タイヤの空気圧が少ないと車検に落ちる?こまめにチェックすべき理由とは

自動車の困り事

車を運転する上で重要なのが、タイヤの空気圧です。きちんと点検をして適切な空気圧を維持しなければ、あらゆるトラブルの原因となってしまいます。

そんな大切な要素であるタイヤの空気圧は、車検の際にチェックされるものなのでしょうか。

ここでは、タイヤの空気圧について解説します。車検との関連性や点検しなければならない理由、点検方法などについても説明しているため、チェックしてみてください。

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タイヤの空気圧ってそもそも何?車検では確認される?

普段から車を運転している方でも、タイヤの空気圧について詳しく知っている方は少ないものです。

まずは、そもそもタイヤの空気圧とは何か、車検で確認されるのかどうかについて見ていきましょう。

タイヤの空気圧とは?

車のタイヤには、指定空気圧というものが定められています。指定空気圧とは、タイヤ内に入っている空気の量を示すものです。車の運転性能維持のためには無視できない、重要な数値といえます。

指定空気圧は、車の大きさや重さ、タイヤの設置場所などが異なれば変わってくるため、メーカーが車両ごとに最適な数値を決めているのが特徴です。また、同じ車でも前輪と後輪で指定空気圧が異なるというケースも珍しくありません。

また、空気圧は時間経過とともに変動します。タイヤに空気を入れるとパンパンになるため、そう簡単には空気が抜けないように思われます。しかし、実はタイヤは何もしていなくても勝手に空気が抜けていくものなのです。タイヤはゴム製ですが、ゴムは分子レベルの細かさで見ると小さな穴がいくつも空いています。時間の経過とともに穴から空気が抜けていくため、いつの間にかタイヤの空気圧は低下しているのです。

空気圧は車検でチェックされる?

多くの方がタイヤの空気圧で気になっているのが、車検でチェックされるかどうかでしょう。空気圧の低さを車検で指摘されて不合格になってしまうと、再検査を受けなくてはなりません。二度手間になってしまうのを避けるためにも、車検と空気圧の関係性については知っておきたいところです。

意外と知られていませんが、空気圧が減っているからといって車検に落ちることはまずありません。検査項目に空気圧の測定はなく、基本はタイヤの状態を目で見て確認する目視程度です。このため、タイヤの空気圧が減っている状態で車検に持っても即座に不合格になるということはないので、安心してください。

ただし、タイヤの空気圧が低下すると運転性能が落ちてしまいます。運転性能が落ちると、ほかの検査項目に影響を与えることがあるため、その点については注意が必要です。影響を及ぼしやすい検査項目として、ハンドルを真っ直ぐに保った状態で直進したときにどのくらい横にずれるかを示すサイドスリップ検査が挙げられます。

タイヤの空気圧が低下すると、タイヤが横に滑ってしまう幅が大きくなってしまうため、サイドスリップ検査に落ちやすいのです。このように、空気圧を直接見られることはなくても検査結果に影響を及ぼしてしまうことは珍しくないため、車検の前にはタイヤの空気圧を適正値に保っておきましょう。

タイヤの空気圧をチェックするべき理由とは

先述したとおり、空気圧が適正値でないからといって車検に落ちることはありません。

しかし、車検に通るか否かにかかわらず、タイヤの空気圧は定期的に確認する必要があります。

なぜならば、タイヤの空気圧は適正値より低くても高くても運転に影響を及ぼすからです。

タイヤの空気圧が低いと

タイヤの空気圧が低下したまま運転すると、車の燃費が悪くなります。タイヤの空気圧が低くなると、回転する際の抵抗が増えてしまうため、余分にエネルギーを使わなければ運転できません。

そのためこれまでと同じ距離を走っていても、エネルギー消費が早く燃料費がかさんでしまいます。

また、タイヤの空気圧が低下するとパンクする可能性が高まることも。タイヤの空気圧が低下すると、路面と接触するタイヤの面にたわみが起こりやすくなります。タイヤの面がたわむと傾きが大きくなり、タイヤの片側だけ異常にすり減ってしまう偏摩耗を引き起こしてしまうのです。偏摩耗を放置しておくとタイヤがパンクしやすくなるため、注意しなければなりません。

さらに、タイヤの空気圧低下はハイドロプレーニング現象やヒートセパレーションといった重大事故につながる現象を引き起こします。

ハイドロプレーニング現象とは、水が溜まっている場所を走行した際にタイヤが滑ってしまい、ブレーキやハンドルが効かなくなる現象です。またヒートセパレーションとは、タイヤの内部が剥離してしまうこと。最悪の場合タイヤがバーストしてしまうため、絶対に避けなければなりません。

タイヤの空気圧が高いと

タイヤの空気圧が低いとあらゆる問題を引き起こすため、常に高くしておけばいいのではないかと思われるかもしれませんが、タイヤの空気圧は高くても問題があります。

タイヤの空気圧が高いと、車の乗り心地が悪くなってしまうのが特徴です。パンパンに空気が入りすぎたタイヤは、道路を走行する際、路面を跳ねるように反応します。路面の段差に過剰反応し、乗り心地が悪化するため注意が必要です。

また、タイヤの空気圧が高いと路面と接触するトレッド面が傷つきやすくなってしまいます。タイヤが傷つくことでコード切れやバーストを引き起こす可能性が高まるため、重大事故につながりかねません。傷だけでなく偏摩耗の原因にもなるので、タイヤの空気圧は高ければ良いというわけではないのです。

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タイヤの空気圧点検方法

安全運転のためには、定期的にタイヤの空気圧を点検することが重要です。ここでタイヤの空気圧を点検する方法や頻度について知っておきましょう。

タイヤの空気圧はどうやって点検する?

タイヤの空気圧は、専用の測定機器を使って測ります。カー用品店で販売されている機器を購入すると、気になったときに自分で手軽に空気圧を測定可能です。

機器を購入しなくても、ガソリンスタンドやカーディーラーのスタッフに頼めばいつでも空気圧の測定をしてもらえます。

自分が所有している車の指定空気圧値は、運転席のドア開口部などに記載されていることが多いです。

タイヤサイズや前輪後輪の指定空気圧値などが記載されたシールが貼られているため、空気圧を測定する前に確認しておきましょう。

タイヤの空気圧測定頻度はどれくらい?

タイヤの空気圧チェックは、基本的には半年に1度で問題ありません。しかし、適切な測定頻度は年間走行距離によって大きく異なります。年間走行距離が長いのであれば、3カ月に1回は空気圧の測定をするのがおすすめです。

また、年間走行距離に関わらず、高速道路を走る前は毎回空気圧をチェックすると安心して運転できます。高速道路では一般の道路よりもスピードを出すため、タイヤに異常が生じた際にバーストする危険性が高まるのです。

また、ハイドロプレーニング現象を引き起こして重大な交通事故につながることも。高速道路を使うと予めわかっているときは、事前に空気圧を測定して指定空気圧値を保ちましょう。

さらに、空気圧と合わせてタイヤの損傷などもチェックするのがおすすめです。タイヤに大きな傷がついていたりヒビが入ったりしていると、バーストしてしまうことがあります。定期的にタイヤの空気圧と外傷を確認して、安全に走行できるようにしましょう。

まとめ

タイヤの空気圧は車検で点検こそされないものの、安全に車を運転するためには確認しておかなければならないものです。

タイヤの空気圧は低くても高くても、重大事故を引き起こしかねません。安全運転のためには、定期的なチェックが必須です。

空気圧の測定は、自力でもプロに頼んでも簡単に行なえます。定期的に空気圧を測定して、指定空気圧値を保つことを心がけましょう。

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