4月から新生活が始まり、車が必要になった方、不要になった方、生活スタイルの変化とともに車を売るか買うかの選択を迫られている方も多いのではないでしょうか。通勤や通学に利用する公共交通機関に不便さを感じる場合、車は毎日の足となります。4月は仕事始めや進学のタイミングでもあり、新社会人や新入生の方のなかには車の購入を検討する方も多いでしょう。車の予算を100万円以内と決めて、車を購入することは出来るのでしょうか。こちらでは予算100万円以内で購入できる車や、車を購入する時の注意点について詳しくご紹介します。
カーネクストでは中古車の販売は行っていませんが、乗らなくなった車の買取は4月も積極的に行っています。乗り換えることになって古い車を売りたい方、新生活で使わなくなってしまった不要車の車買取があれば、お気軽にお問い合わせください。
車は予算100万円以内で購入できるの?
新生活が始まるとなると要り様なことも多く、車の購入に充てる予算は限られると思いますが、その中でもお気に入りの一台を購入したいですよね。車の予算100万円以内で購入することは出来るのでしょうか?こちらでは、車の予算だいたい100万円までで、車を購入するために購入前にチェックしておきたいポイントからご紹介します。
新車販売価格が高騰傾向?
各自動車メーカーから発売されている新車販売価格が、年々高くなっていると感じている方は多いようです。新車を製造する自動車メーカーは、どんどん厳しくなる安全基準や燃費基準に対し、適応するための最新技術を搭載した自動車を製造しています。その最新技術を搭載するため、製造工程にも高い技術力が必要となることから新車の販売価格が高くなっているのではないでしょうか。特に軽自動車は、数年前に比べると新車販売価格が高くなっている傾向です。年間の販売台数ランキングで近年ほぼトップを走り続けているホンダのN-BOXは、ベースグレードが1,428,900円~とカスタムグレードが2,019,600円~となっており、他社のコンパクトカーの販売価格とあまり差がありません。高額になっている新車価格から考えると、予算100万円以内で購入するのであれば中古車を選択する方も多いでしょう。ただし、中古車を購入する場合でも注意しておかないと予算を超えてしまう可能性があります。そちらの注意点を次項でご紹介します。
車の購入に必要な費用は車本体価格だけではない?
車の購入前に、ディーラーのウェブサイトやウェブカタログ、中古車情報誌やオンラインの中古車検索サイトをチェックする方が多いでしょう。ウェブカタログなどを見ていると、車種やグレードごとに車両本体価格(またはメーカー希望小売価格)の記載もあります。自動車メーカーによっては、ウェブサイト上でオプションを付けた時の見積もりを自動計算し確認が出来るようになっているところもあります。オプションをつけて合計でいくら程度かかるのか、前もって確認出来るためとても便利ですよね。ただし、車の購入にかかる費用は、車両本体価格や車両オプション価格だけではありません。車を購入するには、様々な諸費用が必要になってきます。
車検費用
新車を購入する場合、ディーラーで見積もりをとると新規検査登録費用が必要となります。メーカーごとや店舗ごとに新規検査登録費用の金額の設定は異なるため、車両だけでなくこちらの費用がいくら程度かかるのか前もって確認する必要があります。
中古車での購入の場合は、車検残存期間がある車両なら残存期間分を含めての車本体価格での販売をされていることもあり、この場合購入時に車検を通すための費用はかかりません。ただ車検残存期間が少ない車両や、抹消済みで販売されている中古車の場合は、中古車新規登録と検査費用がかかるため車両価格とは別に車検費用が必要です。
車検費用の内訳
車検にかかる費用には、法定費用と車検を受けるお店ごとに設定されている点検整備料や車検代行料があります。法定費用は車両の車種や重量ごとに決められていて、自賠責保険料や運輸支局や検査場で車検を受けるための検査手数料、自動車重量税が含まれます。
