2015/03/10
自動車を購入する際、軽自動車か普通自動車(コンパクトカー)かお悩みの方は多いと思います。 「維持費は抑えたいけど、どっちが長持ちするの?」「乗り心地は軽自動車でも十分なのかな?」等、気になるところはいっぱいありますが、今回は軽自動車と普通自動車の2つのタイプについて、特に維持費と寿命を中心にご紹介したいと思います。
軽自動車の魅力は、何と言っても税金が安いことですね。 税金の種類は主に自動車税、重量税、自賠責保険となっておりますが、普通自動車と比べて一体どのくらい違うのでしょうか。 そこで、ある軽自動車と普通自動車(コンパクトカー)の税金などを算出してみました。
軽自動車(ワゴンRなど) | 普通自動車(フィットなど) | |
---|---|---|
自動車税 | 7.200円/1年 | 34.500円/1年 |
重量税 | 7.600円/2年 | 30.000円/2年 |
自賠責保険料 | 18.980円/2年 | 22.470円/2年 |
6年間合計 | 122.940円 | 364.410円 |
このように6年間とした場合、軽自動車の方がコンパクトの普通自動車の方が「241,470円」も安くなることが分かりますね。仮に車を車庫に置いているだけでも、これだけの維持費の差が出ることが分かります。 6年間とすると、軽自動車の場合、法定費用がコンパクトカーより241,470円も浮きます。 クルマを使わずに車庫に置いておくだけでも、これだけの税金の差が出ます。
次に、気になるのは「ガソリン代、つまり燃費」ですよね。一般的に軽自動車の燃費は、普通自動車より良いと聞きますが実際はどうなのでしょうか? 意外なことに、代表的な車種のそれぞれの燃費を比較してみると、ガソリン1Lあたり軽自動車は「23.5km」・普通自動車は「24.5km」となっており、実は燃費の差はほとんどないことが分かります。 しかし、運転の仕方によっても多少の違いがあるようです。 例えば、市街地を 良く乗られる場合は軽自動車、高速や郊外を走行する場合は普通自動車の方が燃費的には有利とされているようですが、軽自動車が圧倒的にガソリン代が安くなることはありません。
軽自動車のサイズは、実は一定範囲内と決められていますので、狭い路地の運転や限られたスペースの駐車に向いています。 最近では設計やデザイン性も向上しており、見た目よりも中はゆったり広々で快適なドライブを楽しむことが出来ますよ。 一方で、普通自動車コンパクトカーは軽自動車に比べて、車としての走行性能は格段に高いです。そのため、長時間のドライブや高速への合流などはスムーズに快適に運転することが出来ます。 またサイズの上限はないので、軽自動車に比べると大きいコンパクトカーもたくさん販売されています。
このように、軽自動車の近年の性能向上によって普通自動車(コンパクトカー)との差はほとんどなくなった為、税金や維持費の点では有利となっています。 ところが、平成27年度より軽自動車の税金は新車以外は金額が上がることが決定しています。もし中古車で軽自動車を検討されている方は、この点に注意されながらご自分のライフスタイルに合ったお車をお探しになると良いでしょう。
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