壊れにくい車ってあるの?具体的な車種や選ぶ時のポイントは?

車のハンドル はじめての方へ

車というのは高い買い物ですので、長く乗れる車を購入したいものです。メンテナンスにお金をかけて、修理にも時間をかけても良いのであれば、どんな車での乗り続けることができますが、比較的基本的なメンテナンスで壊れずに、長く乗れれば良いと感じます。

この記事では、修理やメンテナンスをそれほどしなくても良い、壊れにくい車はどのような車なのか、具体的な車種や車選びの際のポイントを解説していきます。

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そもそも壊れにくい車ってあるの?

悩んでいる女性

壊れにくい車と判断できる基準や、壊れにくい車メーカーを見ていきましょう。

壊れにくい車は存在する

一般的に壊れにくい車と世間で言われていたとしても、それは口コミや評判を元にした判断です。しかし客観的に、またデータを元にして壊れにくい車を決めることができます。それはJD power社が発表している日本自動車耐久品質調査(VDS)と呼ばれる調査を元にするということです。

JD Powerは自動車関連の調査会社として歴史を誇り、アンケートを元にして、満足度調査を行う会社です。自動車会社には、このアンケート結果を参考に車の開発を行っているメーカーもあるほどですので、信頼できる情報源と言えるでしょう。

VDSの調査では、全16ブランド116モデルの車種、もしくは新車購入から37~57か月が経過したユーザーに177の項目で、直近1年間の不具合をアンケートしてデータ化しています。寄せられた回答を元にして、100台あたりの不具合指摘件数を数値化しており、数値が低いほど満足度が高く、壊れにくい車として判断することができます。

壊れにくい車種(メーカー)とは?

調査結果を元にして、壊れにくい車を決定すると、主に下記の3つのメーカーに絞ることができます。それは、レクサス、トヨタ、ダイハツです。

それぞれのメーカーの主な特徴となる点をまとめましょう。

・レクサス

トヨタの高級車ブランド。世界戦略車が多く含まれており、世界中で販売されているモデルも多数含まれます。高級感があるだけでなく、安心のトヨタということもあり、世界の富裕層からの信頼が厚いメーカーです。

・トヨタ

世界のトヨタと言われるだけに、壊れにくい車という代名詞にもなる自動車メーカー。外見は異なっていても、同じプラットフォームを採用するなどして、信頼性が厚く耐久性が高い車を作っているメーカーです。

・ダイハツ

トヨタの傘下に入っている自動車メーカーで、トヨタのモノづくりの技術を活かして、軽自動車を製造しています。

壊れにくい車種(メーカー)の具体的な特徴を見てみよう

駐車されている車

壊れにくい車として、国内の3メーカーがランクインしていますが、さらに壊れにくい車を作っているメーカーの特徴を調べてみましょう。

【高級感溢れるブランド】レクサス

レクサスの始まりは、1989年にさかのぼり、アメリカでの販売がスタートになります。アメリカでは、BMWやベンツというドイツの車が高級車として人気を集めていましたが、日本車での特徴でもある「壊れにくい車」というイメージを持ち合わせたメーカーを目指してスタートしたのが始まりです。

日本車としては、すでに壊れにくい車というイメージを持っていましたが、高級車というイメージには結び付きにくいと感じたのでしょう。壊れにくさや質実剛健という要素も含ませた、高級車ブランドとしてレクサスが誕生します。

レクサスLSが北米で大ヒットすると、セルシオとして日本にも逆輸入されます。2005年からは日本国内でもレクサスとして展開されるのです。高級車ブランドとしてのイメージを、北米だけでなくアジア圏にも広めていきます。

近年ではスピンドルグリルが多くの車種で採用されており、一目でレクサスと判断できるデザインになっているのが特徴です。世界のトヨタが作る車ということもあり、安全技術にも力を入れていますが、これまでにないデザインを採用し、高級感あふれるエクステリアも魅力の車です。