整備にかかる費用
車検整備費用とは別に、車自体に整備の費用がかかる場合もあります。納車前にディーラーに依頼する整備としては、汚れ防止やUVカットのためのコーティングや、融雪剤を利用する積雪地帯や海岸沿いに近い塩害を受けやすい地域での足回りの錆止めなどがあります。車検は残っている中古車で、登録費用はかからなくても、納車前の点検に整備工賃がかかり、見積もり時に提示されることもあります。
車の手続き代行手数料
購入する車の名義変更手続きや、車庫証明の代理申請など車の書類上必要な手続きの代行費用が車両価格とは別にかかるところがほとんどとなっています。代行手数料は手続きの内容によりますが、1万円~2万円前後かかるところが多いようです。
納車費用
車屋から自宅までが遠方の方による購入や、インターネットから県を跨いで購入されることもあるかもしれません。購入後に販売店まで車両を直接受け取りにいく場合は特に納車費用は不要ですが、納車を自宅まで依頼する場合は、運搬費用がかかることもあります。また、購入してから納車までに空車期間がある場合、代車サービスに費用がかかるお店もあります。
車の購入から引き渡しまで期間がかかる
新車でのご購入の場合、人気の車両などは納車まで数か月かかることもあるようです。例えば、2019年にフルモデルチェンジを行ったトヨタのRAV4は、新車の納車まで4カ月以上の待ちが必要となり、生産が追い付かずオーダーストップになるほどの人気となりました。スズキの人気軽クロカン車であるジムニーは、2017年にフルモデルチェンジを行い、その後納期1年以上待ちの人気車両となっています。車が毎日必要な地域にお住まい方にとっては、この空車期間がデメリットに感じるため、空車期間のない在庫がある車両から購入を検討したり、中古車市場での流通数が多い車を探す方も多いようです。
車購入後のアフター保証も要確認
新車購入保証や中古車購入保証など、ディーラーやお店ごとにアフターフォロー期間を設定していることがあります。二回目車検までに必要な部品交換等の定期メンテナンスや、冬季のスタッドレスタイヤへ履き替え時期のタイヤ預かりサービスなど業者ごとにアフター保証を設定されています。特に中古車に関しては年式や車の状態次第で業者によってはアフター保証サービス対象外の車もありますので、故障やメンテナンスに不安がある方や初めての車の購入で心配という方はアフターフォローについても確認しておくと良いでしょう。
予算100万円で新生活におすすめの車種をご紹介
新生活に向けて車が必要になった方のなかには、予算を決めて予算内に収まる車両の購入を検討される方も多くいらっしゃるでしょう。こちらでは、新車・中古車で予算100万円以内で購入が可能な車をご紹介します。
新車で探す予算100万円の車は?
新車購入で予算100万円以内の購入が可能な車というと、軽自動車であればいくつか候補に挙げることが可能です。例えば、スズキ自動車販売から販売中の軽自動車のアルト(マツダのキャロルもOEM供給のためほぼ同車体)は、グレードやトランスミッションの選択次第で、予算100万円以内での購入が可能です。
予算100万円で見積シミュレーション
スズキ アルト グレードF・2WD・5AGS (フェニックスレッドパール)
トランスミッションの選択をMT車にするとエコカー減税対象外になってしまいますが、5AGS車であれば現時点(2021年3月)ではエコカー減税対象車となるため初期費用が安くなります。
車両本体価格(メーカー希望小売価格) | 863,500円 |
自動車税種別割(3月) | 0円 |
環境性能割 | 0円 |
自動車重量税 | 5,600円 |
自賠責保険料 | 29,500円 |
リサイクル料金 | 7,250円 |
登録届け出諸費用の概算※ | 46,970円 |
見積もり合計金額 | 952,870円 |
登録届出諸費用はいわゆる新規登録時の名義登録にかかる諸費用のため、概算提示となっていてディーラーや店舗ごとに金額に差異があります。
中古車で探す予算100万円の車は?
