2015/09/04
運転免許証には12桁の番号が記載されています。この番号には、ある一定のルールがあります。
まず、左から1番目と2番目の番号は、最初に免許を取得した都道府県を示しています。
具体的には北海道10、函館11、旭川12、釧路13、北見14、青森20、岩手21、宮城22、秋田23、山形24、福島25、東京30、茨城40、栃木41、群馬42、埼玉43、千葉44、神奈川45、新潟46、山梨47、長野48、静岡49、富山50、石川51、福井52、岐阜53、愛知54、三重55、滋賀60、京都61、大阪62、兵庫63、奈良64、和歌山65、鳥取70、島根71、岡山72、広島73、山口74、徳島80、香川81、愛媛82、高知83、福岡90、佐賀91、長崎92、熊本93、大分94、宮崎95、鹿児島96、沖縄97となっています。なお、北海道は管轄する地区によって複数の番号が割り当てられています。
続いて、左から3番目と4番目の番号は、初めて免許を取得した西暦年号の下2桁です。
たとえば1985年に初取得した人の場合は85と記載されています。左から5桁目~10桁目は警察内部での管理番号です。この番号については、具体的にどのような意味を持たせているのかは諸説あるうえに、個人の犯罪歴や思想を判別できるのではないかといった疑念も拭えないことから、過去には情報公開請求もおこわれているようですが、実際の利用実態については現在も明らかになっていません。右から2桁目は、チェックデジットと呼ばれる偽造防止のための番号です。偽造者が他の桁の数字をランダムに決めたとしても、ある計算式に基づいて計算した数字が11桁目の数字と合致しないと、偽造免許証であることが分かるようになっています。そして、右から1桁目の数字は、免許証の再交付回数を通算したものです。この欄の数字が大きい人は、ローンの審査時などに不利になる可能性があるという指摘もあるようです。
昭和の時代に運転免許証を取得した人であれば、今の運転免許証との違いを覚えている人もいらっしゃるでしょう。1973年頃に登場したカード式の免許証は、縦69mm・横97mmというサイズでした。しかし、1994年から1999年にかけて、免許更新のタイミングで、ほぼクレジットカードと同等のサイズである縦54mm・横85.6mmのものに段階的に切り替わりました。また、以前の免許証は記載紙を挟み込むラミネート方式でしたが、2007年からは段階的にICカード方式に切り替わりました。それに伴い、表記面の本籍地表記は廃止(ICカード内に記録)されました。
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