オープンカーあるある!デメリットはある?

車の売却・買い替え

読者の皆さんのなかには、オープンカーに憧れて購入した、購入を検討している人もいるでしょう。しかし、オープンカーにはデメリットも存在します。

本記事では、オープンカーのメリット・デメリットを中心に紹介します。また、オープンカーの屋根の種類についても載せてありますので、参考にしてみてください。

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オープンカーに乗るメリット

はじめに、オープンカーにはどんなメリットがあるか見てみましょう。デメリットとの比較対象に活用してみてください。

かっこいい(優越感に浸れる)

オープンカーに乗っている自分をかっこよく見せたいという意見は多いです。デザイン性に力を入れているスポーツカーも多く、異性へのアピールにも役立つことも。さらに、あえて人が密集している場所を走行し優越感に浸る人がいるのも事実です。

平日のビジネス街や、通勤時間や帰宅時間などで人が密集する時間帯を狙うと、注目を浴びられるでしょう。渋滞中の道路を走行するとスピードが遅くなるため、多くの人の目にとまるかもしれません。

開放感が得られる

屋根が開くため、開放感を得ることも可能です。小型のスポーツカーであるほど、屋根開閉時の違いを感じ取れるはず。狭くて密室空間が苦手な人に、ピッタリの車だと言えるでしょう。

さらに、屋根を開ければ天井に頭がつくこともないため、運転しやすいはず。ただ、屋根が開いている分、車内に虫が入る可能性もあります。森など木々が広がっている場所を走行する場合は気をつけてください。

風を肌で感じられる

身体全体で風を感じられるのも、オープンカーの特徴です。対向車線のすれ違いざまにも一般乗用車と比べて、より多くの風を感じられるため、涼しく感じるはず。強い風はそこまで入りませんが、ドライブ中にそよ風を浴びたい人にピッタリです。

ただし、夏など気温が高い時期は熱風となるケースがあります。体調不良を起こす原因にもなるので、注意してくださいね。

景色を肌で感じられる

オープンカーでは、景色を見られる範囲が広いです。前後左右だけではなく、上を見上げても景色が見えます。ダイナミックな景色を味わいたい人にもオープンカーはおすすめです。

オープンカーにデメリットはある?

ただ、オープンカーにはメリットだけではなくデメリットもあります。この章からは、どんなデメリットがあるか見てみましょう。

クローズすると視界が悪い(バック時)

屋根を閉じると見える範囲が狭まるため、バック時を中心に視界は悪くなります。小型のオープンカーであればなおさらです。周囲に人がいないか、より一層慎重にバックする必要があります。

死角がある場所や、小さなお子様がいる場所では気をつけましょう。

ほこりや排気ガスが気になる

外気に接する部分が広いため、ほこりや排気ガスの影響を受けやすいです。

交通量の多い道路やトンネル内など、影響を受ける箇所はたくさんあります。

ほこりや排気ガスが苦手な人は、屋根を開けずに走行することをおすすめします。

4シートでも狭い

4シートの場合でも、一般乗用車と比べて狭いです。背が高い人は窮屈に感じるかもしれません。

オープンカー自体小さいため、大量の荷物を持ち運ぶのも難しいです。大量の荷物や大勢の人を乗せる機会が多い人には不便に感じるでしょう。

雨の時期はオープンカーの意味がない

雨が降る時期は屋根を開けられないため、オープンカーの意味がなくなります。

とくに、梅雨の時期はオープンカーらしい役割を果たせません。降雨日が多い地域に住んでいる人はご注意ください。

音楽などが丸聞こえ

屋根を開けると、その分車内の音楽も丸聞こえとなります。他の人に音楽を聞かれるのが恥ずかしい人にはオープンカーは向いていません。

場所や時間帯によっては、大音量で走行すると近隣住民の迷惑にもなります。警察官から注意されるケースもあるため覚えておきましょう。

雨漏りが気になることがある

オープンカーによっては、屋根部分に水が溜まりやすく雨漏りを起こすケースがあります。

とくに、大量の雨が降った後のオープンカーは要注意。屋根を開いたとき、溜まった雨水が車内に入るケースもあるからです。屋根を開く場合は車内が濡れたときを考え、貴重品などをすべて車外へ出すのがベストです。

また、オープンカーに付着している雨水を処理するのも、車内に雨水を入れない秘訣です。

速度によっては会話がうまくできない

走行速度によっては、車内での会話が上手くできないケースもあります。屋根が開いていると、走行時の風の音で会話がしづらくなります。

スピードが上がるほど風の音が大きくなるため、屋根を開けた状態の会話は難しくなるでしょう。

セキュリティ面が気になる

信号待ちをしている最中に強盗に襲われるケースもあります。屋根が開いているため、強盗の被害に遭う確率は上がると思った方が良いです。

また、「オープンカーの運転者=お金持ち」というイメージを持たれると、強盗に狙われる確率も上がるため気をつけましょう。

ハードトップとソフトトップでは違う?

オープンカーには、ハードトップとソフトトップの2種類あることをご存知でしょうか?ハードトップとは、屋根部分に軽くて頑丈な素材が使われているタイプを指します。代表例はアルミニウムなどです。

対して、ソフトトップは屋根部分に柔らかい素材が使われています。代表例は布やビニールです。なお、屋根の開閉操作も自動でできるパターンと、手動で操作するパターンの2種類あるため覚えておきましょう。

ハードトップのメリット

ハードトップの一番のメリットは頑丈さです。前述の通り、屋根には固い素材が使ってあります。天井部への落下事故が起きてもソフトトップと比べて衝撃に強いため、安心感があるでしょう。

ハードトップのデメリット

外部の音(風を切る時の音)が聞こえやすいことです。車のボディが窓ガラスに乗せられているような簡単な構造の場合、屋根を閉じても外部の音が入りやすいです。しかも、経年劣化でボディとガラスの隙間が広がれば、外部の音は余計聞こえやすくなります。

さらに、ハードトップの隙間にゴムが使われている場合、雨漏りにも要注意。なぜなら、ゴムが擦り減ると雨漏りを起こしやすくなるからです。ゴムの耐久年数は、5年程度といわれています。ゴムの点検・張替えを定期的に行うと雨漏りの確率は下がります。カーショップでも行なっていますので試してみてください。

ソフトトップのメリット

メリットは軽さです。布やビニールが使われているため、ハードトップと比べて収納がラクです(手動の場合)。重量も軽いため、オープンカーから外して収納したい人におすすめ。値段もハードトップよりも安く、20万円程度で購入できる場合もあります。

ソフトトップのデメリット

ソフトトップの場合も、残念ながら雨漏りを起こすケースがあります。水抜きが起動しなかったり車体と屋根の接合部分にスキマができたりすると、雨漏りの確率が上がります。

経年劣化で雨漏りを起こす場合もあるため注意しましょう。耐久性もハードトップと比べると低いです。

さらに、屋根部分が薄いためハードトップと比べて外気を感じやすいのもデメリットです。高温時・低温時に運転する場合は、衣類で体温調整できる準備をしておきましょう。

まとめ

憧れでオープンカーを購入する人もいます。しかし、一般車両に比べると使い勝手が悪かったり、手入れが面倒に感じたりするケースも多いです。

これからオープンカーを購入する方は、メリット・デメリットどちらが大きいか考えてから検討しましょう。また、オープンカーの屋根の種類によっても利便性や手入れのしやすさは異なります。

どちらの屋根が自分に合うかも考えてから購入をしましょうね。

既にオープンカーをお持ちで不便を感じている方は、乗り換えを検討しましょう。

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