【国内での信頼が厚い】トヨタ

トヨタは国内でのシェア率が高い車だけでなく、世界的に見ても販売台数でトップ1,2を争う車です。世界だけでなく、国内でのシェア率が50%以上と高いのにはやはり理由があり、主なものに壊れにくいという点が含まれます。

日本車自体が壊れにくいというイメージですが、さらにトヨタになるとずば抜けて信頼性が高くなります。先ほどの調査結果を元にしても、トヨタ車の壊れにくさが裏付けされているのです。

近年では、多くのハイブリッドカーを発売しており、燃費の良い車を多数製造しています。ダイハツと業務提携をしており、共同開発をしてダイハツの強みであるコンパクトカーなどを発売しています。

壊れにくい車ブランドでも、中古車の場合は事情が異なる

握手

中古車を購入する時には、どのような車選びをすれば、壊れにくい車を選ぶことができるでしょうか?ポイントとなる点を解説しましょう。

中古車購入時は、何に気を付ければ良い?

中古車を購入する時には、3つの点に気を付けましょう。

走行距離

最初に気を配るのは、走行距離でしょう。一般的には、10万キロが車の寿命ともいわれていますが、実際には15万キロくらいまでは問題なく走るケースがほとんどです。さらにメンテナンスがしっかりとされている車の場合には、20万キロを超えても調子よく走る車も多くあります。

逆に、年数が経っているのにも関わらず、低走行距離の車はほとんど動かしていない可能性もあるので調子が良くない危険性があります。1年で1万キロという目安と比較して、選ぼうとしている中古車の走行距離が、極端に低くないかチェックすると良いでしょう。

修理の有無

修理の有無に関しては、どこまで修理しているかによって判断が分かれるでしょう。事故車の部分でも触れますが、フレームまで修理をしている車の場合には、後から問題が生じる可能性もあるので、敬遠されます。骨格まで修理されている車の場合には、修復歴がある車として認定されてしまいます。

現車確認をする際に、ボディパーツの隙間が均一になっているかを確認すれば、修復歴の記載漏れの車でないかどうかを確認できるでしょう。壊れにくい車を探しているのであれば、修復歴がある車を避けるのが無難です。

事故車や水没車ではないか?

フレームを修理している事故車であれば、中古車の選択肢から除外したいのはもちろんですが、水没車もやはり壊れにくい車を探すのであれば避けたいです。水害に合った車の場合には修復歴にならないとはいえ、電装系に問題が生じる可能性があるので、避けておきたい車です。

シートベルトを最後まで引き出してみると、水没車の場合にはシミが残っていたりするのでチェック可能です。壊れにくい車を探すという観点では、事故車や水没車は最初から選択肢から除外するのが賢明でしょう。

壊れにくい車を購入したい場合はどうすれば良い?

壊れにくい車を探しているのであれば、まずはリコール対象になっていない車を選びます。完璧な車はないとは言っても、リコールがかかっている車の場合は、不具合がでる可能性があるということですので、購入前にリコール情報を確認しましょう。

また極端に安い車なども、先ほど考えた事故車や水没車という危険性があります。極端に安い車には、ほとんど動かしていない車も含まれることもあります。しかしあまりにも走行していない車の場合には、後からトラブルが出る可能性があるので、走行距離が少ないからお買い得とは一概に言えません。

最後のポイントとして、車販売店の担当者に質問をすることです。壊れにくい車を探しているのであれば、中古車でもトラブルが少ない車種を紹介してもらいましょう。調査アンケートの結果である、3つの自動車メーカーを選べば、基本的には問題がないと同意してもらえることでしょう。

まとめ

日本車は基本的に壊れにくい車種ですが、その中でも壊れにくい車というのは存在します。

中古車を購入する時にも、この記事で取り上げたいくつかの点をチェックすれば、購入後も壊れることがない車を選び、カーライフを楽しむことができるでしょう。

もし、今乗っている車からの乗り換えを検討される場合は、高値で売ることでトータルのコストを下げる事ができますので、カーネクストのように可能な限り海外販路を持っている業者に査定に出す様にしましょう。

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