運転時の腰痛はこれが原因!対策を知って痛みにサヨナラ

自動車の困り事

長い時間の同じ姿勢。車を運転する時に「腰痛」に悩まされることってありませんか?日常的に車を運転する人が、こうした慢性的な腰痛に悩まされていると、なかなかつらいものがありますよね。そこで、本記事では、車を運転する時に起きる腰痛の原因と対処法についても解説します。腰痛にお悩みの方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

車の運転で腰痛になる原因は何?

まずは、車の運転をすることによって腰痛を引き起こしている原因について解説します。

原因その1.車のシート

まずは「車のシート」に原因がある場合が考えられます。シートは車の運転のために必ず座るものですが、シートが身体に合っていないと腰痛が起こりやすいのです。腰痛を起こさないためには、正しい姿勢を保てるシートを選ぶ必要があります。

運転中は、単にシートに座っているだけに見えても、実は見た目以上に筋力と体力を消耗しています。例えばシートが滑りやすい素材でできている場合だと体重の多くを支えなければならず、その姿勢を保とうとする運動や力みが腰に負担となって、腰痛の原因となるのです。

原因その2.運転中の姿勢

2つ目の原因は「運転中の姿勢」に問題がある場合です。間違えた姿勢や、無意識にとっている姿勢の「クセ」は身体に負担をかけ、ずっと同じ姿勢を保つことで血行不良による腰痛を引き起こします。また「AT車」は左足を使わないことで、体へかかる重圧が左右均等にならず腰痛になりやすいのです。

AT車を運転することが腰痛の原因として重要視されているのは、運転によって引き起こされる腰痛の原因の大半が、ドライバーの間違った運転姿勢にあるためです。例えばシートに浅く座り過ぎたりシートバックを倒し過ぎたりすることによって血行不良に陥ってしまうことが挙げられます。血行不良が原因となり腰痛を引き起こす可能性が高いのです。

問題になるのがAT車の運転姿勢や運転方法です。AT車が広く普及したことにより、ドライバーは「左足」を使う必要が無くなりました。本来であれば運転中、左足でフットレストを踏んでいるのが正しい姿勢なのですが、AT車では膝を曲げることが多く運転中にフットレスト手前に足を置く楽な姿勢を取ってしまう人が多いのです。

アクセルおよびブレーキ操作のために右足は伸ばしますが、それに伴い身体は左側を向いていることにより前に出た右の腰がシートの背面から離れてしまいます。左右の腰に体重が均等にかからないため、腰痛の大きな要因となってしまうのです。

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運転による腰痛を予防するための対策方法

腰痛の原因を理解したところで「なら、腰痛になるのは仕方がない」という結論へいたることはないでしょう。腰痛を適切な対策方法で予防することも可能だからです。そこで、運転中に発生する腰痛の予防と対処法について解説していきましょう。

車のシート選びにこだわる

まずは「車のシート選びにこだわる」ことです。運転による腰痛の原因の一つに、車のシートの問題が挙げられています。そのため、腰痛を起こさないシートにすることが腰痛予防のひとつの方法となるのです。以下のポイントに注意してみましょう。

  • 座面が滑りにくい材質のシートであるか
  • 芯がつぶれにくいシートであるか
  • シートに快適性を高めるクッション性があるか

まずは「座面が滑りにくいシート」を選ぶと、無駄に力が入らないので腰痛予防になります。シートの材質が大きく関わっており、本革製のシートは滑りにくいことが多いです。安い革だと布製のシートよりも滑ってしまうこともありますので、実際に座ってみて使い心地を確かめることをオススメします。

次に「芯がつぶれにくいシート」にすると疲れにくいでしょう。簡単に芯が潰れてしまうようなシートは避けるべきです。また、サイドサポート形状に凹凸がない平坦なシートだと、横方向の動きに対して身体を十分に支えられないので疲れてしまいます。

最後に「クッション」などでシートの快適性を高めるのもオススメの方法です。クッションは手軽に座席と体の隙間を埋めてくれる方法であり、長時間座っても疲れません。運転中の腰痛の他にも、首や肩のコリを軽減する効果も期待できるでしょう。

正しい姿勢を保つ

2つ目の方法は「正しい姿勢を保つ」ことです。運転による腰痛は運転中の姿勢が間違っていることによっても引き起こされるため、正しい姿勢を心がけることによって腰痛のリスクを減らすことができるのです。そのポイントを見ていきましょう。

  • 座面や背もたれ、ヘッドレスト、ハンドルの位置などを調整する
  • 左右の腰に均等に体重をかけることを意識する
  • 肩が背もたれから離れない、肘が少し曲がった姿勢を保つ

まずは「座面や背もたれ、ヘッドレスト、ハンドルの位置などを調整する」ことです。レバーを操作し座面をなるべく高い位置に合わせると、視界が広くなって運転もしやすくもなります。 背もたれは、少し肘が曲がる位置に合わせると良いでしょう。ヘッドレストは中心部分が後頭部の中心に合わさるように調整します。シートポジションが定まったら、それに合わせてハンドルを調節してください。

次に「左右の腰に均等に体重をかけることを意識する」ことです。AT車の運転姿勢は左右に均等に体重がかからないことが殆どです。「左右均等」を意識するところからスタートし、普段から正しい姿勢を保つことができるようにしましょう。

もうひとつ大切なのが、疲れにくい姿勢である「肩が背もたれから離れない、肘が少し曲がった状態」を維持することです。シート等の位置調整後の姿勢にも気を配っておきましょう。

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長時間運転での腰痛を緩和するコツ

上記の注意ポイントをしっかりと実践しても、運転時間が長いとどうしても腰痛のリスクを高めてしまいます。そこで最後に、長時間運転における腰痛緩和のコツについて解説します。

こまめに休憩をする

まずは「こまめに休憩する」ことです。長時間座り続けることで腰痛が起こりやすくなることは避けられません。そこで、運転中にこまめに休憩を入れて、身体を休ませることで長時間運転による腰への負担を最小限に抑えるのです。

休憩中には以下のような方法で「腰のストレッチ」をするのもオススメ。

①背中と両足を伸ばし座面に座る

②右の足を左の足の左側に持っていき、足の裏を床につける

③その状態のまま腰をひねり、腰と太ももの後ろ側をひねる

腰をねじるストレッチはシートに座りながらでも可能なので、実践してみてくださいね。

便利グッズを活用する

2つ目の方法は「便利グッズを活用する」ことです。例えばシートに置く「クッション」や腰痛対策用の「コルセット(常用は控えたほうが無難)」など、長時間の運転でも正しい姿勢をキープするためのグッズを取り入れる方法です。

どういったグッズに利便性を感じるのかはドライバーによって異なります。人によっては、100円均一ショップなど安価なグッズでも効果を感じられる可能性もあります。実際に使ってみないと、使い心地がわからない部分も少なくありません。

最初から高額なグッズを使うと、お金が無駄になるだけではなく、いざ使い心地が悪かった際に嫌になってしまうでしょう。まずは安いグッズから使ってみて「この部分がもっとこうなると良い」など不満な点がある場合は、高額なグッズに買い替えて自分に合ったより良いグッズを探してみましょう。

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まとめ

運転中の腰痛はグッズや姿勢、シート位置の調整などによって緩和できる可能性があります。腰痛を放置すると運転中の違和感につながり、場合によっては痛みから集中力が欠け重大な事故を起こしてしまうことも考えられます。腰痛の原因は、車内環境だけにあるとは限りませんが、まずは車内でできることから対処して腰痛の緩和につなげてみてはいかがでしょうか。