乗ってみると快適!小さい車の魅力

はじめての方へ

大きい車がかっこいいと考える人も多いですが、小さい車も各メーカーからたくさんの車種が発売されています。

これまで大きい車に乗っていた人が小さい車に乗ってみると、意外と乗り心地が良くて気に入ることも多いです。維持費などの面での魅力もあるでしょう。

では小さい車には、具体的にどんなメリットがあるのか、どんな人に向いているのか解説していきます。

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小さい車に乗るメリット

小さい車のメリットに関して具体的に見ていきましょう。

費用面でのメリットが大きい

小さい車は大きい車と比べて維持費が安く済むのが大きなメリットです。維持費と一口に言っても、さまざまありますが、分かりやすいのは自動車税でしょう。毎年5月に自動車税の納税通知書が自宅に送られてきます。自動車税は排気量により決まるため、ミニバンなどの大きな車だと、39,500円から45,000円程度であることが多いです。

これに対して軽自動車の場合には、軽自動車税が一律10,800円です。コンパクトカーなら29,500円から34,500円かかります。コンパクトカーの場合には、大きい車とあまり差がありませんが、軽自動車は税金の安さが実感できるでしょう。

また、軽自動車もコンパクトカーも大きい車と比べると燃費の良い車種が多いです。大きい車は車体が重い分だけどうしても燃費は悪くなってしまいます。特に通勤などで毎日使用している場合には、小さい車はガソリン代がお得です。

車両価格やタイヤの値段も小さい車と大きい車で差があります。中古車なら大きい車でも安いものもありますが、新車の場合には軽自動車やコンパクトカーの方が軒並み安いです。全体的に見て、小さい車のほうがコストパフォーマンスに優れています。

実用性に優れている

普段車に乗っていて小さい車の方が便利だと感じる場面も多いです。

例えば、狭い道路を走るときに、大きい車だとギリギリ通れるくらいのときがあるでしょう。曲がるときなどは塀に擦ってしまわないようにかなり慎重になります。

小さい車なら、狭い道でも比較的余裕があり運転しやすく感じることが多いです。普段の買い物や子どもの送り迎えなどで近場を走る機会が多い人は、小さい車の方が合っているかもしれません。

駐車するときにも小さい車の方が楽です。狭い駐車場だと大きい車を駐めるのに苦労することもあります。軽自動車だけ駐められる小さな駐車スペースなどもあるでしょう。

自宅の敷地が狭い場合には、大きな車を駐めるのは無理でも小さい車なら駐められることもよくあります。

小さい車は乗り心地があまり良くないと思われがちですが、最近の小さい車はそうでもありません。特に軽自動車では全高を高くすることで広い車内空間を確保する工夫を凝らしている車種が多いです。全長や横幅が短くても、それほど狭く感じることはないでしょう。特にトールワゴンタイプなら軽自動車でも居住性が快適です。

小さい車に乗り換える際の注意点

大きい車から小さい車に乗り換える際に注意すべき点を説明していきます。

安全面ではどうしても大きな車に劣ってしまう

交通事故で小さい車が大きい車と衝突すると、大きい車はあまり壊れず小さい車だけが派手に壊れてしまうケースが多いです。車体の重量に差があるため、どうしてもそうなってしまいます。特に軽自動車は規格上の制限があるためボディが薄く、あまり頑丈な作りではありません。衝突安全性という観点から見れば、大きい車に軍配が上がってしまいます。

コンパクトカーであれば、軽自動車よりもボディが厚めに作られているため、重量もあるのでもう少し安全性が高いです。

全高を高くして広い車内空間を確保している車種の場合には、走行があまり安定しません。特に高速道路を走る場合には注意が必要です。高速道路を走行する機会が多い人には、トールワゴンタイプの軽自動車はあまり向かないかもしれません。

また、最近では煽り運転が社会問題化しており、連日のようにニュースで報じられているでしょう。車体が小さい車は煽り運転の被害を受けやすい傾向にあります。特に軽自動車の場合には注意しましょう。

