中古車のオークションについて予算がないので中古車を探していたのですが今も相場が高くて。 でも、事故で廃車になってしまった為見に行くのもなかなかできず、主人も単身赴任で頼れず、友人の知り合いの車屋さんに頼んだら古い割に値段もピンとこな くて。三回めの連絡で初回の車検が切れるヴィッツ（3年落ち）を安く買って車検をつけて諸費用込で92万とのことで（走行18000キロ）主人に連絡がつ かなかったので独断で注文してしまったのです。私は静岡に住んでいてオークション会場は横浜で、落札したのは8日火曜日の午後だと思います。で、昨日11 日夕方に書面契約を交わしたのですが、その日のチラシにヴィッツの新車がカーナビ込で106万で出ていました。諸費用含めても古いしカーナビないしそちら の方がいいに決まっていると主人に怒られてしまいました。車屋さんの昨日の話では来週には車が届く。それを車検を通して再来週の週には乗れるとの話でし た。来週、届くという事は今日、キャンセルして断ることはで法律的にできることなのでしょうか？

キャンセルはできます。が、契約注文して依頼をしたのはあなたですから賠償請求された ら法律的にも応じる必要があります。いわゆるキャンセル料というくくりではなく、実害に対する賠償です。具体的にはオークションでの落札料(概ね2万円く らいまでが上限でしょう)と陸送手配は済んでいるようなので陸送費(片道、場合によっては往復)が現状明らかな経費と見込まれます。ただし、販売のため自 社の利益のためとは言え販売店は依頼を受けてオークションで落札したの事になりますから、オークションの仕組み上その日そのクルマに対して全国で一番良い 落札値段を提示したから落札できたと判断できます。あなたに売れなければ余剰在庫となるのは明白で、しかも高値買い付けの可能性は高く、仮にオークション で売却しなおした場合に同じ落札価格で売却できるとは限らず、その差が実害金として発生します。賠償金を明白にさせるためにはその方法しかないのですが、 もう一点は査定協会に当該車両を査定してもらい査定額を算出、仕入れ値との価格差を損害金として支払う方法。オークションは相場と言うものがあって短期間 では大きな変動はありませんが、査定額と市場価格は大きな差が出る事が多々あります。査定協会は公的機関ではありますが差が大きくなったときの損害金の増 大を考慮しなければいけません。いずれにしろキャンセル料、損害金は合理的な金額でなければならないと消費者契約法に記されています。合理的な金額とは発 生した経費など明らかな金額プラス査定金額または再売却との価格差と指標されています。前述していますが、法律的になどと理論武装して構えるとあなたに逃 げ道は無いどころか、かえって大きな損害請求を受ける事になります。もしも販売店が10万の請求をしてくるようならその方が結果的に安くなるでしょう。