ロードスターの廃車買取相場はどのくらい?ロードスター査定アップのコツを紹介!

車名別廃車買取お得情報

広島県に本拠地を置くマツダ株式会社が1989年に販売を開始し、今も人気の高いライトウェイトスポーツカーがロードスターです。ロードスターというと走る歓びを味わうことが出来るクルマ、人馬一体の車といわれていて、2000年には世界で最も多く生産された2人乗りのスポーツカーとしてギネスブックに登録されています。2021年現在4代目モデルが販売中で、2020年にはマイナーチェンジによりインテリアカラーの追加やボディカラーにブルー系が追加されました。30年超のロングライフの人気車種であるマツダ・ロードスターの現在の買取相場や、人気モデル、高額査定のコツについて詳しくご紹介します。

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マツダ・ロードスターについて

初代ロードスターは1989年5月にアメリカで、1989年9月に日本で販売を開始しました。2021年ではスポーツカーやスポーツセダンの販売車種自体が少なく、国産自動車メーカーから販売されている数少ないライトウェイトスポーツカーの一つとなっています。ロードスターの魅力は、人馬一体感覚で運転が出来るところや、ドライバーを念頭に設計された完璧なバランスとハンドリング性能の高さです。ロードスターを所有するドライバーによる口コミや評価の高さが、人気を物語っています。

マツダ・ロードスターの歴史

初代ロードスターはマツダ5チャンネルのプレミアムブランド「ユーノス」から、1989年に販売されました。初代モデルの型式はNA系、1998年のモデルチェンジから2代目NB系となり、2005年に3代目NC系が販売を開始、現在は2015年にモデルチェンジした4代目ND系ロードスターが販売されています。日本国内ではマツダ・ロードスターの名称ですが、日本国外ではマツダ・MX-5またはMX-5ミアータの名称で販売されています。2000年には世界で最も多く生産された2人乗りのスポーツカーとしてギネスブックに登録されており、2016年4月には累計生産100万台を超えていることからも、人気の高さが継続していることがわかります。

ユーノス・ロードスターとは

マツダが5系統の販売チャンネルを展開した際に生まれたプレミアムブランドのチャンネル名が「ユーノス」です。ユーノスは1989年から、バブル崩壊により終了する1996年まで展開されていました。ユーノスから第一弾車種として登場したロードスターは、ユーノスブランドの販売車種の中で最もヒットし、1996年のユーノス終了後アンフィニに統合された時も継続されることになりました。1998年2代目モデルへフルモデルチェンジする際に、ユーノス・ロードスターから、マツダ・ロードスターと名称が変更になったため、初代モデルNA系ロードスターのみ車名がユーノスになっています。

マツダ・ロードスターとMX-5ミアータの違い

日本国内で販売されているマツダ・ロードスターは、国外ではマツダMX-5またはマツダMX-5ミアータの名称で販売されています。現行モデルの国内モデルのロードスターは排気量1,500ccですが、国外の現行モデルMX-5ミアータは排気量2,000ccのみとなっています。国内では排気量2,000ccはロードスターRFでハードトップのスポーツタイプになるため、MX-5ミアータのソフトトップ2,000ccに比べると重量が重くなります。そのため、国外にしかないロードスターの高排気・軽量タイプの国内での販売を要望する声もあるようです。

なぜロードスターは高額査定になるのか

マツダ・ロードスターは初代販売から30年以上経過しているモデルですが、年式が古い車体や、故障個所、ボディに傷がある車体であっても買取が高くなる可能性があります。それは何故なのでしょうか。

ロードスターが高額買取査定される理由

マツダ・ロードスターの買取査定の場合、年式が古かったり、傷や故障がある車体でも高額な査定額が出やすい理由の一つが、個々の部品価値が高いことです。ライトウェイトスポーツカーであるが故に、走りが好きなドライバーからも評価が高いロードスターは、車体に負荷をかけた走行が行われていることも多く修理などの需要も高くなっています。特に旧年式のユーノスNA系ロードスターは、人気がある車ではあるものの、現存する状態の良い車台はどんどん減っていますので、修理用パーツも限られています。事故や故障により車台に傷がついていたり、足回りにトラブルがある車体でも、修理用のリサイクルパーツとしての価値があれば、買取業者にとっても活かして利益をあげることが出来るため、良い買取価格がつきやすいのです。

