【FTO】どんな車?
FTOは、1970年設立の三菱自工が1971年に製造販売していたギャランクーペFTOから名前を継承し、1994年に製造・販売を開始した2ドアノッチバッククーペです。発売当時国産のFF車の中で最も早い車との呼び声も高く、2000年7月に採用されることとなった側面衝突安全基準に適合が難しく、同年生産終了しています。
FTOは三菱自工が1994年から約6年間製造販売をしていたスポーツクーペです。スペシャルティカーは他社からも販売されていましたが、他社でMT車の販売比率が多い中FTOは広告でもAT車を中心に展開していたため、比率が逆転しています。1994-1995の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、翌年受賞記念モデルを販売しています。海外のユーザーからも人気のスポーツクーペとなっており、2000年以降は並行輸入もされていたため、海外にも所有者の多い車となります。
FTOは一代モデルのみ約6年の短いモデルライフになりますが、その中でも人気のタイプは、MT車ではなくAT車になっています。もともとFTOは販売当時からAT車を主力に製造していました。スポーツクーペとしてAT車を選択する方は少ないのですが、FTOには4速ギアまでいれることが出来るスポーツモードが設定されていたため人気が高くなったようです。さらに上級グレードで2.0LのV6エンジンを搭載しているGPXは、走行可能車であれば希少なため、高額査定が可能です。
FTOは、初代モデルのみで生産が終了していますが、マイナーチェンジを行っていたため前期型・中期型・後期型が存在しており、フロントのデザインや販売タイプが異なります。後期型は特にシャープさが増した印象となりますが、FTOは当時の同クラスの車種に比べると曲線の多いスポーツクーペとなっていることもあり、現在も古さを感じないデザインです。販売終了後も国内だけでなく海外にもファンがいるFTOですが、販売台数が振るわなかったこともあり現存する数は決して多くありません。FTOは走りが好きなユーザーが所有することが多く、事故車、故障車となってしまう可能性も高くなります。そのため、生産終了から20年が経ち部品も現存する数が減っているため、外装状態や走行状態にマイナス面があったとしてもパーツ取りなどを行っている業者にとっては価値がある車ですので、状態ごとに多様な買取業者へ見積もりをとることをおすすめします。
【FTO】買取相場一覧表
カーネクストでお買取をしたFTOの買取実績を一覧でご紹介!買取った時期で相場は変動しております。
-
三菱 FTO
買取価格
0.5万円
成約日:2019-08-19
年式:1996 年
走行:可
排気量2,000 cc
走行距離90,000 km
都道府県神奈川県
カラー黒
車両状態
・目立つ傷あり -
三菱 FTO
買取価格
1.5万円
成約日:2020-07-04
年式:1995 年
走行:可
排気量2,000 cc
走行距離70,000 km
都道府県千葉県
カラーシルバー
車両状態
・全体的にサビと塗装剥がれあり
-
三菱 FTO
買取価格
18万円
成約日:2020-07-28
年式:1998 年
走行:可
排気量2,000 cc
走行距離150,000 km
都道府県長崎県
カラー白
車両状態
・オイル漏れあり -
三菱 FTO
買取価格
9万円
成約日:2019-08-11
年式:1998 年
走行:可
排気量2,000 cc
走行距離45,000 km
都道府県東京都
カラーシルバー
車両状態
・目立つ擦り傷、塗装剥がれあり
三菱 FTO
1998年 / 2,000 cc / 150,000 km / 白 / 走行可
買取価格
18万円
三菱 FTO
1997年 / 2,000 cc / 131,000 km / 赤 / 走行不可
買取価格
1万円