海風の影響で車がサビる?車の塩害と対策費用について解説!

自動車のコラム

海風が車に与える影響があることはご存じでしょうか。海風が車に引き起こす塩害によって、最悪の場合車がサビて故障してしまう恐れがあります。

ここでは、塩害が起こる仕組みと、注意する場所、対策費用などについて説明していきます。愛車を海風から守って、楽しいカーライフを送りましょう!

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海風が車に与える影響とは?

海沿いのドライブを楽しんでいるときや車で海水浴に出かけたとき、あるいは海の近くに住んでいる場合、車は海風にさらされています。海風にさらされた車の表面には、風に運ばれた塩と砂による汚れが付着してしまいます。その汚れをそのままにしていると、塩害によって車がサビたり、砂によって車の表面に小さな傷が出来てしまったりします。

海風による汚れは、洗車をすることで落とすことが出来ます。このとき、注意するのは次の3点です。

  • 砂が付着したまま車の表面をこすらない
  • 高圧洗浄機を使うか、ホースの先をつぶして水圧を少しでも高くして洗い流す
  • 車の足回りを重点的に洗う

海に出かけた後であれば、早めに洗車することで対処が可能でしょう。しかし、日常的に海風にさらされる場合は、塩害の仕組みを知って対策を取ることをお勧めします。車の表面についた塩を放置すると車の故障やトラブルなどにつながり、修理費用が高くついてしまうからです。

塩害とは?車がサビてしまう!?

車の塩害とは、付着した塩によって車の部品の金属部分がサビてしまうことを指します。塩害が起こる原因は、海風、海水、台風、融雪剤などがあります。

塩害によって車がサビるのはなぜ?

金属は、空気と水にさらされると徐々に化学反応を起こします。この化学反応によって金属の表面に発生したものがサビです。サビた金属は、だんだん腐食されて薄くなったり穴が開いたりしてしまいます。金属がサビるスピードは、金属の種類や置かれた状況によって変わりますが、塩分と水分はサビを加速してしまうため注意が必要です。

車は鉄やアルミなど、多くの金属によって作られた部品で構成されています。そのため、車も塩分にさらされると通常よりも早くサビてしまうのです。もっとも、サビ対策として金属部分にはメッキ加工や塗装が施されて空気から守られているため、即座にサビることはありません。しかし、キズによって塗装が剥がれた箇所はサビやすくなってしまいます。特に飛び石で塗装が剥がれやすく、サビに気が付きにくい足回りは注意が必要です。

※足回りとは、車の下部にあるサスペンションやタイヤ、ブレーキステアリングなどを指します。走行にかかわる重要なパーツが多いです。

塩害によって車がサビたときのリスクは?

車がサビるとどのようなリスクがあるのでしょうか?

前提として、サビは一度発生するとどんどん広がってしまう性質を持っています。そのため、最初は小さなサビでも放置しておくと広がって最終的にボディに穴が開いたり、足回りの部品を故障させたりしてしまいます。足回りの部品が故障すると走行性能に大きな支障がでて事故につながる恐れがあるため、基本的に腐食した部品は交換が必要です。サビた場合は車検の足回りの点検で引っかかり、整備費用が高くつく恐れがあります。

また、サビた車は中古車としての価値も下がってしまいます。足回りのサビは走行性能の低下や耐久性の低下につながってしまうためです。

一度サビると対処が大変なので、サビる前に塩害対策を行うことをお勧めします。

塩害は海からどれくらいの距離で起こる?

塩害が起こる海からの距離は、風の強さによるため一概には言えません。海から2km以内であれば注意が必要であると言えます。また、沖縄や季節風が強い東日本の日本海側はさらに広い地域で塩害が起こる恐れがあります。逆に、風の少ない瀬戸内海沿岸では比較的塩害が起こる地域は狭いといえるでしょう。

塩害の対策が必要な地域は海沿い以外にもある

塩害は、海沿いだけで起こるものではありません。台風は海水中の塩を巻き上げてきてしまうため、台風通過後は内陸部でも洗車を行った方がよいでしょう。また、海沿い以上に注意が必要なのが雪国です。雪国では、道路の凍結や積雪を防ぐために融雪剤がまかれています。この融雪剤は塩が主成分であるため、雪国では海沿い以上に足回りの塩害対策が重要になるでしょう。

塩害の対策方法は?