最も人気が高いロードスターのモデルとは

2021年現在で中古車相場として最も買取価格が高くがつくモデルは、ND系のマツダ100周年記念車や、ロードスター30周年記念車など特装車と言われる車両です。中古車自体も少なく、限定車のため価値が高くなっており、新車での販売当時も値引きがほとんどされないリセールバリューの高い車となっています。また、新しくはないものの人気が高く希少な車種というと、初代ユーノスNA系モデルになります。ソフトトップは劣化することは仕方ないとされているため、水漏れ等があったとしても影響は少なく、走行が出来る車体が少なくなっているため、20年~30年の経過車でも買取がつく可能性があります。

マツダ・ロードスターの買取相場とは

2021年までにカーネクストにて買取させていただいた、マツダ・ロードスターの買取実績をいくつかご紹介しますので、買取相場の参考にご覧ください。年式や型式も様々で、長くメンテナンスをされて乗り続けられていたモデルもあります。

マツダ・ロードスター ND系

  • 年式R2 走行距離40,000km
  • 買取価格 311,000円

フロント衝突事故により損傷があり、前輪に歪みがあったため走行不可となっていましたが、リア部分やサイドフレームの損傷は少なく、レザーシート等の内装は綺麗な状態でしたが、こちらの買取をさせていただきました。

マツダ・ロードスター NC系

  • 年式H21 走行距離90,000km
  • 買取価格 200,000円

走行可能で目立った傷もなく、10年以上経過している車体ですが内装まで綺麗な状態で、大切に乗ってこられたことがわかる車体でした。

マツダユーノス・ロードスター NA系

  • 年式H3 走行距離140,000km
  • 買取価格 100,000円

全塗装やホロのカスタムなど手を加えて乗ってこられたユーノスNA系ロードスターとなっています。全塗装とカスタムが行われていたため、外装の査定は難しかったもののエンジンや足回りはメンテナンスされていたこともあり、まだまだ走行可能な状態でしたので、こちらの金額で買取りさせていただきました

マツダ・ロードスターを車買取に出す時のポイント

ロードスターを今後売却する予定がある方は、買取査定に出す時のいくつかのポイントをおさえることで、良い買取査定価格で売却出来る可能性があります。

ロードスターの中古車買取でプラス査定のコツ

ロードスターの買取査定で、査定価格を出来るだけ高くするために抑えておきたいポイントは、買取業者選びです。スポーツタイプのロードスターは、2シーター車やスポーツカーを探しているユーザーと購買層が決まっています。そのため、中古車など車としての再販が出来る状態のロードスターを売却するなら、売却先はスポーツカーの販路を自社で持っている買取業者や、全国や国外など販路が広く、買取後の売却出来る販路が幅広い買取業者に見積もりをとることをおすすめします。

ロードスターが故障車・事故車買取のプラス査定のコツ

所有しているロードスターが故障車や事故車で売却をしたいと考えている方の、動かない車両や損傷が大きい車両の場合、中古車としての再販は難しいでしょう。その場合でも買取がつくのは、車のパーツや部材をリサイクルし、再販することが出来る業者です。さらに、そのようにリサイクルに強い業者の中でも、リサイクルパーツの海外への販路を持つ業者であれば、プラスの査定価格になる可能性があがります。それは、マツダ・ロードスターが海外でもMX-5として人気が高い点や、日本の中古車が海外で評価が高いことから、海外輸出が出来る業者であれば、さらに高く売却出来る可能性があるからです。

マツダ・ロードスターの買取についてまとめ

ロードスターの買取相場や、ロードスターの車買取査定に出す時のコツなどをご紹介しました。ロードスターの口コミや評価を見ると、所有するドライバーからの高評価が多く、人気の高さだけでなく乗ってみたからこそわかる人馬一体の乗り心地の良さも伝わってきます。年式が古くなり手放しを考える方や、事故や故障で動かなくなってしまったロードスターなど、ロードスターを売却し乗り換えを考えている方に、こちらの記事を参考にしていただければ幸いです。

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