一時抹消、永久抹消、強制抹消、廃車、などですね。自動車は課税対象の財産として扱わ れる関係上、役所に「登録」する必要があります。登録されると、ナンバーが交付されます。そして税金を払う義務が生じます(自動車税)。自動車は、「登 録」されてかつ車検に合格しないと、道路を走ることが出来ません。この登録を一時的に止めるのが、「一時抹消」です。一時的に登録を抹消する、です。この 間は道路を走れません。でも自動車税の支払い義務はありません。一時的な処置なので、必要な手続きをふめば、再度登録できます。「永久抹消」は、もう二度 と登録することが無い、という手続きです。永久に登録を抹消する、です。但しこの手続きを行うには、事前に車の解体が必要です。一時抹消も永久抹消も、手 続き自体は簡単です。必要書類とナンバープレートを持って、運輸支局に行けばOKです。車を持って行く必要はないです。一時抹消はやったことがあるのです が、費用は忘れました。高くは無かったです。千円程度だったかなあ。「廃車」というのは、一般に車を解体して永久抹消の手続きをすることです。ただ多くの 方は登録に関する知識は少ないので、単に車の解体のことを指します。「強制抹消」ですが、車を登録したまま車検を切らしている方がたまに居られます。これ が長期に渡るとき、運輸支局が職務権限によりその車の登録を抹消することがあります。これが「強制抹消」です。なぜ「強制」かというと、一時抹消も永久抹 消も、本来車の所有者が行う行為だからです。