通勤におすすめの車は?疲れにくい車の選び方をご紹介

車の売却・買い替え

2020年の国勢調査では、15歳以上の通勤者・通学者の利用交通割合は、2位の鉄道・電車(17.6%)と差をつけて、自家用車が48.2%と全国で最も高い値になっています。通勤で車を使用する人の中には、車の購入や買い替えを検討している方も多いのではないでしょうか。

今回は、通勤におすすめの車について短距離・長距離に分けてご紹介します。

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短距離通勤の場合のポイント

短距離通勤での使用がメインの場合は、小回りが利くことや購入費・維持費が抑えられることを重視して選んでもよいでしょう。

軽自動車がおすすめ

軽自動車は普通自動車と比べてコンパクトで小回りが利き、購入費・維持費が抑えられるため、短距離通勤で車を使用する場合におすすめです。車は所持しているだけで自動車税、自動車重量税、自賠責保険料などがかかります。いずれも、普通自動車と比較して軽自動車の方が費用が掛からずに済むため、維持費が抑えられるのです。

注意点としては、普通自動車と比較して室内空間が狭くパワーが不足することです。そのため、休日に家族や荷物を載せて長距離ドライブを頻繁にする場合などは、あまりおすすめできません。しかし、軽自動車の選び方によってはそのデメリットをある程度カバーすることが出来ます。家族や荷物を載せることが多い場合はスーパーハイトワゴンと呼ばれる室内空間が広い軽自動車を選ぶのがおすすめです。

中古車もおすすめ

中古車は、新車を購入した場合と比較して購入費を抑えることが出来ます。注意点としては、中古車を選ぶときは車の状態に気を配る必要があることです。例えば、修復歴がある車は耐久性が落ちるため需要が低く、安く手に入りますが、購入して不具合がでる箇所が多くなると修理代で余計に費用がかさんでしまう恐れがあります。

また、古い車を選ぶときは燃費や税金、修理代が影響して維持費が高くなる恐れもあります。中古車の値段はモデルチェンジ後に落ちる傾向があるなど、よい車を安く購入するためには下調べが必要になってくるでしょう。

長距離運転の場合は疲れにくい車を選ぶ

通勤時間が1時間以上など長距離運転の場合は運転の疲れにくさや安全性を重視して車を選ぶことがおすすめです。

運転のしやすさ

毎日長距離を運転する場合、運転するときのストレスは少ない方が快適な生活を送ることが出来ます。長距離を運転しても疲れにくい車の特徴は以下の通りです。

  • 走行安定性が高い・エンジンのパワーがある
  • 正しい運転姿勢を取りやすい
  • 視点が高く、視界が広い

疲れにくい車の特徴1つ目は、走行安定性とエンジンのパワーがあることです。長時間走るときに、パワフルな走りができる車はストレスの少ない通勤を実現できます。

疲れにくい車の特徴2つ目は、正しい運転姿勢を取りやすいことです。シートに浅く腰掛けてしまうと、正しい運転姿勢が取れなくなり、腰に負担がかかってしまうこともあります。シートには深く腰掛け、しっかり足がペダル群に届く一で調整しましょう。

車を運転するときの視点は高いほど視界が良くなります。また、車のフロントガラスの端部分(ピラー)は、死角を生んでしまうため、できるだけ小さい方が視界を広くとることが出来るでしょう。このような視点の高さと広さは、運転のしやすさおよび疲れにくさに繋がります。

安全な車

長距離運転の場合は、先進運転支援システムがあると安心です。毎日長距離を運転していると、疲れている日もあるかもしれません。疲れているときの気のゆるみが事故のもとになります。そんな時でも、運転を支援したり安全性を確保する機能がある車種であれば、日常の中の突発的な事故を防いだり、より負担のない運転を実現したりしてくれます。

燃費のよさ

長距離通勤の場合、ガソリンを多く消費するため、燃費の良さも重要なポイントです。

燃費の差でどれくらいの影響が出るのでしょうか。

WLTCモードの燃費で比較して、車Aの燃費30.8km/L、車Bの燃費12.6km/L、ガソリンの値段170円/Lで年間休日が120日のケースを考えてみます。

●片道10キロで1年の場合

年間走行距離:
10km×2(往復)×245日(年間休日120日)=4900km

●片道15キロで1年の場合

年間走行距離:
⇒15km×2(往復)×245日(年間休日120日)=7350km

それぞれのケースで、各車の年間のガソリン代と差額についてまとめると次のようになります。

片道10キロ片道15キロ片道20キロ
車Aの年間のガソリン代27,048 円40,572 円132,202 円
車Bの年間のガソリン代66,101 円99,152 円54,096 円
年間のガソリン代差額39,053 円58,580 円78,106 円

