するには
自動車のリサイクル券が手元にないためリサイクル料金をすでに預託しているのか覚えていない、自動車のリサイクル料金がいくらだったのかわからないという方に、リサイクル料金の預託金額について調べる方法をご紹介します。自動車のリサイクル料金の預託状況は、公益財団法人自動車リサイクル促進センターが運営する自動車リサイクルシステムというサイトで確認することが出来ます。
- リサイクル料金確認手順
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①自動車リサイクルシステムのサイト(https://www.jarc.or.jp/)にアクセス
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②【あなたの車のリサイクル料金は?】のリンクから【リサイクル料金検索】をクリック。
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③普通自動車(登録自動車)または軽自動車にチェックを入れ、車検証記載の車台番号とナンバープレートの登録番号入力。
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④リサイクル料金の預託状況の左横のチェックボックスにチェック後、検索ボタンをクリック。
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⑤リサイクル料金がすでに預託されている場合は、次ページで【預託済み】と表示されます。
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⑥リサイクル料金がいくらなのかについては、預託状況確認ページの右下に表示される【料金表示】をクリックで確認
リサイクル料金の内訳
シュレッダーダスト料金、エアバッグ類料金、フロン類料金、情報管理料金
この金額の合計がリサイクル料金預託金額
シュレッダーダスト料金は、車の解体工程における破砕工程までを終えて残ったゴミ(シュレッダーダスト)の廃棄処分にかかる費用のことです。次項のエアバッグ類料金は、エアバッグが装備されている車のみに発生する料金で、エアバッグを安全に廃棄するために特殊工程が必要となるためかかる費用の所有者が負担する金額になります。次項のフロン類料金は、エアコンガスの処理にかかる費用になっており、フロン類回収業者により再利用を行う時の適正な処理に必要な料金となっています。また、新車購入時にリサイクル料金を支払う場合はA券に記載されている預託金額合計の他に、C券に記載されている資金管理料金290円も合わせて支払います。資金管理料金とは、新車購入時に預託する時に支払う料金のことで、資金管理法人に新車購入時に預託したリサイクル料金が、その車が廃車解体されるまでの管理費用となります。もしも新車購入時にリサイクル料金を支払っていない場合は、A券に記載されている預託金額合計の他に、引取業者に使用済自動車を引き渡す際に引取時預託管理料金410円を合わせて支払います。
A券⁼預託証明書、B券⁼使用済自動車引取証明書、C券⁼資金管理料金受領証、D券⁼料金通知書兼発行者控