2016/05/02
車酔いは耳の中にある三半規管が刺激され自律神経のバランスが崩れて起こるということをご存知の人は多いかと思います。平衡感覚の発達がはじまる小児に多く見られることから、車の振動や加速に対する慣れが関係しているといわれています。そのため、大人になっても車酔いをしてしまう人は、車やその他の乗り物に対する経験が不足していると考えられており、そういった理由以外でもホルモンバランスや体質等が原因になっている人もいるそうです。また、走行中にどんどん変わる景色のスピードに眼球がついていけず脳が混乱することも車酔いに繋がっているといわれています。
車酔いを防ぐ方法として、「空腹や満腹の状態を避ける」や、「絞めつける衣類等を身に着けない」というのが有名かもしれません。お腹が空き過ぎて気持ち悪くなったことがある人や食べ過ぎて気持ち悪いという経験をしたことがある人は、車に乗る際、空腹や満腹の状態は必ず避けましょう。衣類に関しても同じです。どちらも車に乗っていなくても日常で気分が悪くなったことがある人は、車に乗る際にしっかり注意しましょう。車に乗り込んだ際に車酔いを防ぐ方法としては、「進行方向がはっきりと見える座席に座る」という方法があります。どのように揺れるか分からない受身の状態だと酔いやすいからです。ドライバーが酔ったという話をあまり聞かないのは、ドライバーは運転に集中していて車がどのように動くか把握・意識しているからです。そうはいっても、ドライバーでない限りのんびり車に乗っていたいものです。リラックスしながら車酔いを防ぐ方法としては、「遠くの景色を見る」方法が有効です。視点を遠くに置くことで三半規管のバランス感覚が正常になるという効果があります。ユニークな方法としては、「サングラスをかける」といったものもあります。サングラスをかけることで、流れる景色についていけない眼球の負担を減らすことができます。また、車酔いには強い光も一因しているといわれており、サングラスをかけることで強い光を受けることがなくなります。
あまり聞いたことがないかもしれませんが、車酔いに効果があるといわれている食べ物があります。それは、「しょうが」と「梅干し」です。「しょうが」には胃の粘膜を沈静化する成分が含まれており、吐き気を抑える効果が望めます。「紅しょうが」でも車酔いに効果があるそうです。「梅干し」は大量の唾液を促してくれるため、三半規管のバランスを整え胸のムカつきを抑えてくれます。車酔いに効果があるからといって、どちらも食べ過ぎは禁物です。また、炭酸水も胃の調子や自律神経を整えてくれるため、車酔いに効果的です。炭酸水に含まれているアルカリ成分は、体を自然な状態に保ってくれます。逆に、オレンジジュース等柑橘類はNGです。車酔いに対して吐きやすくなってしまうので、車に乗ることがあるときには避けるようにしましょう。
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