オイル洩れに対する業者の対応について 長文ですがよろしくいつも利用している修理業者（指定工場、親子で経営）で車検を受けた時にエンジンからのオイル洩れ（一日2滴くらい、車庫に漏れがあり ます）の修理も（息子に）頼みました。車検完成時息子に「オイル洩れは直りませんからあきらめて下さい」と言われましたが毎日オイル漏れを見ると気分が滅 入って来ました。1ヵ月後妻が「もう一度その工場の父親に相談してみる」と持っていきました（私は信頼している業者ですから無駄と止めました）。ところが 業者（父親）は「エンジン下部からのオイル漏れなら不可、上部なら（パッキン、シールの交換 30分工賃込み7000くらい）直る」と言い実際直りました（あれだけ漏れが合ったのに￥7350で直ったのを見て妻に対して私の面目は丸つぶれ、信じて いた業者（息子）に裏切られた感じです、息子がこの事（上部なら直る）を知らないとは思えず、せめて「オイル漏れなら車検は通りません」と言って欲しかっ たと思います、どういうつもりでこの息子は車検にだけ通したのでしょうか。実際オイル洩れの車なんて乗れませんし廃車も考えていました。

地面に滴るくらいのオイル漏れはひどくなると確かに困りますね。プロの整備士ならちゃ んと直さない理由を教えてほしいですね。エンジンの中ではオイルが高い圧力で圧送され続けてますのでそれを密閉しているシール類が劣化するとオイルは漏れ ます。ある程度高齢のエンジンでは必ず漏れてきますのでしっかりオイル漏れを止めるには劣化したシールの交換が必須です。エンジン上部だろうが下部だろう が漏れ箇所のシールを交換すればちゃんと直りますが、箇所によっては作業が大変なケースがあります。以下、エンジン上部から順番に一般的なエンジンのオイ ル漏れ箇所です。ブローバイホースジョイントヘッドカバーオイルシールカムオイルシールディスビOリング（最近の車はもうありません）ヘッドガスケットオ イルフィルターパッキンオイルクーラーホースジョイント（装備車のみ）プレッシャースイッチクランクオイルシールオイルパンオイルシール（液体パッキンの みの場合があります）オイルドレンボルトパッキンデフシール（ミッションオイル用）素人の私が思いつくだけでもこんなにありますので、ある程度高齢のエン ジンでオイル漏れは珍しいことじゃないんです。むしろ漏れない方が珍しい。そしてこれらのシール類で交換「できない」箇所はありません。つまりエンジン本 体にヒビが入ったり割れたりひどく歪んだりしていない限り直せないオイル漏れはありません。漏れ箇所により費用との関係で直すより放置した方がよいと判断 される場合があるだけです。ちなみに私の車は今週エンジン下部（オイルパン）のオイル漏れを直します。自分でやるので費用は1500円以下の予定です。