新車を買うだけの予算があるのであれば新車が良いのは当然ですが、中古車に抵抗がない のであれば、コストパフォーマンスという観点で見ればいくら補助金が付こうが中古車購入が圧倒的に有利です。今の車は10年以上は問題なく乗れるのに、日 本は車の法定減価償却期間が非常に短い国なので、中古車価格が実際の車の価値以上に大幅に下がるからです。特に3年落ち前後の中古車が新車の香りが残りつ つ、値段も新車の半額近くまで落ちるので一番得ではないかと思います。このあたりの高年式中古車ならエンジンも丁度こなれてきて、新車よりも調子が良い車 が多いですし、最近の車は殆どオートマチックギアですから、荒い乗り方でガタが来ている車というのもめったにありません。どの車にするかは、せめて予算く らいは書いて頂かないと、コンパクトクラスなのかはたまたクラウンクラスでも良いのかさえ分かりませんが、一般的な視点で高速道路を長距離使う機会が多い のであれば、まずは安定感があって、そこそこのパワーがあっても低燃費で、静かでロードノイズの少ない車が良いと思います。うるさい車は高速道路を長時間 乗るとその騒音で疲れてしまいますし、安定感のない車は説明しなくても分かると思います。国産車のいわゆるCセグメント以下の車には路面グリップがしっか りしてかつロードノイズの少ない車はありませんから、上記の条件を満たすとすればDグメントのレガシ、マークX、アコードあたりになると思います。より高 速道路での安定感や安全性能を重視するのであれば欧州車のフォルクスワーゲン・ゴルフ1.4TSIトレンドライン(2.5リットルエンジン並みの低速トル クを持っています)あたり。但しゴルフの場合は現行モデルでないとロードノイズなどの騒音レベルはレガシやマークXより劣ります。尚、高速道路を走る機会 が多い場合はミニバンは勧められません。背が高くて重い割にブレーキにコストがかかっていませんから安全性能が劣りますし、重いから当然燃費が悪いです。 なぜか不安定な車には絶対に必要な横滑り防止装置さえ付けていない車もあります。車は何を置いても安全性能に優れる車を買うべきで、保守的と言われようが セダンかハッチバック、またはステーションワゴンが一番良い選択です。