このような決断は、気持ちが優先するところもあり、なかなか損得勘定だけで決められな いものですね。なので考え方のひとつとして、それぞれの方向でシュミレーションしてみたらどうでしょうか。①修理して乗り続けた場合。まず100万円ほど 出費がかさむ。破損の程度は分かりませんが、走行には問題ないように修理はしてくれるでしょう。ほぼ元の状態に戻る。ただし、今は大丈夫でも、その影響で 少なからずダメージを受けた部品等が、今後故障する可能性はあります。追加修理が多少増えるかもしれませんが、致命的になるものはなく、修理によってより 確実に良くなっていくと考えて良いと思います。3年~5年後くらいにクルマを買い替えるとして、もともと8年~10年落ちになるので事故歴なしでも、下取 り価格は期待できませんので乗るだけ得になる。事故は関係なくても、年式的に消耗品も含めて今後メンテナンス費用は多くなります。気持ち的にはこれまで通 り好きなクルマがある生活ができる。普段の生活で便利である。今後、益々愛着が湧くのか、今回のことを思い出していやになるのかは気持ち次第。急いで時期 クルマ購入費用を考えなくても良い。計画的に買い替え計画を立てられる。②手放してしまった場合。今回の100万円が浮く。時期購入費用に回せる。クルマ のない生活がしばらく続く。不便さを感じることと、気持ち的にはどうか。購入費用を貯めることを急ぎがちになってしまう。必要の都度、タクシーやレンタ カーを借りることもクルマを維持するよりは安上がり。数年後、その時の生活スタイルにあった好きなクルマを購入できる。新車であったなら、しばらくは保証 があるので故障修理で出費が少ない。ちなみに車両保険については、だんなさんが今回の居眠り運転を教訓に二度と起こさない気持ちになれるか。性格的に事故 を起こしやすいのか。保険を使用すると等級が下がるので、小さい修理だと結局使わなかったり。無制限には使えず、数が多いと入れなくなる。修理費用は降り るが、修復歴のあるクルマの価値は変わらない。