福祉車両は買取出来るの?福祉改造車両は改造車カテゴリなのか

車の売却・買い替え

福祉車両を所有している方や福祉改造車両を使用している方は、車を乗り換えたり廃車をいざ行うとなった時に、福祉車両は改造車両になるし車の買取は難しいだろうと思われる方も少なくないでしょう。福祉車両の販売台数は近年大きく伸びているわけではありませんが、日本自動車工業会の統計によると2014年から2019年までの5年間、普通車・小型車の福祉車両だけで毎年20,000台以上が販売されています。特に送迎車は5年間ずっと増加傾向となっています。今回は、福祉車両のことや福祉車両の買取事情、福祉車両の廃車買取はできるのかについて詳しく解説します。

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福祉車両とはどんな車?

福祉車両とは、自操式または介護式の福祉改造車両のことをいいます。自操式福祉車両は、身体運動能力上に障害がある操縦者(ドライバー)においても運転が出来るように技術上に一定の改造が施された車両のことです。介護式福祉車両とは、身体の不自由な方の介護や送迎に利用するために技術上に一定の改造が施された車両のことです。

自操式の福祉改造車両は2つのタイプに分かれる


自操式の福祉改造車両は、身体に不自由があり車の乗降や運転をする際の補助装置を必要とされる方のために運転補助装置が付いたお車になります。運転補助装置付きは二つのタイプがあり、手動装置または左足アクセルが付いた車両、または足動装置のついた車両になります。

手動装置付きの運転補助装置付車とは


手動装置の車にはハンドルに旋回装置がついており、片手で操作が容易にできるようになっています。手動装置には、フロア式とコラム式があります。

フロア式…走行中にカーブや曲がり角の操作の際や、ブレーキ操作の際に運転姿勢が保ちやすいタイプになっています。
コラム式…ハンドル下部に操作レバーが取り付けてあり、足元の広さが保てるようになっているタイプになります。
右足でのアクセルとブレーキの直接操作が困難な方や、右足でアクセルとブレーキペダルの踏みかえ操作が困難な方へ、左足でアクセルを操作できる運転補助装置付きの左足アクセル車があります。

足動装置付きの運転補助装置付車とは


足動装置付きのの運転補助装置付車とは、足のみで運転操作を行うことが出来る車になります。運転席の足元の左側にハンドルペダルが増設され、左足でハンドル操作を自転車のペダル操作のように行います。

介護式の福祉改造車両は3つのタイプに分かれる

身体の不自由な方の介護や送迎に利用のため介護式の福祉改造車両の場合は、回転シート車・昇降シート車・車いす移動車があり、ニーズによって3タイプに分かれます。回転シート車は、主に助手席のシートがスライド(回転)します。同乗者の方が乗り降りに不便を感じている場合、外側にシートが回転しますので乗降の動作がラクになります。昇降シート車は、同乗者のシートが車外に大きくセリ出し低い位置まで下がります。乗降位置の高さが低くなるため車椅子を利用されている方の乗り降りがラクになります。電動での昇降シートになるため、介護する際の力の負担が軽減します。昇降シート車は、ドアの外までセリ出してくるため駐車スペースを広く確保する必要があります。車いす移動車は、スロープまたはリフトを使って車いすのまま車内に乗り込むことが出来る車です。特に車いすを水平に保つ必要がある方は、リフトタイプの車いす移動車であれば安心です。

メーカーごとに異なる福祉改造車両の名称
ウェルキャブは、トヨタ自動車の福祉改造車両の特装車の名称です。1996年以前までは、ハンディキャブと呼ばれていました。ウェルキャブは、ウェルフェア(福祉)・ウェル(健康)・ウェルカム(温かく迎える)とキャビン(客室)を合わせた造語となっています。
ライフケアビークルは、日産自動車の福祉改造車両の名称です。日産自動車の特装自動車を手掛けるオーテックジャパンによって制作されています。
スバルでは、トランスケアシリーズが福祉車両のシリーズの名称となっています。

福祉車両の購入を考える時は


福祉車両は種類も多く、利用する方にとっての必要な機能や使い勝手が合うかどうかの確認が必要です。介護式の福祉改造車両を選ぶ場合は、同乗される方にとって乗車中に快適に無理のない姿勢で座れるかどうか、必要な介護用品や車椅子、杖などを積み込むことが出来るかなど、購入前に確認が必要です。販売店やディーラーで直接展示されているところや、試乗車の用意があるところで確認できれば最も安心でしょう。各自動車メーカーのウェブサイトにも詳細が掲載されていますので、まずは確認と、購入前に相談をされることをおすすめします。

