車検切れの車は廃車できる?注意点は?

廃車のコラム


あまり使用していなかった車の場合、車検が切れることをきっかけに廃車を決める方も少なくありません。また、車を使用することもなく車検が切れてからも敷地内にずっと置いたままで、そろそろ廃車をしないといけないと思い立った方もいらっしゃるでしょう。このような車検切れの車でも、廃車はできるのでしょうか?こちらでは、車検切れの車の廃車の方法や、車検切れの車を廃車するときに注意しなければいけないことについて、詳しくご紹介します。

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車検切れの車でも廃車できます!

車検が切れている車でも廃車は出来ます。廃車と言っても、車をただスクラップにするわけではありません。車検切れの状態であっても、車の登録自体は残っていますので廃車の手続きをして抹消し、車本体の解体処理を行って初めて廃車完了となります。こちらでは、車検切れの車を廃車する時の廃車の解体処理と廃車手続きの流れについてご説明します

1.車検切れの車を解体する

はじめに、解体業者に持ち込んで車を解体してもらう必要があります。車検切れの車を解体業者に解体してもらう場合、車検切れの状態では公道を走行し持ち込むことは出来ません。仮ナンバーを取得して自走で持ち込むか、レッカーなどを手配して解体業者まで持ち込みましょう。ただし、車検切れの車の場合、長期間走行していない可能性もあり自走で持ち込む際になんらかのトラブルが発生することもあります。走行中に車のトラブルが発生すると危険なため、レッカー車等で解体業者まで持ち込むことをオススメします。車の解体処理を行うことが出来る業者は、自動車リサイクル法に基づく適正な自動車の解体処理が出来る設備を保有している関連事業者となっています。

自動車リサイクル法とは
自動車リサイクル法は、2005年1月1日から施行された使用済自動車の再資源化等に関する法律です。専門的な処理が必要となるため廃車処理を行う業者への負担が増したことによる廃車の不法投棄や、不適正な廃車処理によって地球環境にかかわる土壌や地下水の汚染、放出されたフロンによるオゾン層の破壊が社会問題となり2002年に7月に制定されました。自動車のリサイクル技術が進むことにより、現在は車両の約90%がリサイクル出来ており、環境問題対策への一環ともなっています。

車検切れの車の解体にかかる費用内訳

解体業者の費用 10,000円~20,000円前後
レッカー運搬費用(距離による) 10,000円~30,000円前後

車検切れの車の廃車手続き

車検が切れた車を廃車するには、車の解体処理を行った後に運輸支局で廃車手続きを行います。車の解体処理を行ったあとであれば、永久抹消登録手続き(軽自動車は解体返納手続き)を行うことが出来ます。普通自動車の場合は、その地域を管轄している運輸支局または自動車検査登録事務所で、軽自動車の場合は、その地域を管轄する軽自動車検査協会の事務所(または支所)で手続きします。

普通自動車の永久抹消登録に必要な書類

  1. 自動車検査証(原本)
  2. 所有者の印鑑登録証明書(発行から3か月以内)
  3. 印鑑登録されている実印
  4. 本人確認書類
  5. ナンバープレートの前後2枚
  6. 永久抹消登録申請書(OCRシート第3号様式の3)
  7. 手数料納付書(手数料不要)
  8. 自動車税・自動車取得税申告書(運輸支局ごとに必要か不要か異なる)
  9. 解体報告日・移動報告番号の控え(解体業者にて確認しておく) 

永久抹消登録申請書、手数料納付書、自動車税・自動車取得税申告書に関しては当日運輸支局で配布されているものに記入し提出が可能です。

軽自動車の解体返納手続きに必要な書類

  1. 自動車検査証(原本)
  2. 使用済自動車引取証明書
  3. 所有者の認印
  4. 本人確認書類
  5. ナンバープレート前後2枚
  6. 解体届出書(軽第4号様式の3)
  7. 軽自動車税申告書

軽自動車検査協会にて、解体届出書と軽自動車税申告書の用紙は配布されています。軽自動車の解体を行った引取業者から交付される使用済自動車引取証明書に記載されているリサイクル券番号が必要となります。提出の必要はありませんが、書類がない場合でも、申請書に記入する必要があるため手元に番号を控えておきましょう。

車検切れ車の車検証を紛失している場合

車検切れの車ということで、車を使用していない期間がある場合車検証を紛失している方も少なくありません。車検証を紛失してしまっている車でも、廃車は可能ですが車検証の再発行の必要があります。車検証が欠損したり紛失してしまっている場合、車検証の再発行が可能です。

自動車検査証の再交付申請方法

普通自動車の自動車検査証を再交付申請をする運輸支局は、自動車の使用の本拠の位置を管轄する運輸支局または自動車検査登録事務所です。軽四輪車の場合は軽自動車検査協会にて行います。
車検証の再交付申請に必要な準備物は、申請書(OCR申請書第3号様式)、手数料納付書、検査登録印紙300円分、紛失の理由書、本人確認できるもの、の以上5点です。また、車検証再交付申請に関しては、車検切れ車両の車台番号と車両登録番号の明示が必要となりますので、控えておきましょう。

ローン残債がある車の廃車の場合

廃車する車検切れの車を「ローン」を組んで購入している場合、廃車に必要な所有者の書類を揃えることが出来るのであれば、廃車は可能です。ローンが残っている車の廃車に関しては、所有者の名義によって2つのパターンがあります。

