車がガス欠になってしまった!そんなときにどう対応すればいい?

車がガス欠になった 自動車の困り事

車のガソリンが減っていることに気づかず路上でガス欠になってしまうと焦りますよね。もう少しくらい大丈夫と思っていても、車が動かなくなってしまうことがあります。

初めてガス欠を経験すると、頭の中が真っ白になって何をすればいいのか分からず、通行の邪魔になってしまう人も多いです。ここでは、ガス欠の前兆やガス欠になったときの対処法について解説していきます

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ガス欠になりそうなときの前兆

ガス欠になりそうなときに車にどんな前兆が顕れるのか把握しておきましょう。

ガソリンメーターでガス欠の前兆を知る

分かりやすいのが、ガソリンメーターです。満タンに近ければ針はFに近い位置を指します。逆にガス欠に近づけばEに近い位置を指すので、どのくらいガソリンが残っているのかすぐに分かるでしょう。Eを指している場合でもすぐに止まってしまうわけではありません。あと10キロから20キロ程度走行可能です。車種によっては40キロから50キロ程度走行できるものもあります。また、ガソリンメーターの針がEのところに来ると、給油ランプも点灯します。
10~20キロ程度走行できれば、ガソリンスタンドを見つけたときにすぐに給油すれば大丈夫です。しかし、なかなかガソリンスタンドを見つけられない場合には、車がいつ止まってもおかしくない状態になります。

ガス欠でエンジンの回転数が上がらなくなる

いつ止まってもおかしくない状態になると、エンジンの回転数が上がりにくくなります。走行が不安定になり、いつもと違って調子が悪いと感じるでしょう。ガソリンスタンドがある方向に向かってスピードを出して走ろうとしても、なかなかスピードが出ません。アクセルを踏み込んでも加速が鈍く、やっとやっとで走っているような状態になります。

実際、ガソリンがほとんどない状態で無理をして走行しているような状態です。そのため、エンジンから異音が発生することもあります。普段聞き慣れない音であるため、故障しているのではないかと思ってしまうかもしれません。異音だけでなく振動も伴う場合もあります。このような兆候が見られれば、アクセルを踏んでいてもそのうち減速していき、止まってしまうでしょう。

エンジンストールになったら安全優先で停車

また、異音や振動が出てくるとエンストすることもあるかもしれません。エンストしたまま走行できなくなってしまう場合も多いです。そのため、異音や振動、加速が鈍いなどの兆候が出てきたら、ガソリンスタンドを探すよりも安全な場所に車を止めることを優先するのが無難でしょう。10キロから20キロと聞くと、そう短い距離には感じないかもしれません。しかし、油断しているとすぐにガス欠になってしまいます。

ガソリンメーターがEに近づいたら、先延ばしにせず早めに給油しておきましょう。

ガス欠になってしまったときには落ち着いて対応しよう

ガス欠になってしまったときの対応方法を覚えておきましょう。走行できなくなる前にガソリンスタンドに辿り着ければ問題ありません。しかし、ガソリンスタンドを目の前にして、車が止まってしまうケースも見られます。ガソリンスタンドを探している途中で、どんどんスピードが落ちていって動かせなくなる可能性もあるでしょう。

路上でガス欠になってしまった場合

もし、路上でガス欠になり動かせなくなってしまったら、最初にハザードランプを付けましょう。そうすると、何らかの事情で動かせないことを後続の車の運転手に伝えることができます。上手く避けて追い越して行ってくれるでしょう。

また、三角表示板を置いておけば、後から来る車の運転手に対しても、動かせない状態であることが伝わりやすいです。追突事故などの防止に繋がります。可能であれば路肩に移動させるのが望ましいです。スピードが遅くてもまだ走行できるうちに、路肩に寄せておくのがいいでしょう。とりあえず、他の車の走行の邪魔にならない状態にしておけば、後は落ち着いて対応できます。

ガス欠した所からガソリンスタンドが近くにある場合

ガス欠になった場所がガソリンスタンドのすぐ近くであれば、車を押してガソリンスタンドまで運ぶのもありです。ただし、1人で押して運ぶのはかなり大変であるため数人がかりで行いましょう。同乗者がいれば一緒に押して移動できます。このとき、車のギアはマニュアルでもオートマチックでもニュートラルにしておきましょう

ガソリンスタンドまで車を押して運ぶのが難しいようであれば、ガソリンを車のところまで持っていきます。車を降りてガソリンスタンドまで行き、携行缶に入れて持ってくるという方法です。ガソリンスタンドに電話で連絡してスタッフに配達してもらう方法もあります。

ただし、ガソリンスタンドによっては、対応してもらえないかもしれません。また、ガソリンを運ぶ場合には携行缶を使用しなければならない点に注意しましょう。

ロードサービスにガス欠時の救援を依頼することも出来る

ガソリンスタンドが遠い場合には、自動車保険会社に電話してロードサービスを利用する方法があります。自分が加入している自動車保険のプランで、ロードサービスが付いているかどうか確認してみましょう。また、JAFでもロードサービスを利用できます。会員の場合には無料なのでお金がない場合でも大丈夫です。ただしガソリン代はかかります。また、JAFのロードサービスは、会員でなくても料金を支払えば利用可能です。

高速道路でのガス欠は違反!