燃費の違いで、年間の費用には、片道10キロで約40,000円、片道15キロで約58,000円、片道20キロで約78,000円ほどの差が出ました。通勤距離が長くなればなるほど大きな差になってくることが分かります。

短距離通勤におすすめの車種は軽自動車

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短距離通勤の場合は、おすすめの車種は軽自動車になります。軽自動車は、前述の通り費用が抑えられて小回りが利きます。短距離通勤がメインの場合は負担なく乗りやすいという点が大きな魅力です。

また、街乗りがメインになりるため、街乗りで便利な機能(例)アイドリングストップ)が付いているということは魅力に映る点になります。

スズキ アルト

スズキのアルトは、軽快な走行性能と高い燃費効率が魅力のスズキの軽自動車です。シンプルなデザインで、使い勝手の良さを兼ね備えた通勤に最適な一台です。

ダイハツ ミラトコット

ミラトコットは、可愛らしいデザインと広い室内空間が特徴のダイハツの軽自動車です。低重心で安定した走行が可能で、街中でもスムーズに運転できます。毎日の気分を上げるかわいらしいデザインで、女性にも人気です。

ダイハツ ミライース

ミライースは、優れた燃費性能と低価格が魅力です。軽自動車ながら広々とした室内で、快適な通勤を実現します。通勤に求められる実用性と経済性を兼ね備えた、頼れる相棒です。

長距離運転でも疲れないおすすめ車種

長距離運転でも疲れないおすすめの車種をご紹介します。

2人以下をのせて長距離ドライブ

長距離を通勤する方にお勧めの車は、燃費の良いコンパクトカーです。

ホンダ フィット

ホンダのフィットは、コンパクトカーの中でも特に扱いやすく、燃費性能が優れている車です。広い室内と多彩なシートアレンジが可能で、荷物をたくさん積むことができます。運転の楽しさを重視しながらも、日常の使い勝手も考えられたバランスの取れた一台です。

トヨタ プリウス

トヨタのプリウスは、ハイブリッドカーの代名詞として知られ、優れた燃費性能が大きな魅力です。滑らかな走行と静かな室内で、長距離通勤も快適です。先進的な安全機能が充実しており、安心して運転できます。エコを意識しつつ、スタイリッシュなデザインも評価されています。

スズキ ソリオ

スズキのソリオは、コンパクトなボディながら広い室内空間が特徴です。スライドドアを採用しているため、狭い駐車場でも乗り降りをスムーズに行うことが出来ます。荷物もたっぷり積めるので、長距離ドライブにも便利です。高い燃費性能と運転のしやすさが魅力です。

マツダ MAZDA2

マツダMAZDA2は、スタイリッシュなデザインと優れた走行性能が特徴のコンパクトカーです。軽快なハンドリングと燃費の良さが魅力で、長距離でも快適に走行できます。内装も高級感があり、ドライブを楽しむには最適な一台です。

休日に家族をのせてお出かけ・釣りやキャンプにも

休日に家族と出かけることが多い方や、休日にアウトドアを楽しみたい方にお勧めの車です。

トヨタ ヴォクシー

トヨタのヴォクシーは、広々とした室内と高い積載能力が魅力のミニバンです。家族での休日のお出かけや、釣りやキャンプなどのレジャーにも最適です。フレキシブルなシートアレンジで、荷物もたっぷり積めます。

ホンダ ステップワゴン

ホンダのステップワゴンは、家族向けに設計されたミニバンです。スライドドアで荷物が多いときや、子供を抱っこしながらの乗り降りもスムーズに行えます。広い室内と多彩な収納スペースが特徴で、休日のレジャーや遠出にも便利です。

日産 エクストレイル

日産のエクストレイルは、アウトドア好きにぴったりなSUVです。四輪駆動の性能が高く、山道や悪路でも安心して走行できます。広々としたラゲッジスペースは、キャンプや釣り道具をたっぷり積むことができ、アウトドアを全力で楽しむ休日をサポートします。充実した安全装備も魅力で、安心してドライブを楽しめます。

日産 セレナ

日産のセレナは、家族に優しい設計が魅力のミニバンです。広々とした室内は、長時間のドライブでも快適さを保ちます。スライドドアは乗り降りが楽で、狭い駐車場でも安心。多彩なシートアレンジで荷物をたっぷり積むことができ、キャンプやピクニックにも最適。充実した安全機能が搭載されており、安心して家族でのお出かけを楽しめます。

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