福祉車両の車買取事情とは

福祉車両は福祉改造車両といって、技術上一定の改造が施された車両になります。一般的に改造車両というと、純正の車とは異なり買取業者によっては買取を断られてしまったり、買取金額がつかないということもありますが、福祉改造車両はどうなのでしょうか。

福祉車両の車買取を出来る業者


売却予定の福祉車両が、特に修理等も必要なく走行が出来る状態で、年式も一般的な中古車買取のように低年式の枠に入らず、そのまま中古車両として利用が可能な場合、福祉車両の中古車買取は出来るのでしょうか。まず、福祉車両の中古車買取は、売却先の買取業者をしっかりと選ぶことが出来れば買取可能です。福祉車両の中古車を買取できる業者の特長として、買い取ったあとの販路があるかどうかがポイントになります。福祉車両はニーズが全国にあり、中古車を探している人ももちろん多いのですが、どこで購入できるのかわからないという方もが多いのです。そのため、福祉車両専門店や、福祉車両の取り扱いがあるディーラーの認定中古車販売に購入意欲のある集客が多い傾向があります。ディーラーの認定中古車の場合は、下取りによって仕入れた車両が多いため、あまり買取りに力を入れていません。福祉車両の中古車買取査定を行い、高く買い取ることが出来る業者を選ぶなら、中古車として多様な車両の販路をもつ業者を選ぶことです。特に全国対応をしている業者や、オートオークションに対応している業者などを選ぶと、販路が拡大するため買取もつきやすくなるでしょう。

福祉車両の廃車買取を出来る業者


福祉車両のなかでも、中古車としての再販が難しい事故車や故障車、年式がかなり古い車の場合は専門店での買取が難しい場合もあります。再利用が出来ない福祉車両は、中古車での売却は難しく廃車を選択することになりますが、廃車であっても売却先次第では買取がつくことがあります。また、廃車を依頼する場合は、売却先次第では廃車手数料がかかることもあります。まずは、廃車自体に費用がかかる業者かどうか、特に不動の福祉車両の場合、引取費用がかかってしまうと移動の距離次第で高額になることもあるため、前もって確認してから見積もりをとってみましょう。福祉車両であっても、自動車メーカーによって技術上必要な改造が行われた福祉車両は個人の趣味によるカスタムカーとは異なり、廃車の解体をしてリサイクルを行う業者等では部品やエンジンパーツ等の価値があり、買取ができます。特に福祉車両は売却先選びが大切になりますので、見積もりをしっかりとって業者選びをするようにしましょう。

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福祉車両の廃車手続きは複雑?

福祉車両を個人(高齢者のご家族や身体が不自由な方のご家族またはご本人)が所有する場合は、廃車の手続きは一般的な普通車または軽自動車の廃車手続きと同じです。しかし福祉車両助成事業車の場合は、必要な手続きがあります。

福祉車両助成事業車両の廃車の場合


福祉事業を行っていて、日本財団の福祉車両の助成を受けて車を所有している事業者の場合は、該当車両を廃車するには、日本財団に廃車する旨を届出なければいけません。まず、廃車の理由や車両の状態を日本財団に伝えます。廃車の了承を得られたら、廃車手続きを行います。日本財団では、使用できる間は使用するを原則にしていますので、了承を得たら車を解体し、永久抹消手続きを行います。永久抹消手続きをするには廃車解体業者に車両の解体を依頼し、完全解体後に永久抹消します。永久抹消後の書類を日本財団へ提出し、廃車完了となります。

まとめ


福祉車両は福祉改造車両という名称で呼ばれていますが、個人の趣味によるカスタムカーとは異なり、自動車メーカーが身体の不自由な方が運転するためや、高齢者の方の介護や送迎に利用するために、必要な一定上の改造が行われています。福祉改造車両は需要が高いものの、個人ではわかりづらい点が多く、購入や売却にいたるまで不安もあると思います。福祉改造車両購入前には、対応が出来るディーラーへ相談をすると安心です。また、福祉改造車両の買取業者を探すなら、売却先選びが最も大切ですので、見積もりをとったり業者探しを行うために余裕をもって早めに動かれることをおすすめします。

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