一般道路ではこのようにして対処すれば問題ありません。しかし、高速道路でのガス欠には十分に注意しましょう。高速道路でガス欠で走行できなくなると違反になってしまいます。高速道路では50キロおきにガソリンスタンドがあるため、ガソリンメーターの針がEに近いところを指していれば給油しておきましょう。

ガス欠にならないために注意すべきこと

ガス欠を防止するには、小まめにガソリンメーターを見て残量をきちんと把握しておく必要があります。

メーターの給油ランプを要確認

給油ランプが点灯していなくても、残量が少なくガス欠になりそうなときには早めに給油しておきましょう。ギリギリになってから給油している場合には、給油ランプが灯ったときにガソリンスタンドを見つけられずガス欠になってしまうリスクが高まります。また、給油ランプが灯ってもまだまだ走れると安心するのもいけません。今のところガス欠になったことがなくても、そのうちいずれガス欠を経験することになるでしょう。

別の原因がある場合

ガソリンが十分に入っているはずでも、ガス欠のときに見られるような兆候が顕れることもあります。その場合には、とりあえず保険会社やJAFのロードサービスを利用することになるでしょう。

ガソリンが十分に入っているのに動かなくなれば、故障の疑いが強いです。修理工場などに運び込んでもらうと故障だと判明し、修理するかどうか尋ねられるでしょう。

そして、修理費用が高くつくようであれば修理せずに、買い替えた方がいいかもしれません。古い車で近々買い替えを検討していたのであれば、いいきっかけになるでしょう。

もし、買い替えで廃車にするのであればカーネクストにお売りください。弊社では廃車予定の車の買取を行っています。

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車がガス欠になってしまった時のよくあるご質問

車がガス欠になってしまった時について、よくいただくご質問にお答えします!

Q.ガス欠になりそうな時車はどうなる?

A.車がガス欠になりそうになったら、車のガソリンメーターはEに近い位置を指しています。ガソリンメーターは満タンのF(Full)から燃料の残量が空になるE(Empty)までの残量を針が指しています。針がEを指していて給油ランプも点灯しても、すぐに止まってしまうわけではありませんが、燃料の残量が少ないためガソリンスタンドを見つけ次第すぐに給油しましょう。燃料の残量が空に近く、いつ停まってもおかしくない状態になると、エンジンの回転数が上がりにくくなり異音が発生することもあります。

Q.ガス欠になってしまった時まずすることは?

A.ガス欠になってしまった時、まだ車が動いていてガソリンスタンドでの給油が出来れば問題ありません。ただし、もしもガソリンスタンドも遠く路上で動かなくなってしまった場合は、路肩に寄せてハザードランプを点灯します。後続車に車が動かなくなったことを伝えるためです。そのあと、ガソリンスタンドまで移動が可能であれば、ギアをニュートラルに入れた状態で押して移動をすることも出来ます。また、ロードサービスや保険会社の付帯オプションがあれば車をレッカーでガソリンスタンドまで移動してもらうことも出来ます。

Q.ガス欠にならないために注意することは?

A.ガス欠にならないように注意出来ることは、早めの給油をすることです。特に燃料計の残量はこまめにチェックしておくことです。高速道路に侵入してからのガス欠や、外出先でのガス欠などは不安も多くなってしまいます。前もってロードサービスや保険会社に加入しておくなど対策も取っておきましょう。

まとめ

ガス欠になってしまったら、焦らず落ち着いて対処しましょう。安全確保を最優先した上で、ガソリンスタンドに押して運ぶか、携行缶を使って給油を済ませます。ガソリンスタンドが遠い場合には保険会社やJAFのロードサービスを使う方法もありますので、前もって自動車保険でロードサービスを付けておくのが望ましいでしょう。もしくはJAFの会員になっておくのもいいでしょう。特に高速道路に入るときには、ガス欠は違反になってしまう上に危険も伴います。十分に注意が必要です。ガス欠が心配な人は念のため車の中に三角表示板を積んでおきましょう。

大切なポイントは、ガス欠にならないようにするため、いつも早めの給油を心がけることです。

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