いくら技術が発達しても、丈夫に作り過ぎれば、一度かったらその後は全く売れなくなっ てしまいますので、大きく寿命があがっているわけではありません。技術発達したぶんは、コストをそのままで高性能なものを作るという部分につかわれてし まっています。耐久年数はメンテナンスだけでははかれないものがあります。走行させている環境や保管状態などにも影響されますし、いくらエンジンが丈夫で も車体がダメになってきます。今現在の新車でも大きな節目としては10万kmと変わらずです。といっても、昔に比べれば耐久性は高くなってきています。昔 は10万kmを目安にタイミングベルトやスパークプラグの交換を行っていましたが、今ではチェーン方式になり交換不要、プラグも耐久性が高くなり交換不 要、冷却水やATFやデフオイル等も交換不要。昔は機械式だった部品が電子制御となり故障そのものの心配も激減。というように、昔は準消耗品だった部分は 車そのものの寿命よりも長くなってきています。実際には、20万kmや30万kmでも十分に走行できるくらいの耐久性はあがってますが、そんなに走る前に 車の流行り廃りが変わってしまいますので、新しい車が欲しくなってくるのが人の常って事です。