塩害の対策方法は、とにかく金属部分に塩が付着したまま放置しないことと、サビが発生したときに気づいて小さいうちに除去することが大事です。特に足回りは、サビると走行に支障が生じるため注意が必要です。具体的な対策を4つご紹介します。

海の近くに住む場合はこまめに洗車をする

洗車は、シンプルかつ効果的な塩害対策です。塩害が予想される地域に住んでいる場合は1週間に1回くらいの頻度で洗車を行った方がよいでしょう。また、洗車は念入りに行えなかったとしても、大量の水で洗い流すだけでも効果があります。ただし、特に塩害の注意が必要な車の足回りの洗車は、工夫が必要です。自分で重点的に洗うことは大切ですが、きちんと洗うには車のリフトアップが必要です。また、塩害地域ではガソリンスタンドなどで車の足回りを重点的に洗うことが可能な洗車機がおいてあることもあります。

車を直接海風にさらさない

塩害地域では、車はできるだけ屋内に止めたほうが被害が少ないでしょう。屋外に止める場合は車にカバーをかけるという方法で直接海風にさらされる時間を少しでも短くすることが出来ます。しかし、車の表面に傷がついてしまう恐れがあるためカバーをかけるときには注意が必要です。

塩害によるサビを防ぐためのコーティング・錆防止剤を塗る

塩害によるサビを防ぐために、コーティングや錆防止剤も効果的です。コーティングの場合はボディへのコーティングと、アンダーコートと呼ばれる足回りのコーティングがあり、それぞれ用途が異なります。錆防止剤は、カー用品店や整備業者などから購入することができ、より狭い範囲で手軽に使用することが出来ます。コーティングを行ってもサビを完全に防ぐことが出来るわけではないので、洗車など他の対策との併用が必要です。

定期的にメンテナンスをする

定期的なメンテナンスも重要です。塗装が剥げている部分を直すことでサビの予防になります。また、サビが発生した後でも、小さなサビの時点で気づくことが出来れば、サビを除去することが出来ます。サビが大きく広がってしまったあとでは、部品の交換が必要になったり、あるいは交換が不可能なパーツの場合は廃車することになってしまいます。

海沿いでの塩害の対策費用は?

海沿いでの塩害対策として、主に業者によるコーティングがあります。コーティングは、どこにどのようなコーティングを行うのかによって大きく値段が変わります。おおよその費用は3~5万程度で、1年~2年に一度塗りなおす必要があります。

沖縄は塩害の影響が大きい?

沖縄はほぼ全域において、塩害の影響が特に大きい地域といえます。海の近さ以外にも、高温多湿の気候と台風の上陸頻度が高いことが原因です。そのため、沖縄では塩害対策が広く行われており、沖縄で新車を購入する際にはコーティングの提案をされたり、サビ対策のコーティングを行う業者が多かったりなど、沖縄ならではの車事情があります。廃車買取を行っているカーネクストでも、沖縄での廃車事例は多いです。塩害対策は費用が掛かりますが、車の故障を防いで車の寿命を延ばすうえでは非常に重要でしょう。

塩害でサビが発生したときの対処法

サビの発生に気づいたら、早めの対処が肝要です。

小さな錆は自分で対処

100円玉以下の小さなサビの場合は自分で対処が可能です。やることは、次の3STEPです。

  1. 錆を物理的あるいは化学的に落とす
  2. 錆防止剤を塗布する
  3. 塗装を直す

1の錆を落とすステップでは、小さなサビであればカー用品店などで購入できるサビ取り剤を使用することで化学的にサビを落とすことが出来ます。少し大きいサビであれば、サンドペーパーなどでこすることで物理的に落としましょう。ここで、きちんとサビを落とし切っていないと、錆防止剤を塗布しても再度サビてしまいます。

大きなさびはプロに修理を依頼する

大きなさびは、自分での修理は難しいです。車の整備工場などに持ち込んで修理を依頼しましょう。サビの大きさによっては、取り除くことが難しく部品の交換が必要になるかもしれません。その場合は修理費用が高くつくため、できるだけ早くサビに気が付いて対処することが肝心です。

まとめ

海風は車に塩害を引き起こし、さびを発生させます。車がサビると対処が大変なため、こまめな洗車やコーティングで愛車を塩害から守りましょう!

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