用途や環境によっては向かない場合も

車を使用する目的はさまざまですが、用途によって小さい車があまり向かない場合もあります。例えばレジャーなどで車を使用する機会が多い場合には、小さい車だと荷物などを積み込みにくく、不便に感じるかもしれません。

家族が多くて4,5人で車に乗る機会が多い場合にも要注意です。軽自動車場合には、乗車定員が4人であるため、5人乗ることはできません。無理やり詰めて5人で乗ると違反になってしまいます。12歳までの子どもなら3人で大人2人と同じ扱いになるため、夫婦2人と小学生の子ども3人という組み合わせで乗ることは可能です。ただし、一番上の子どもが13歳になってしまうと、家族全員では乗れなくなってしまいます。家族が多い場合にはミニバンなどの方が合っているでしょう。

また車内空間が狭いと長時間乗るときにあまり快適ではありません。大きい車で同じ時間乗るときと比べて、疲れやすく感じてしまいます。車に長時間乗る機会が多い人は、車内空間が広めの大きな車の方が合っているかもしれません。

軽自動車で高速道路を乗る場合には、パワー不足なのが気になることもあるでしょう。高速道路を乗るなら、大きめでパワーのある車の方が安心です。

小さい車ならこの車種がおすすめ

小さい車のメリットと注意点を踏まえた上で、大きい車から小さい車に乗り換えたいという人もいるでしょう。

おすすめの小さい車を軽自動車とコンパクトカーに分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

軽自動車編

軽自動車でもっともおすすめなのは、ホンダのN-BOXです。全高がかなり高めに作られており、軽自動車ながらゆったりとした車内空間を確保しています。後部座席のドアがスライド式になっている点もおすすめできる理由のうちの1つで、小さなお子さんがいる家庭でも使いやすいでしょう。ファミリーカーとしてもよく使われている軽自動車です。2017年の軽自動車の新車販売台数で、ダントツの1位になりました。

軽自動車でN-BOXに次いでおすすめできるのはダイハツのムーヴです。2017年の軽自動車の新車販売台数においても、N-BOXに次いで2位に輝きました。N-BOXほどではありませんが、やや背が高いタイプで、快適な車内空間を実現しています。運転席もそれ以外の座席も乗り心地が良好です。

同じダイハツのタントも高い人気を誇ります。ムーヴよりも全高が高めで、ファミリーカーとして使われていることが多いです。後部座席のドアがスライド式になっており、全開にすると非常に大きく開きます。レジャーなどにも使いやすい軽自動車です。

コンパクトカー編

コンパクトカーでもっともおすすめできるのは、日産のノートです。ブレーキを使わずアクセルペダルだけで、減速可能なワンペダルドライブに対応しています。衝突回避の支援機能なども付いており、安全性を重視している車種です。また、カタログ燃費が1リットルあたり37キロで、燃費性能にも優れています。

トヨタのアクアも燃費性能に優れたコンパクトカーです。カタログ燃費はノートよりもさらに良好で、1リットルあたり38キロもあります。また、外観がスタイリッシュで、内装もシンプルかつ上質なのが大きな魅力です。ただ全高が低めで、居住性はそれほど良くありません。

ホンダのフィットはノートやアクアと比べると一回り小さく、全長は4メートルを切ります。小回りの利くコンパクトカーに乗りたい人に向いているでしょう。また大きさの割には車内空間が狭く感じることはありません。燃費はノートとほぼ同じです。後部座席を前に倒すことができて、荷物を積んで運びたいときにも便利です。

まとめ

小さい車は用途によっては多少不便に感じることもありますが、近場を乗る機会が多い人は、大きい車よりも便利に使えます。

駐車するときや狭い道を走行するときなどは小さい車の方がスムーズです。最近では軽自動車でも居住性に優れた車種がたくさんあり、軽自動車人気も高まっています。

車を買い換える際には、小さい車も選択肢に入れて検討してみましょう。

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