2017/04/17
手洗い洗車のグッズやコツを紹介する前に、まずは手洗い洗車と洗車機の比較をしていきます。
●手洗い洗車
手洗い洗車の場合、自分で洗車することになるため、手間がかかります。
また、外で作業することになりますが、冬は寒く、夏は暑いため、季節によっては快適とは言えない状態で作業をすることになってしまいます。
しかし、水道代と、スポンジやカーシャンプーなどの消耗品はコストがあまりかからず、洗車機に比べると経済的です。(洗車を人に代行してもらう場合は、手間がなくなる代わりに洗車機よりも費用がかかってしまいます)
更に、手洗いの場合は洗車傷を付けないよう丁寧な洗い方もできますし、汚れが酷い部分は集中して洗うことで綺麗に出来るため、仕上がりが良いというのが手洗い洗車のメリットです。
●洗車機
洗車機の場合は、自分で作業をしなくても良いので、手間がかからず、楽です。
洗車機は洗車の場所を自宅に用意する必要が無いため、洗車できる環境を用意するのが難しい月極駐車場の利用者でも気軽に洗車できる強みもあります。
ただし、自分で手洗いするよりも費用がかかってしまうことと、細かい加減ができないために洗車傷を付けてしまうケースが多いことや、均一に洗車するために汚れが酷い部分は洗い残しになってしまうケースも多いことなどがデメリットです。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、「多少の手間はかけても良いので、費用はかけずに、隅々まで綺麗に洗車したい」という方は、手洗い洗車がベストと言えるでしょう。
●シャワー付きホース
水圧を調整できるタイプを選ぶと便利でしょう。
●カーシャンプー
中性で泡立ちが良いもの。研磨剤は入っていないほうが傷を付けにくく、コーティングが長持ちします。
●バケツ
最低限、カーシャンプーを泡立てるためのバケツが必要。
可能であれば、スポンジを濯ぐためのバケツもあると更に良いです。
●ボディ用のスポンジ
柔らかい素材のスポンジ。ムートンでも良いです。
●足回り(タイヤ・ホイール等)用のブラシ(あるいは使い古しのスポンジでも可)
ブラシでボディを擦ると傷だらけになるので、ブラシでボディを洗車するのは避けましょう。
またブラシではなくスポンジを使う場合、ボディ用で使うスポンジとタイヤ・ホイール用で使うスポンジは別物としておきましょう。
足回りと同じスポンジでボディを洗車する場合、スポンジについた砂粒などがボディ表面に傷を付けてしてしまいますので、要注意です。
●クロス
カーシャンプーをすすいだ後に使うクロスです。マイクロファイバークロスや合成セーム皮などがあります。
●ワックス・コーティング剤
専門店やディーラーなどでガラスコーティングをしていれば、ワックスがけを毎回する必要はありません。
ただしガラスコーティングをしていれば洗車しなくても汚れないわけではないので、きっちりと洗車はしましょう。
1:予洗い
まず最初に、水だけを使って落とせる汚れを落とします。
ホーズのシャワーを使って、水圧だけで砂粒やホコリを洗い流します。
水圧は強すぎるとコーティングが取れてしまうので、程々の強さにします。
2:泡立て
カーシャンプーをバケツに入れ、シャワーで勢い良く水を入れて泡立てます。
ボディは傷が付きやすいので、スポンジでゴシゴシ擦らず、泡を塗りつけて汚れを浮かして落とすのが良いので、バケツいっぱいに泡を作ります。
3:下回りから
一番汚れが酷い下回りは最初にやってしまいましょう。
ボディを洗った後で下回りを洗うと、下回りについた汚れが再びボディについてしまう可能性があるためです。
タイヤは傷付きませんので、ブラシで擦っても問題ありません。
4:ボディにカーシャンプーの泡を塗りつける
スポンジで泡をとって、ボディに塗りつけます。
スポンジで直接ボディを擦ると傷を付けてしまう可能性がありますので、出来るだけ力は入れずに泡を塗り広げましょう。
5:すすぎ
ボディで塗り広げた泡が乾く前に水ですすぎましょう。
ボディ全体を一気に洗車しようとすると、途中で乾いてしまう可能性があるため、フロント・右サイド・左サイド・リアというように、部分毎にカーシャンプーとすすぎをするのが良いです。
6:乾拭き
全体の洗車が終わったら、クロスで水を拭き取りましょう。
柔らかいクロスでも強く擦ると傷になる可能性もあるので、優しく拭ってやるか、水滴にクロスを押し当てて水分を取りましょう。
乾拭きをせず水を蒸発させた場合、すすぎに使った水に含まれるミネラル分がボディ表面に残ってしまい、水垢となりますので、蒸発する前に乾拭きをする必要があります。
晴天など日差しが強い時に洗車すると蒸発するまでの時間が短いため、日差しが弱い曇りの天気が洗車にはベストです。
7:ワックスがけ・コーティング
仕上げにワックスやコーティング剤を使って艶を出しましょう。
ワックスよりも持続期間が長く、塗るのが簡単なコーティング剤が初心者にはオススメです。
非常にコストがかかりますが、専門店やディーラーなどでガラスコーティングをしてもらっていればワックスや市販のコーティング剤をしなくても艶が出ます。
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