若干勘違いがあるようですが、今、山積みになっているのであれば、リサイクル法の施行 以前からのものが多いでしょう。追加で増えていくのは分かりませんが、山積みになっているのは税務署とトラブルがあるケースがあるようです。鉄くずの相場 が悪かったときは処理費をもらって、解体後に鉄くず屋に処理費を払って引き取ってもらっていました。(場所によってマチマチで、ゼロで住んでいたところも あるでしょう)その差額と、部品の売却益が本来の利益になるわけですけれど、流れの外人さんや個人的に来る人もいて、そういった場合は「領収書はいらない よ」といわれれば、売上も計上せずにそのままポケットに入れることがあるようです。税務署の方も怪しいところは時々お忍びでチェックをしているようなので すが、具体的な証拠も押さえにくく、「売上はあっただろう!」「そんなものはない!」の押し問答になり、こじれると税務署も意地になって監視をつけるよう です。そうすると、積み上げた車が移動したりするとチェックが入るので、うかつに動かせなくなります。税務署との意地の張り合いで、たいていは事業主が高 齢で時間切れに持ち込む覚悟のようです。漫画みたいな話ですけど、近所で数件あるということを解体屋さんに聞いたことがあります。リサイクル法にのっとっ て、まともな仕事をしているところでは積み上げているところはほとんど無いはずです。リサイクル料金の関係で解体に回さず業者オークションなどを使って輸 出するケースが多くなり、どこの解体屋さんも車が入らなくてヒマになってきています。中古車で輸出するのであれば、山積みはありません。商品にならなくな りますので。