車にイタズラ傷を付けられた!修理方法や対策方法を解説

自動車の困り事

車を駐車場に停めていたら、イタズラ傷を付けられた経験はないでしょうか。愛車として大事に乗っている車にイタズラ傷を付けられると、ショックが大きいですね。犯人に対して強い怒りも湧いてくるでしょう。

では、車にイタズラ傷を付けられたのに気づいたらどうすればいいのか、修理方法や対策方法について解説していきます。

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車のイタズラ傷は犯罪!まずは警察に相談を


車にイタズラ傷を付けられたのに気づいたら、最初に行うことは警察への通報です。

車にイタズラ傷をつけるのは犯罪

他人の車にイタズラ傷を付ける行為は、刑法261条の器物損壊罪にあたる可能性があります。犯人が見つかって逮捕された場合には、罰せられることになるでしょう。器物損壊罪の法定刑は3年以下の懲役または30万円以下の罰金です。

犯罪行為だという認識がなく、軽い気持ちでイタズラ傷を付ける人もいるかもしれません。しかし、立派な犯罪行為であるため、被害に遭った場合には毅然とした態度で対応することが大切です。

ただ、器物損壊罪は犯罪の中でも検挙率が低く、犯人が見つからないことも少なくありません。平成27年の犯罪白書によると平成26年に発生した器物損壊事件の認知件数126,818件でした。1ヶ月に平均して1万件程度の器物損壊事件が発生していることになります。

これに対して、検挙件数は10,509件に留まります。割合で見ると僅か8.3パーセントです。器物損壊罪にあたる行為をしても、バレずに済んでしまっているケースはかなり多いということになります。10件中1件で犯人が捕まれば良い方です。

車にイタズラ傷をつけられたらまずは警察に相談しよう

もし、イタズラ傷の被害を受けた場合には、まずは警察に通報しましょう。通報しないことには警察の方も被害があったことを認識してくれません。通報すれば、イタズラ傷を発見したときの状況について警察官が詳しく話を聞かれて、被害届を出すかどうか尋ねられます。そして、事故証明書を作成してもらいましょう。

ただし、被害届を出したからといって、必ずしも捜査が行われるとは限りません。被害届は単に被害に遭った事実を警察に申告するだけのことです。

一方で器物損壊罪は刑法上、親告罪という扱いになっています。被害者が告訴しないと犯人を処罰することができません。そのため、告訴状を提出しない限り、車にイタズラ傷を付けられても、警察では特に捜査を行わないことが多いです。

また、器物損壊事件として告訴状を提出しようとしても、車のイタズラ傷くらいではほとんど受理してもらえません。証拠がなく犯人特定のめどが立たないと、渋い顔をされてしまいます。とりあえず書類を預かるだけという例も多いです。

車につけられたイタズラ傷、どう修理する?


犯人が捕まらなかったとしても、イタズラ傷をそのままにしておくわけにはいきません。
とりあえず修理する必要があります。

任意保険の内容を確認する

まずは、任意保険が使えないかどうか確認してみましょう。車の任意保険は、交通事故に遭ったときにしか使えないものだと思っている人もいるかもしれません。しかし、イタズラ傷を付けられてしまったような場合でも、保険金が下りる場合が多いです。

ただし、任意保険に車両保険を付けていない場合には、補償対象になりません。車両保険を付けている場合でも、イタズラ傷の修理が対象になる場合とそうでない場合があります。分からない場合は、念のために保険会社に電話して聞いてみましょう。

車のイタズラ傷を修理するには意外と費用がかかることが多いです。傷の程度にもよりますが、何十万円もかかります。自腹で修理するのはかなり痛手でしょう。1ヶ月分の給料を軽く超えてしまうくらいの金額になるケースも多いです。

保険金が下りれば自腹を切らなくて済むため、とりあえず安心ですが、翌年から等級が1つ下がってしまう点に留意しておきましょう。

また、保険金を請求する手続きを行う際に、警察が作成した事故証明書の提出を求められます。事故証明書がないと、保険金を請求できないため注意が必要です。

等級にも注意!
任意保険の車両保険を適用させれば、修理費用を保険会社から出してもらう事が可能ですが、それによって保険の等級が下がり、月々の保険料が高くなる事があります。

