ベンツというかドイツ車全般にいえることだと思いますが、古くなったり距離を乗っても ボディーやシャシの傷みをあまり感じないんです。傷みというのは外見的な傷や塗装の褪せなどではなく、緩く感じるか否かという意味です。国産車だと、緩く 感じ始めていかにもボロくなったと感じる印象になる車が大半です。また、消耗品に対する考え方が違うようで、国産車では消耗品と考えられていない足回り関 連の部品やブレーキローターなど、輸入車では消耗品と考えているようです。なので、距離を走った車ならこれらの部品を交換するだけで新車のような印象へと 変わることを会社にあった営業車で経験しました。そういう意味で、お金がかかるのは仕方ないことですし、基本的には丈夫な機械なので愛着を持って接すれば 長く乗れるという意味で言っておられるのだと思います。国産車の場合、これらの部品を変えたところでリフレッシュした感じが薄いですし、これらの部品寿命 と車の寿命がイコールのように思います。最近の国産車は10万キロ以上平気だという方がおられますが、それは10年ぐらい前の話です。ごく最近の国産車 は、値段にあわせて相当安っぽく造られています。国内向けの大衆車など、5万キロも走ればガタガタですよ。そういう意味で、国産車は使い捨て感覚だと思い ます。