車のトランクの開け方がわからない!5種類の開け方と原因とは

トラブル・修理

 

荷物を積み込もうとして「トランク」を開けようとしたら、肝心の「開け方」がわからないと困ったことはありませんか?

実はトランクには5種類も開け方があり、さらに何かしらのトラブルが発生している可能性もあります。

そこで、トランクの開け方5種類と、正しい開け方でもトランクが開かない原因について解説します。

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トランクの開け方5選

トランクの開け方


車のトランクを開ける方法は、大きく分けて5種類あります。まずはご自分の車の開閉がどのタイプなのかを把握してください。

  • 鍵で開けるタイプ
  • ボタンタイプ
  • 足で開くタイプ「ハンズフリー」
  • タッチレスタイプ
  • 内側から開ける場合

鍵で開けるタイプ

従来の車にもっとも見られるタイプの開け方です。トランクにドア部分と同じ鍵穴がありますので、鍵を使って解錠してトランクを開いてください。

お使いの車のキーを間違えているわけではないとしたら、鍵または鍵穴、トランク周辺になんらかのトラブルが発生していることが考えられます。自力では対応できないケースもありますので、まずは原因が何かを突き止めて、適切な対処を実行してください。

ボタンタイプ

ボタンを押して開くタイプのトランクです。開くためのボタンはトランクの持ち手にある場合が多いですが、車のドアがロックされていると開けることができませんので注意しましょう。

なお、車のキーがないとセンサーが反応しないので、鍵を忘れていないかについてもチェックが必要です。トランク付近ではなく、車内にボタンがあるタイプもあるので注意してください。

足で開くタイプ「ハンズフリー」

足で開くタイプのトランク、通称「ハンズフリー」は、名前の通り手を使わなくてもトランクを開けられるタイプです。トランク下部にセンサーがあり、足をかざすことによって反応させてトランクを開けます。

手に荷物を持っていてもトランクを開けられるので、利便性が高いです。最近の車に多く見られる装備ですが、こちらのタイプもキーを持っていないとセンサーが反応しないので注意が必要です。

タッチレスタイプ

ハンズフリーと似ていますが、こちらはトランクのエンブレムに手をかざすことで自動開閉するタイプのトランクです。鍵穴のないタイプのトランクはキーを紛失すると交換に相当な手間がかかるので注意してください。なお、車種によってはセンサーが奥の方に内蔵されているため、身体のバランスを保つ必要がある点にも注意が必要です。

内側から開ける場合

なんらかの理由で、トランクを「内側から開ける」必要性が出てくる場合もあると思います。その場合はトランク内のロック部分ワイヤーを強く引くか、トランク後部中央にあるロックシリンダーの掛け金を外すことでも開けることができます。トランクに閉じ込められてしまった際などに、慌てずにこれらのパーツを発見してトランクを開けてください。

トランクが開かない!考えられる要因は?

トランクがあかない要因


車種によってトランクの開け方は異なりますが、正しい方法でトランクを開けようとしても開かない場合には何かがトラブルを起こしている可能性が考えられます。考えられる原因は「キーの電池切れ」と「トランクの異変」です。

キーの電池切れ

遠隔で鍵を開けられるタイプのキーの場合、キーの電池切れの可能性が疑われます。対処法はもちろん、充電が無くなってしまった電池を新品に交換することです。購入あるいは前回の電池交換から2年が経過していれば、電池切れの可能性が高くなります。

このタイプのキーの電池は「ボタン電池」です。一口にボタン電池と言っても種類がありますので、対応する電池の種類を調べてから購入してください。種類が異なる電池は絶対に対応しません。

交換用の電池を入手したら、電池を交換するためにキーを分解します。分解の手順はキーの種類によって異なりますので、取扱説明書を確認してキーを分解してください。事前に実際に分解しておくと、いざという時に慌てずに作業できます。タイプによってはメガネ用に使う小さなドライバーが必要なケースもありますので注意しましょう。

電池切れかどうか確認するためには、ドアロックを解除できるかどうか調べてください。ドアロックは解除できるけれどトランクは開かないという場合は、トランク側に問題があります。トランクもドアロックも開かないということはキー側に問題がありますので、電池切れの可能性が強く疑われます。

なお、電池を調達する隙がないくらいにすぐ車を運転したい場合には、適した対処法があります。こうしたタイプのキーの中には物理的に開ける鍵が内蔵されています。メーカーにより名称が異なりますが「エマージェンシーキー」や「メカニカルキー」などが存在します。これを使えばドアロックを解除できます。

キーを使えばエンジンもかけられます。電池を交換してもトランクを開けられない場合は、キーが故障しているか、あるいはトランク側に問題があると考えられます。

トランクに異変がある

前述のとおり、ドアロックは解除できるけれどトランクは開かないという場合、キーではなくトランク側に何かトラブルが発生している可能性が強く疑われます。例えば「ワイヤーが切れている」「何かが挟まっている」といった可能性が考えられるのです。もしくは、トランクの開閉に関する何かが故障している可能性も考えられます。

異物が挟まっている場合であれば、自力で対応もできます。トランクに挟まる品物といえば、レジャーシートなどが考えられます。2人がかりで対応し、1人は外から、もう1人は内側からトランクを開けば、よほどのことがない限りトランクを開くことができます。

問題なのは「ワイヤーが切れている」「何かが故障している」場合です。これらの原因は基本的にパーツの交換や修理が必要であり、素人では対応することができないでしょう。速やかに業者に修理を依頼してください。

原因がわからない状態で、無理やりトランクをこじ開ける行為はやめましょう。余計に故障が大きくなる可能性があります。まずは開かない原因を把握して冷静に対処しましょう。

また、トランク開閉のトラブルを予防する方法は「余計な荷物は降ろしておく」ことです。トランク内がごちゃごちゃしていなければ、トランクに何かが挟まるリスクは最小限に抑えられます。

他にも故障しているところがある?

故障


トランクが開かない原因がトランクの故障であれば、他の部分も故障している可能性があります。

故障がないか調べてみる

トランクが壊れている原因が「事故」などの外的な要因である場合、他の場所も故障・破損している可能性が強く疑われます。場合によっては走行することすら困難、あるいは危険なケースもあるのです。

どのみち、トランクが開かないのを放置することはできませんから、業者に修理を依頼しなければなりません。パッと見で目立った外傷や故障箇所が見つからないとしても、見えないところに大きなダメージを負っている可能性があります。業者に依頼して、壊れている箇所があれば直してもらってください。

車自体が劣化している場合

特に事故などに遭っていない車だとしても、長年乗り続けていると、走行による振動や雨風による浸食などであらゆる箇所で不具合が起こることになります。

これはいくらこまめにメンテナンスを行っていても防ぎ様がない事ですので、おそらくトランク以外にも問題が生じる事でしょう。

そういった車の場合は、今後そのまま乗り続けたとしても修理や部品交換にかなりの金額がかかることになりますので、いっそのこと廃車にして(廃車買取がお得)、新車に買い替えた方がコスパは優れるでしょう。

まとめ

トランクが開かないのは「キーの問題」か「トランクの問題」かによって解決方法が異なります。

キーの問題の場合はドアロックの解除やエンジンをかけるのにも影響するので、常に交換用の電池やドライバーを常備しておきましょう。

原因がわからない場合は、早めに業者に修理を依頼することをオススメします。

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