2015/03/15
新車ディーラーにはノルマや販売台数によってメーカーからのインセンティブなどが支払われます。昨今の不景気で、新車の販売台数の伸び悩みをかかえたディーラーが自社の名義で一旦登録することにより、形上は販売された台数が増えるという方法をとった為、未使用車が多く出回るようになりました。
では昔からよく聞いたことがある新古車と未使用車はどう違うのでしょうか?この二つは同じ意味で使われており、最初は新古車と呼ばれていましたが、中古車にも関わらず、紛らわしい呼び方だと消費者に誤解を与える可能性が高いということで、自動車公正取引協議会が法律で禁止した為、未使用車という表現方法が使われるようになりました。販売ディーラーとしては中古車という呼び方をすると、高く売れませんし、新古車という呼び方は法律で禁止されており,使用することができませんので、苦肉の策として思いついた表現方法なのかもしれません。
未使用車を購入することで得れるメリット
①新車よりも安く購入することができる。
②すぐに納車が可能
③新車と同条件のメーカー保証を受けることが出来る。
があります。
①の新車より安く購入することが出来る理由は重量税や自賠責保険料といった新車の購入時にかかる費用を既に一度登録しているので負担する必要がない点や、キャリアカーへの積み下ろしをした際に数km走行していたりするので、新車の車輌本体価格より安い価格で販売されることが多いためです。
②のすぐに納車が可能な理由は、既に在庫として店頭にあるので、注文が入ってから生産される新車と比べると納車の時間はとても短くなります。
③新車と同条件の保証を受けることができるについては、購入時にディーラーで法定12ヶ月点検を受けると保証が継承されて新車と同条件の保証が受けれる為です。
デメリットとしては完成している車輌になるので、メーカーオプション品の追加が出来ないことや、色などを自分の好みの色に合わせることが出来ないという点です。また、一旦ディーラーの名義で登録しているので、ワンオーナー車扱いでは無くなりますので売却時の査定額に影響が出る可能性があります。
最後に気に入る未使用車の見つけ方ですが、先述したとおり、未使用車は販売ディーラーが自社の名義で登録している車輌です。一番、良い方法は電話などで気になる車種の未使用車があるかを電話で問い合わせ、実際に店舗に足を運ぶのが現実的な方法と言えます。また、中古車販売店の中には未使用車専門の販売店があるのでそういった店舗であれば気に入った車輌を見つけることができる可能性が高いといえます。ただ、下取りして欲しい車輌や廃車などで引取って欲しい車輌がある場合は利益率が低い車輌ゆえに納得いく査定額が出ないばかりか、手数料などがかかるといったこともあるようです。未使用車の購入の際に手放しを考えている車輌があるようであれば中古車買取や廃車買取の専門店へ合わせて依頼してみるのもいいかもしれません。
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