真夏の車では熱中症に注意!車内でできる暑さ対策は?

自動車のコラム

夏は年々暑さを増してきています。真夏の車内の温度は非常に高くなり、車の中での熱中症事故も毎年報告されています。

車内の熱中症のリスクや対策を知って、健康への被害を予防しましょう。

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真夏の車内の熱中症の危険性

真夏の車内では熱中症や隠れ脱水症状に注意しましょう。特に注意するべきポイントを2つ紹介します。

子供やペットの車内放置に注意!

車内の熱中症でも、大きな事故に繋がりやすいのが子供やペットの車内放置です。

真夏の車内の温度はどんどん上がっていくため「暑いから自力で外に出る」というような判断や行動が難しい子供やペットを放置すると非常に危険で、最悪の場合命にかかわるような事故になってしまいます。

また、子供は様々な要因から大人よりも容易に熱中症・脱水症状に陥りやすいため、大人の感覚で大丈夫だろうと思うようなラインよりも、こまめに水分を補給する必要があります。

子供やペットが車内に放置されているのを発見したらどうしたらよいでしょうか。周囲に車の持ち主が見当たらない場合は、その駐車場の管理人などに伝えたり、警察に連絡を入れたりします。車内の子供やペットの状態が一刻を争うようなときも、警察に連絡を入れてから救出を行いましょう。

エアコンをつけていても危険?

エアコンをつけていたら、車内の温度は低い状態で保たれているため熱中症にはならないだろうと安心しているかもしれません。しかし、隠れ脱水の症状には注意が必要です。

人間は汗をかいていないときでも呼気や皮膚を通じてどんどん水分を失っています。涼しいからといって水分補給を怠ると、知らないうちに脱水状態になって体調が悪くなってしまいます。

特にエアコンをつけていると、車内の空気が乾燥するためより体から水分がより蒸発しやすくなります。隠れ脱水を防ぐために、こまめに水分を補給しましょう。

隠れ脱水になると、体がだるくなったり、のどが渇きやすくなったりします。些細な体調の変化に気づいてすぐに水分を補給するようにしましょう。

どれくらいの時間で熱中症になる?

エアコンで温度を下げていた車でも、外が真夏日の暑さであれば、エンジンを切って約15分経つころには、車内温度は31度を超えていて熱中症指数(WBGT)の危険レベルに達してしまいます。

WBGTとは、気温、湿度、日射・放射、風の要素をもとに算出される熱中症リスクを判断する指標になります。車は、締め切ると風が通らず、太陽からの日射や道路からの放射で多くの熱を吸収してしまいます。そのため、真夏の車内は高温になり熱中症の危険が高まるのです。

このことから、ほんの少しの間でもエアコンがきいていない車に居続けることは危険な行為であることが分かります。

車内で起こる熱中症の症状は?

人間の体は様々な機能によって成り立っています。それらの機能は、37℃くらいで最もうまくはたらくようになっています。そのため、体には体温が上がっても汗をかいて熱を放出し、体温を一定に保つ機能があります。

しかし、極端に暑い・湿度が高い状況に置かれたり、水分が不足したりして、体の体温調節機能が対応しきれなくなると、体の温度を下げることが出来なくなります。体の温度は37℃付近を超えて上昇し、体の機能がはたらかなくなり熱中症が引き起こされるのです。

特に、脳は高温にさらされ続けると不可逆のダメージを受けてしまいます。熱中症は、命にかかわる重大な病気であり、重篤化した場合はたとえ一命をとりとめても、脳に障害が残ることもあるような非常に危険な症状なのです。

熱中症の主な症状

熱中症の症状には次のようなものがあります。

  • めまい・たちくらみ
  • 顔のほてり
  • こむら返り(手足の筋肉がつる)・筋肉のけいれん
  • 体のだるさ
  • 吐き気
  • 汗のかき方の異常・皮膚の異常
  • 高体温

【すぐに医療機関を受診するべき症状】

  • 呼びかけに対する反応がおかしい
  • 水分が自力で補給できない
  • 歩き方がおかしい

車内でのペットの熱中症にも注意

犬や猫などのペットも熱中症には注意しましょう。車内は涼しい状態に保ち、こまめに水分を補給させます。

熱中症の初期では、激しい呼吸やよだれ、目や舌などの充血などが見られます。重篤化すると、ぐったりとして意識がなくなったり、震えたりすることがあります。

犬や猫は、人間のように症状を訴えてはくれません。ペットの異常を見逃さずに、もしも症状が現れたらすみやかに体を冷やし、場合によっては病院へ連れていきましょう。

熱中症の症状が見られたら

熱中症・脱水症状の症状がみられたら、速やかに対処が必要です。ここでは、軽度の場合と重度の場合に分けて説明します。

なお、医療機関への搬送の目安として、未開封のペットボトルを渡して自力で飲むことが出来るかどうかというものがあります。

ペットボトルから水を飲むには、ペットボトルを受け取り、ふたを開けて、飲み口を口元に近づけて液体を飲み込むというステップが必要です。もしもこれが出来ない場合は体に異常が現れているため、応急処置をしつつ医療機関へすみやかに搬送しましょう。