中古車で購入予算100万円以内の車種はあるのでしょうか。もちろん年式や走行距離などによっては、かなりお買い得な中古車もありますが、車検整備やアフター保証などがついているお車となると限られてきます。購入後の保証がついている車両で、車検残存期間もあり100万円以内で購入が出来る中古車でいえば、コンパクトカーやスポーツハッチバックなどの国産車がおすすめです。
例えば平成31年(2019)式の日産のノート。走行距離は30,000キロオーバー目立った大きな傷はなく、事故歴修復歴がないことも確認済の車です。一年で約1万キロを走行している車両となり、使用感はありますが、まだまだ乗ることが出来る状態の車です。車検整備費用を含めての、中古車販売価格は84万円となっており、こちらにアフター保証や納車時の陸送料金がかかってくるとおよそ100万円前後となるでしょう。
車の乗り換えや購入する時の3つの注意点
新生活に向けて、車を乗り換えたり購入する予定がある方へ、注意しておくと良い3つのポイントをご紹介します。特に初めて車を購入する方や車を初めて売却する方は、ぜひ参考にご覧ください。
自賠責保険だけでは補償が足りない
車を購入すると、新車登録や中古車の継続車検に自賠責保険の加入が必須となります。自賠責保険に未加入の無保険状態では公道を走行すること自体が出来ないため、ディーラー等で車を購入する時に車検登録や新規登録を依頼するなら、法定費用の中に自賠責保険料金が含めて見積もりされていることがほとんどです。ただし、この自賠責保険に加入しているからといって、今後の車両運行時にアクシデントがあった時の補償が足りているかというと、実は自賠責保険の補償だけでは足りません。対自賠責保険の補償対象は事故を起こしてしまった時の相手側への補償のみです。もしも運転していて物損事故を起こしてしまったり、自分自身が事故等で怪我や車両が損傷してしまった時の補償はありません。あくまで被害者救済を目的としている保険が自賠責保険なのです。そのため、自賠責保険だけでなく車両保険などの任意保険に加入しているドライバーが多くなっています。車の購入時は予算を出来るだけ抑えたいとは思いますが、もしもトラブルがあった時に任意保険に未加入の場合はすべて運転者負担となり、高額な治療費等がかかって大変な思いをすることもあります。
購入する車のサイズは駐車出来るサイズ?
車の購入前に駐車場を決めてしまうと、いざ車を購入し停めようとしてから実は駐車条件に収まらないことに気づくということがあるようです。特に、都市部などもともと駐車スペースが限られる地域や、マンションなどの集合住宅に備えられている駐車スペースは車幅や車高の制限があることが多くなっています。都市部に多い機械式駐車場や、タワー型駐車場の場合はハイルーフの車を停めるスペースの数自体も限られるため、月極駐車場の場合は空きが出るのを順番待ちしているという方もいるようです。人気のSUVは、車高が高いため駐車可能な場所が限られることから、車を購入する前にある程度車高に制限のない駐車スペースを確保する必要があります。
乗り換え時クルマの売却先の選び方
生活スタイルが変わるために乗り換えをされたり、車が不要になるという方はまだまだ乗ることが出来る車の売却を行う可能性が高いでしょう。ただ、長く乗っている車の場合、低年式車であったり、走行距離が多い車となってしまうため、高い金額で売ることは難しいと思われるかもしれません。ですが、車は売却先次第で高く売れる可能性があります。特に低年式車や多走行車であっても海外では需要が高い車も多く、海外輸出が可能な買取業者であれば中古車店では買取が難しいと言われてしまった車であっても買取出来ることも多いのです。不要車を売却する、次の車に乗り換える時は余裕をもって売却先選びすることで次の車の購入資金に充てることが出来るなど得する場合も多くなっています。
まとめ
4月の新生活に向けて、車を購入する方、乗り換える方に購入前のポイントや注意点をご紹介しました。また、予算を設定し車を購入する方には100万円以内で購入することが出来る新車や中古車をご紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。
不要車の売却や、乗り換え時の古い車の売却先をお探しの方は、無料で見積もり可能なカーネクストで、ぜひお気軽にお問い合わせください。低年式車両や多走行車も買取対象となっています。