今あなたが使用者となっている車の買い取り相場が200万とします。修理費に120万 掛かるのであれば、車両価格は80万になりますよね。240万の残債から80万の価値を差し引いても160万の債務があなたには残ります。このままバック レれば丸々240万ですね。債権者(クレジット会社)は債務者(あなた)に対し、強制執行の申し立てを裁判所に起こすでしょう。この場合、あなたには裁判 所より出頭要請の内容証明が送付されてきます。「こういう内容で立件されていますが、事実確認と不服申し立ての場をO月O日のOO時に行います。」という ものです。1.その日時に出頭し、簡易裁判を受け、事実を認めた上で、立会人のもと改めて支払いの約束をする。一度立件されているので、この支払いも滞れ ば、即差し押さえに切り替わります。2.その日時に出頭しなければ、不服が無いものとし、差し押さえが執行される。執行された場合、あなたが、会社員など 一定の収入があれば、給与の一部を差し押さえられます。この場合、給与から直接引かれますので、もちろん会社にも知られますし、社則によっては解雇となる 場合もあります。退職金があれば、もちろんこれも差し押さえられます。厳しい事を言うようですが、自分の支払い能力に見合わないローンを組んでしまったの ですね。債務者と債権者というのは、支払う義務がある・回収する権利があるということですよ。現時点で既に、俗に言う「ブラックリスト」には入っているで しょう。他社からの借り入れも無理と思ってください。債権回収会社に回る前に、クレジット会社に素直に相談しましょう。下手なウソはつかず、誠意をもって 謝れば、それなりの対応をしてもらえるかも・・・