上手なファミリーカーの乗り換え方!どの車をどのタイミングでするべきか。

はじめての方へ

ファミリーカーを選ぶときは、乗車する人数や子どものことを考えなければいけません。

けれども子どもは成長しますし、家族構成も変動します。

どの車を、どのタイミングで乗り換えればいいのでしょうか。

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家族構成別!乗り換えにおすすめのファミリーカー

家族にとって最適なファミリーカーは、定員が乗車人数+1の車です。

例えば4人家族なら5人乗りの車がいいでしょう。後部座席にゆとりがあって、子どもが成長しても窮屈な思いをしなくて済むからです。チャイルドシートも余裕をもって設置できます。

また、子どもが小さいうちは乗りやすさや使い勝手も考えたいものです。電動のスライドドアだったり、床が低かったり、車内の移動が楽だったりすると、子どもが乗りやすいだけでなく、親も手間や心配なく乗せられます。

これらを踏まえて、ファミリーカーの車種別に乗り換えたい家族構成を紹介します。

軽自動車

まず初めに、軽自動車は夫婦+子ども1人の家族におすすめです。

タントやN-BOXなど、電動スライドドアの付いたハイトワゴンなら、空間が広くて車内も移動しやすくなっています。小回りが利くので、駐車や狭い道での運転も簡単です。

一方で、どの車も最大で4人までしか乗れず、横幅が狭いのが難点です。後部座席に2つ取り付けられるチャイルドシートも限られます。

排気量は660㏄で、坂道や高速道路ではパワー不足を感じてしまうでしょう。燃費は普通車よりも優れていますが、スピードを出すためにアクセルを踏み込んでばかりいると、かえって悪くなってしまいます。

ただし軽自動車は、普通車に比べて税金や車検代など維持費が安上がりです。子育てにはお金がかかりますから、車にかかる費用を少しでも節約したいなら軽自動車は最適といえるでしょう。

コンパクトカー

次にコンパクトカーですが、こちらはその名の通り普通車の中でもコンパクトに作られており、フィットやノートのようなハッチバック、ソリオなどのトールワゴンがあります。

軽自動車より横幅があるので、夫婦2人+子ども2人の家族なら丁度いい大きさです。他の普通車に比べて小回りも利き、ソリオやタンクなどは電動のスライドドア付きでかなり便利です。

1,000ccからラインアップされていますが、軽自動車以上のパワーを求めるのであれば、アクセルを踏み込まなくても走れるようになり、燃費を抑えられる1,201cc以上が望ましいでしょう。

軽自動車より税金や車検代が高い反面、本体価格は同等かやや高いくらいで、値引きによって安くなる可能性もあります。

ミニバン

ミニバンの定員は6~7人で、高い天井と低い床、電動のスライドドアに3列シートと、大人数でも快適に乗れる車です。荷物もたくさん積めますので、夫婦+子ども3~4人または祖父母や友人も乗るなら最適と言えるでしょう。

排気量によって3つのサイズに分かれ、Sサイズなら1,500ccでシエンタやフリードなどが該当します。Mサイズは2,000㏄でセレナやノアなどです。Lサイズになると2,500㏄の3ナンバーになり、アルファードやエルグランドなどがあります。

3列目に乗車する機会が多いならMサイズ以上がおすすめです。

ただし、サイズが大きくなるほど維持費はもちろん、本体価格も高くなります。また車体が重いため、同じ排気量でも他の車種に比べると、パワーに物足りなさを感じるかもしれません。

SUV

大勢乗せたいけれども、運転も楽しみたい場合には SUVは最適です。

5人で乗れる上に、ミニバンよりは走行性能が優れています。クーペをベースとした流線形のデザインも車好きにはたまらないでしょう。

ファミリーカーとして使うなら、エクストレイルやハリアーなど大きめのSUVがおすすめです。

その代わり積める荷物の量が少なく、小さな子どもは車高があって乗りづらいでしょう。

スライドドア付きのモデルもありませんから、子どもが駐車場で隣の車にドアをぶつける恐れがあります。ある程度、子どもが大きくなってから乗り換えるのが無難です。

ファミリーカーはどのタイミングで乗り換える?