意識がある場合

涼しい場所に移動し、体を締め付けるものは楽にして体を冷やします。両側の首筋やわきの下、足の付け根など太い血管の通っている場所を冷やすと効率的です。冷やす方法は冷却材を使ったり、皮膚に水や氷水で冷やしたタオルをかけて、うちわや扇風機で風を送ったりする方法があります。

自力で水分をとることが出来るのであれば、水分を補給しましょう。できれば経口補水液が望ましいです。しかし、自力で水分を取ることが難しい場合は、無理に飲ませたりせずに医療機関へ搬送し、点滴を受けるようにしましょう。

意識がない場合

すぐに救急車を呼びましょう。その後、救急車が到着するまでに応急処置を行います。一刻も早く体内の温度を下げることが必要です。涼しい場所に移動させて、冷却材や水、風を利用して体温を下げます。両側のくびすじや わきの下、足の付け根などの太い血管が通っている場所を優先的に冷やすことで効率よく体を冷やすことが出来ます。

車でできる暑さ・熱中症対策

真夏の車内では、熱中症や脱水症状で人体に悪い影響が起こる恐れがあります。ここからは、車でできる熱中症対策について説明します。

車の温度をすぐに下げるには

暑い空気のなかに駐車されていた車は、非常に高い温度になっています。乗り込んだ時に暑さに驚いた経験がある方も多いのではないでしょうか。車の温度を効率的に下げる方法は、どのような方法でしょうか。

エアコンは車外の空気を取り入れる外気導入と、車内の空気を循環させる内気循環の2通りのモードがあります。この2つのモードと窓をうまく使うことで、車の温度を素早く下げることが出来ます。

車の温度をすぐに下げる方法は、2ステップです。1ステップ目は、エアコンを外気導入でかけた状態で、走行しながら対角線上の窓を開けて車内にこもった熱い空気を逃がします。車内の空気が入れ替わったら、2ステップ目として、エアコンを内気循環に切り替えます。そうすることで、車内の冷えた空気を利用してよりエアコンを効率的に使用します。

体調が悪くなったのを見逃さない

こまめに水分補給をして、車内の温度に気を配りましょう。また、自分や同乗者、子供やペットの体調が悪くなった時にそのサインを見逃さないようにしましょう。

特に体温の調節が難しい子供やお年寄り、ペットの様子にはよく気を配り、体調が悪くなったサインを見逃さずに対処を行いましょう。

運転中に熱中症になった場合、運転を続けることが難しくなり、事故を起こす危険性もあります。エアコンをかけているから、大人だから、と油断せずに体調には気を配り、違和感があれば無理をせずに涼しい場所で休憩して水分や塩分をしっかりとりましょう。

暑さ対策のグッズは?

太陽光が直接入ると車内の温度は上がりやすいです。そのため、太陽光をカットするようなサンシェードを窓に取り付けることで、車内の温度があがることを少し防ぐことが出来ます。

また、熱中症の初期症状が出た時に水分補給が出来るように、経口補水液などを持っておくと安心でしょう。冷却材やうちわ、携帯型扇風機なども、暑さ対策や応急処置に使用することが出来ます。

子供やペットを放置しない・インロックに注意する

先ほど説明した通り、車内の温度はたとえエアコンで冷えた状態からでも15分もすれば人体に悪い影響を及ぼすような危険な温度まで上がってしまいます。この温度上昇は強烈であり、日陰に停車することやサンシェードの使用、窓を開けることなどの対策では焼け石に水です。どんな状況でも放置することは非常に危険であると言えます。

ほんの少しの間だから大丈夫だろうと鍵を車内に置いたまま目を離してしまうと、子供が誤って操作することで鍵が中にあるまま車がロックされてしまうインロックの状態になってしまう恐れもあります。

また、エアコンが聞いているから大丈夫だろうと思っても、子供が操作してしまいエアコンが切れたり、不具合が起こってエンジンがとまってエアコンが切れたりする恐れもあります。

様々なリスクが存在し、熱中症は命にかかわるような危険性があるため、真夏の車内に子供やペットを残してその場を離れることはたとえ短時間でもしないようにしましょう。

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