あなたのロードスターは単なる足車ですか?そうじゃないですよね?で、あれば相当、思 い入れのあるクルマでしょうから、是非修理をおススメします。それもOHを。私も平成19年の1月に平成9年式のNA8を約10万キロで購入しましたが、 去年の年末から今年の2月にかけてメタルトラブルの為、約14.8万キロでOHしました。費用は約52万円ほどでしたが、財政状況によりベーシックなOH の為、ムービングパーツのバランス取りや、消耗品以外の交換は極力抑えています。OHしたからと言って、大幅にパワーアップするわけではありませんが、新 品エンジンと同様となりますので、費用なりの価値はあると思います。何と言っても、愛馬(愛車ではない)のエンジンが再び蘇り、元気に走り回れるようにな ることが最大の喜びですね。オーバーヒートしたのであれば、ヘッドガスケット抜けが考えれられますので、その辺の対処も必要になるかとは思います。いずれ にしてもOHの良いところは、完全なオーダーメイドになる点と消耗品を全て交換しますので、新品エンジン同様になること、バランス取り等もすれば、確実に スムーズに回転してくれるようになります。これはオーダーメイドのできないリビルトエンジンやヤフオクに出品されているような素性のわからない中古エンジ ンとは決定的に違うところです。ただ、中古エンジンやリビルトエンジンが必ずしもダメとは言い切れません。例えば、友達がロードスターを降りたり、エンジ ンに損傷が無い事故でクルマ自体が廃車になり、そのエンジンを格安で手に入れられるなど、程度に確実な保証があるのであれば、中古エンジンという選択肢も 十分考えられます。また、完全なノーマルで構わないと言うのであれば、リビルトエンジンと言う選択肢も考えられます。言うまでもありませんが、高速道路程 度でオーバーヒートしたのであれば、確実に冷却系等のどこかに不良箇所がありますから、この原因を潰さないと修理してもまた同じ事が起こります。中古車市 場でも徐々にタマ数が減っていますので大切に乗ってください(^^)