2017/10/13
車に乗る方ならほとんどの方がその名前を知っているであろうクラウン。 「クラウン」は説明するまでもなく英語で「王冠」という意味です。 一般的な乗用車としてトヨタが販売する車種の中ではフラッグシップモデルであり、まさに名は体を表しています。 7代目クラウンで用いられている「いつかはクラウン」という昔のキャッチコピーを今も受け継ぎ、日本の高級車へのあこがれが反映された車種でもあります。 国産の高級車の中でも、トップクラスの知名度・信頼性・耐久性を持つため、タクシーや、パトカー、官公庁などの公用車、企業の社用車として用いられる事も多いです。
車種名の「カローラ」はラテン語で「花で作った冠」、英語で「花冠(かかん=複数の花びらの集まり)」を意味する言葉で、「人目をひく、美しいスタイルのハイ・コンパクトカー」というコンセプトに合わせて名付けられたようです。 カローラは販売開始から現在に至るまで51年という非常に長い歴史を持つトヨタの代表車種で、33年間連続で車名別日本国内販売台数トップという驚異的な記録を持つ、大衆車の中の大衆車です。 また、「カローラ ワゴン」「カローラ フィールダー」「カローラ アクシオ」など、多数の派生車種があることでも知られています。
車種名である「コロナ」は、「太陽の周りに見える散乱光(及び超高温のガス層)」、あるいは「光冠(太陽や月に薄い雲などがかかった際に、その周囲の縁に色付いた円盤が見える大気光学現象)」を意味する英語です。 コロナは2001年まで生産されていたトヨタのセダンで、かつてダットサン(=日産)に独占されていた小型タクシー市場に踏み込むために開発されました。 11代目でサブネームが付いて「コロナ プレミオ」という車種名に変わり、更にその次のモデルチェンジでは「コロナ」が取れて「プレミオ」だけになり、「コロナ」という呼び方はなくなりました。 なお、「プレミオ」の車種名の由来は「(優れたものに贈られる)賞」を意味するスペイン語で、英語の「Premium」と同じ意味です。
「カムリ」は日本語の「冠(かんむり)」を由来とする車種名です。 カムリが登場する前から、クラウン(王冠)や、カローラ(花冠)、コロナ(光冠)といった「冠」繋がりの車種があり、その流れを汲んで名付けられました。 カムリは「セリカ」のセダン版派生車種として「セリカ カムリ」という車種名で登場しましたが、2代目から「セリカ」の名前がなくなり、単独で「カムリ」という車種名になりました。 カムリはカローラの上位車種という位置づけですが、3代目からはアメリカやオーストラリアでの生産を開始するなど、世界戦略車となっていきます。 現在の日本国内ではセダンカテゴリー全体の売上が低迷しているため、カムリを見かける機会はあまり多くはありませんが、世界的には非常に人気の車種であり、北米ではトップクラスの販売実績を誇り、その他にもオセアニア・東南アジアなどでも大変人気があります。 カムリは直進安定性と居住性を重視した、ロングクルージングに向いたコンセプトであるため、道幅が狭く、信号や曲がり角の多い日本よりも、広大な土地があり、快適にロングクルージングできる北米などの方が、カムリを気持ちよく走らせることができるという事も、国内と海外で人気の差がある理由のひとつであると考えられます。
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