なので、安く修理できる場合は自腹で、修理が高くなる場合で車が新しい場合は保険適用で、修理が高くなおかつ古い車の場合はいっその事、廃車買取に出してそのお金で新車の購入に充てる方がコスパは良くなります。

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自腹で修理する

任意保険に加入していなかった人や、加入していても車両保険を付けていなかった人は自腹で修理するしかありません。高額な修理費用がかかるということで、とりあえず先延ばしにしてしまう人もいるでしょう。

しかし、イタズラ傷を放置しておくのはあまりおすすめできません。外見が格好悪いだけではなく、場所によっては錆びてしまう可能性もあります。そうなると、さらに高額な修理費用がかかってしまうでしょう。

イタズラ傷を修理する際には、カー用品店やディーラーなどに相談します。修理の見積もりなどを出してもらえるので、金額を見て修理を依頼するかどうか決めましょう。もし自腹で支払うのが難しい場合には、DIYで修理することも可能です。

イタズラ傷の修理用のペンがあるので、小さなイタズラ傷であれば、なぞるだけである程度は修理できます。塗って乾かすだけなので簡単です。傷で塗装が剥げている部分がコーティングされれば、錆びる心配もなくなるでしょう。大きな傷を付けられてしまった場合には、これだけで直すのは難しいかもしれませんが、放置しておくよりはずっと良いです。

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イタズラ傷を防ぐための対策方法


イタズラ傷は警察があまり良い対応をしてくれないため、自分で十分な対策を講じておく必要があります。

対策グッズを車に付ける

防犯グッズを利用することで、車のイタズラ傷は大部分防止できます。特に有効なのは、ドライブレコーダーです。交通事故のときに活躍する防犯グッズですが、イタズラ防止にも役立ちます。ドライブレコーダーが作動しているというだけで、車にイタズラ傷を付けるような人は避けて行くことが多いです。

もし被害に遭ってしまった場合でも、映像で証拠が残ります。警察が告訴状を受理してくれる可能性も高くなるでしょう。

また、いざというときにバッテリー切れにならないために、なるべくバッテリー容量の大きなドライブレコーダーがおすすめです。

ドライブレコーダーと併せて「カメラ作動中」のステッカーを貼るのも効果的です。車にカバーをかけておくのもいいでしょう。愉快犯であれば、特定の車を狙っているわけではないため、ステッカーが貼られている車や、カバーがかけられている車は避けていきます。

カーセキュリティを取り付けるのもおすすめの対策方法です。車に近付くと音が出るので、犯人は驚いて逃げて行きます。

その他にできること

車のイタズラ傷は、コインパーキングや店舗の駐車場などで付けられるケースが多いですが、自宅に停めていて被害に遭うこともあります。その場合には、自宅のガレージなどにも防犯カメラを付けておくのがおすすめです。

なるべく目立つところに設置すれば、犯人は逃げるでしょう。死角が多い場合には、本物の防犯カメラと一緒にダミーカメラを混ぜて設置するのも有効です。センサーライトなどを設置するのもいいかもしれません。夜間にいきなり明かりが灯れば、犯人も驚いて逃げて行きます。

また、犯人は人目につきやすいところに停められている車をよく狙います。外で車を停める際には、なるべく人目につきやすい場所を選ぶようにしましょう。防犯カメラに映りやすい場所を選ぶのも、良い対策方法です。

もし、防犯カメラに映りやすい場所でイタズラ傷を付けられてしまったら、カメラの設置者に事情を説明して映像を確認してもらいましょう。犯人が車に傷を付ける様子が映っていれば証拠として使えます。

まとめ

車にイタズラ傷を付ける行為は、犯罪ではあるものの、警察はあまり積極的に対応してくれません。泣き寝入りしないためには、ドライブレコーダーやステッカー、カバーなどで対策をする必要があります。そして、もしやられてしまったときのために、任意保険に車両保険を付けておきましょう。

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