廃車レベルの車とは?廃車レベルの車でも買い取ってもらえるってホント?

廃車のコラム

事故を起こしてしまった場合、また車が壊れてしまった場合、「廃車にすべき?修理すべき?」と悩みますよね。そんな方のために、ここではどれくらいのレベルの車だと廃車を考えるべきなのか、判断基準を解説していきます。

また廃車レベルの車でも買い取ってもらう方法をお伝えしますので、廃車について迷っている方は参考にしてください。

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廃車はどれくらいのレベルで行う?

事故をしてしまった場合、修理するか廃車にするかはどのように判断したらよいのでしょうか?

判断基準となるのは、車の年数、修理費、安全性の3つのポイントです。

車の年数

車の年数が古いと車の価値が下がっているため、保険会社から支払われる修理費用の金額も期待できなくなります。車の価値は一般に新車で購入してから5年で半分ほどになり、8~10年ほどでゼロになります。

保険会社は車の価値に応じて修理費用を出しますので、新車購入から5年以内であれば、ある程度のまとまった修理費を出してもらうことが期待できますが、8年以上経過しているのであれば保険会社からまとまった修理費用を出してもらうのは難しいかもしれません。

修理費

修理が必要な部位によってかかる費用は数万~100万円以上と幅があります。まずは修理費がどれほどかかるか幾つかの修理工場から見積もりを出してもらい、保険会社から支払われる修理代を差し引いていくらの自己負担になるのかをはっきりさせておきましょう。

修理するために自己負担がどのくらいかかるかはっきりしていると、修理して乗るか廃車するかの判断は付きやすくなります。

安全性

車のフレームが損傷するほどのレベルの大きな事故だった場合、修理費がどれほどかかるのかと同時に考えなければいけなくなるのが車の安全性です。車のフレームが大きなダメージを負ったとしても、その部分を修理すれば乗り続けることは可能です。

ただし、車のフレームを修理している場合は強度が弱くなってしまうことがほとんどで、次に事故に遭った場合に車体が衝撃を受け止めることができなくなるというリスクがあります。

そのため車の安全性を重視する方は、フレームの損傷など大きなダメージを負った車は修理をせずに廃車にしてしまうと判断することが多いようです。

車の年数・修理費・安全性などを総合的に考えて、自己負担が少なく安全性が問題ないと判断できるレベルになっているのであれば修理して乗り続けることができます。しかし、修理費の自己負担額が高額になってしまう、安全性が不安というレベルであれば廃車したほうがよいでしょう。

廃車レベルの車でも買取してもらえる

廃車レベルの車だと「こちらが業者に費用を支払って手続きしてもらわないといけないんじゃないか」と考えている方は多いかと思いますが、実は買取業者に依頼することで廃車レベルの車でも、買い取ってもらえることがほとんどです。

事故車や使わずに放置して動かなくなってしまった車でも、ほとんどの車は買い取ってもらうことができます。なかには廃車レベルの車が10万円ほどで買い取ってもらえたという話もあるほどです。しかし、なぜ廃車レベルの車を買い取ってもらえるのでしょうか?

買取業者が、事故車や動かなくなってしまった廃車レベルの車を買い取るのには3つの理由があります。それは、中古車として販売できる、パーツを売ることができる、資源として活用することができるという理由です。

中古車として販売できることもあるため

日本では需要が無くなった車であっても、海外では日本車は故障が少なく燃費もいいというイメージがあるため、年式が古くても事故車であっても中古車として高い値段で売ることができます。

そのため、海外での販売ルートを持っている買取業者は廃車レベルの車であっても買い取ってくれることがあります。

パーツを売ることができるため

フレームなどが大きく損傷してしまったような車であっても、内部のパーツで使える部分は多く残っているものです。

使える部分を解体して売ることである程度の収益を得ることができますので、高い値段で売れるパーツがあることが見込まれれば、それなりの価格で買い取ってもらうことができます。

資源として活用することができるため

フレームやエンジンがダメになってしまって動かなくなった車であっても、スクラップにすれば鉄という資源としてお金になります。

中古車として販売できず、パーツにも価値がないような廃車レベルの車であっても買い取ってもらえる可能性がありますので、あきらめずに業者に買取依頼をしてみましょう。

廃車レベルの車を買取に出すならどこ?

廃車レベルの車でも買い取ってもらうことができますが、廃車買取業者はどのように選んだらよいのでしょうか?

廃車買取業者を選ぶ際に確認しておきたいのが、国の認可がおりているリサイクル工場を持っているか、海外に販売しているか、事故車でも値段を付けてもらえるか、説明をしっかりとしてくれるかという4つのポイントです。

国の認可がおりているリサイクル工場を持っているか?

そのまま海外へ中古車として販売するのであれば、自前のリサイクル工場がなくても問題ありません。しかし、車を解体して利益を出そうとしている場合は自前の工場があるかどうかが重要なポイントになります。

廃車買取業者が自前のリサイクル工場を持っていないと車の解体をすることができず、別の解体業者に持ち込まなければならなくなります。そのため、高い査定額が期待できなくなるからです。

海外に販売しているか?

中古車販売店やディーラーでは買取価格がつかなくても、廃車買取業者の場合は車の種類や状態によってある程度の価格で買い取ってくれるケースがあります。

廃車買取業者が日本国内でほとんど商品価値のない車を買い取ってくれるのは、中古車を販売する海外への販売ルートを持っているからです。

海外に販売している廃車買取業者は比較的高い価格で買い取ってくれることが多いので、海外に販売しているかどうかは買取業者を選ぶ一つのポイントになります。

事故車でも値段を付けてもらえるか?

事故車や故障車など廃車レベルの車であっても、買取業者によっては値段をつけてくれることがあります。それは、車のパーツや金属の塊としての価値を評価してくれているからです。

ただ、中古車として販売できない廃車レベルの車の場合は、廃車買取業者の中でも買取価格の幅が大きいので複数社に見積もりを依頼するとよいでしょう。

説明をしっかりとしてくれるか?

自動車を廃車することになると、あらかじめ確認しておくべき内容がいくつかあります。主なものは還付金に関する説明と廃車引き取り費用に関する説明です。

車の税金は前払いしているので、未消化分の税金がある状態での廃車であれば、その分を還付金として受け取れます。還付金を受け取るためには解体手続きと並行して還付申請を行なう必要があるので、その申請代行費用がかかるのかどうかなども確認しておきたいポイントです。

カーネクストの場合は、自動車税の還付金もそのまま還元しております。

まとめ

車を廃車すべきかどうかの判断基準についてお伝えしました。事故をしてしまった場合、修理するか、それとも廃車にするかは、車の年数・修理費・安全性の3つのポイントを考慮して判断するようにしましょう。

廃車レベルの車だと判断した場合、買取業者に依頼すると買い取ってもらえる可能性が高いので、まずは買取業者に相談してみましょう。

買取業者によって買い取りの費用が異なりますので、ここでご紹介したポイントを参考にいい買取業者を選んでくださいね。

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