ここまで紹介したとおり、家族構成によって最適なファミリーカーは異なります。ずっとミニバンに乗れば、どんな家族構成にも対応できますが、燃費の悪さや維持費の高さがネックです。

やはり独身から結婚、ママになったとき、子どもの独立、親の介護など、ライフスタイルが変化したタイミングで乗り換えるのが効率的といえます。

乗り換えではリセールバリューを意識

ライフスタイルに合わせて乗り換えると、一台あたりのサイクルは3~7年程度と短くなり、そのたびに本体価格が大きな負担です。

そこで「リセールバリュー」のある車を選べば、数年後も高額で買い取ってもらえる可能性があるので、乗り換え時の出費を少なくできるでしょう。常にコンディションの良い車に乗れるのもメリットです。

例えばミニバンならアルファード(ヴェルファイア)などの人気モデルを筆頭に、3年後でも5割以上のリセールバリューがあります。SUVならハリアーやエクストレイル、ヴェゼルなどです。その中でも黒や白あたりの無難な色だったり、カーナビや安全装置などオプションが充実していたりするほど高値がつく傾向があります。

安さを重視するとキケン!

確かに低年式で走行距離の多い中古車は安いですが、維持費は高めです。

例えば自動車税は初度登録から13年目(ディーゼル車は11年目)、自動車重量税は13年目と18年目に割り増しされます。

10年経つと多くの部品が寿命を迎え、修理や交換が必要です。車検に通すのも高額の整備代がかかるでしょう。乗り換えるときは値がつかず、廃車にするしかありません。

これらをトータルすると、1年あたりの費用は高年式で走行距離が少ない車を乗り換えるより割高になる場合もあります。

リセールバリューは需要によって常に変動しているため、必ずしも狙い通りの金額で買い取ってもらえるわけではありません。過度の期待は禁物です。

むしろ少しでも高値で買い取ってもらうには、走行距離が5万または10万キロを超える前、初度登録から5年または10年を超える前に手放すのが理想です。

このタイミングで買取額は大きく下がります。

自動車税は普通車なら還付されますし、車検代は買取額に上乗せされますから、タイミングとしては、それほど気にしなくても良いでしょう。

ファミリーカーを乗り換えるなら下取り?買取?廃車?

ファミリーカーを乗り換えるとき、それまで乗っていた車を手放すには3つの方法があります。

その3つとは、ディーラーでの下取り・中古車買取・廃車買取という選択肢です。

ディーラー下取りを選択

まずは「ディーラーの下取り」です。

買取額をそのまま次の車の購入資金に充てますので、一度に売却と購入ができ手続きが簡単です。

乗り換えるのが同じメーカーに限定されますが、リセールバリューのある車ほど割引額が大きくなります。

ただ、それ以外だとメリットはほとんどありませんので、あまりオススメできる方法ではありません。

中古車買取を選択

「中古車買取」は買取額を現金で受け取れる方法の一つです。

多くの車はディーラーでの下取りよりも高値がつきます。

また、業者によってどういった車を買い取りたいかという需要が異なるので、高く買い取ってもらうには複数の業者から見積もりを取るとより高値で買い取ってもらえます。

ただし、この方法は手間がかかりますし、何より訪問査定時に来る担当スタッフへの対応時に交渉力も要求される方法ですので、その点は注意が必要です。

廃車買取を選択

低年式や過走行だったり、事故車だったりして下取りや買取を断られても、「廃車買取」なら値がつく可能性があります。

廃車買取の場合は、そういった車であっても海外に輸出したり、部品を再利用したり、スクラップを売却したりできる為、意外と高値がつく可能性もあるのです。

同じ車でも中古車買取の査定額よりも数十万円も高くなる場合があるので、お得に乗り換えるためにも一度査定に出してみる事が推奨されます。

なお、査定に出す場合は、訪問査定がない業者を選ぶと、対応時間の捻出も交渉力も不要で楽です。

まとめ

家族構成によって最適なファミリーカーは異なります。

合っていない車を選ぶと不便な思いをしたり、維持費が高くついたりするでしょう。

ライフスタイルの変化に合わせて数年ごとに乗り換えるほうが、安上がりな場合もあります。

カーネクストでは、下取りや普通の買取で値がつかない車を0円以上で廃車買取しております。レッカー代や手続きにかかる費用は無料です。

ファミリーカーに乗り換えるための資金作りに、是非ともご検討ください。

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