車検証登録上の所有者が使用者本人である場合

一つ目は車検証登録上の所有者が使用者本人である場合です。銀行のマイカーローンを組んで車を購入している場合、車をローンで購入した時点から所有者は使用者本人であるため、ローンの残債に関わらず廃車や売却が可能です。ただし、銀行ローンの返済義務自体は返済が完了するまで残ります。

車検証登録上の所有者がローン会社等で使用者以外の場合

二つ目は車検証登録上の所有者がローン会社等で使用者以外の場合です。この場合、所有者と使用者が異なるため、使用者の一存では廃車できません。廃車するためには所有者の許可が必要です。所有権を解除するにはローン残債の一括返済を条件として求められることがほとんどです。車検切れの車であっても返済義務はありますので、返済を行い廃車手続きをすすめられるようにしましょう。

ローン完済後も名義変更手続きは必要

ローンを完済しているが、車検証上の所有者がローン会社になっているという方は、ローン会社へ名義変更の依頼を行わなければいけません。ローンを完済しても自動的に所有者が移転するわけではなく、移転登録手続きを行って所有者を変更する必要があります。ディーラーローンを組んで、ローンを完済しているものの、名義変更をせずに乗り続けている間にディーラーが倒産してしまい、手続きに必要な書類を揃えることが困難になったパターンもあります。ローン完済後は早めの名義変更をしておくことをおすすめします。

車検切れの車の再登録について詳しい記事はこちら

廃車の概念がかわります。無駄を省いた方法教えます。

車検切れの車を廃車にするときの注意点は?

車検切れの車を廃車にする際に注意するべきポイントとは何でしょう。車検切れの車を廃車にもっていく際に注意が必要なことや、廃車と税金について詳しくご説明します。

車検切れの車の運行は仮ナンバーが必要!

車検が最近切れてしまったところであれば、走行状態に問題はなく自走で車を業者に持ち込みたいと考える方も多いでしょう。ただし、車検切れの車は公道を走行させることは出来ません。

車検切れの車で公道を運行した場合の罰則
車検切れの車で公道を運行した場合、行政処分による違反点数6点と30日間の免許停止処分、さらに刑事処分では6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。さらに強制保険である自賠責保険の加入期間も切れている場合は重い罰則となります。車検切れで自賠責保険未加入の状態で公道を運行した場合の罰則は、1年6カ月以下の懲役または80万円以下の罰金が科せられます。

このように、車検切れの車を自走で移動する場合は「仮ナンバー(臨時運行許可番号標)」を取得する必要があります。臨時運行許可とは、車検の切れた自動車や未登録自動車が、新規検査・登録の継続検査の目的で運輸支局まで運行する場合、運行目的と期間、経路を明確にすることを条件に特例的・限定的に公道の走行を許可し、市町村が臨時運行許可番号標を貸し出す制度です。仮ナンバー(赤い斜線の入ったナンバープレート)は、市区町村役場で発行し借り出しているもので、有効期間や使用できる経路が決まっています。また、公道を走行するため臨時運行許可の申請には自賠責保険に加入しなければならない(1ヶ月から加入できる)点にも注意が必要です。

臨時運行許可申請に必要な書類

  • 臨時運行許可申請書
  • 車検証または登録識別情報等通知書または一時抹消登録証明書または自動車予備検査証など、自動車を特定できる書類
  • 自動車損害賠償責任保険証明書
  • 印鑑(認印でOK)
  • 本人確認書類

自賠責保険は、すでに切れていたり解約している場合は、1ヶ月単位で加入できるので最短単位で加入しておきましょう。

車検切れ後の自動車税は要確認!

車検が切れた後であっても自動車税の課税義務は発生しつづけています。自治体によっては、車検が切れているため課税保留となり納税通知書の発送をしない地域もありますが、継続的に課税通知がきていないだけで、あくまでも「保留」であり、課税義務そのものが免除されているわけではない点に注意が必要です。なお、廃車後に自動車税が課税される自治体もあります。車検切れの車で、使用していない間自動車税を支払っておらず、再度車検を登録して車を使用しようとしたら未払いの自動車税を支払うよう命じられたというパターンもあります。

車検切れの車の廃車を廃車買取業者に依頼すると簡単

ここまで、車検の切れた車を廃車する方法について説明してきましたが、多くの人が「面倒だな。」と思ったのではないでしょうか。そのような人たちにオススメしたいのが「廃車買取業者を利用する」という方法です。

車検切れの車でも費用無料で廃車できる

車検切れの車の廃車手続きや引取のレッカー費用が高くかかりそうで不安と思った方、仮ナンバー申請が面倒そうと廃車に二の足を踏んだ方には、廃車買取業者に車検切れの車の見積もりをとってみることをおすすめします。廃車買取を専門に行っているカーネクストでは、廃車手続きの代行費用や、車検切れの車のレッカー費用は無料で引き取り対応しています。特に人気車種や車両の状態次第にはなりますが、車検切れの車でも高額査定が出来る場合ももちろんあります。車検切れで使っていない車の廃車に費用を掛けたくない方、手間や時間も惜しいという方にとっても廃車費用無料でお任せ出来るため、廃車買取へ依頼されることをおすすめします。

車検切れの車でも価値がある?

なぜ廃車予定の車検切れ車両でも買取が出来るのでしょうか。たしかに中古車としての再販が出来るような状態がよい車であれば、中古車買取業者や大手中古車販売店に買い取ってもらえばよいだけの話です。しかし車検切れで長期間使っておらず外装もボロボロで「廃車するしか無い」と判断に至る車でも、カーネクストのような廃車買取専門の業者であれば値段を付けることができるのです。それは買取った中古車・廃車・中古部品・金属素材などを流通させるための経路を、独自の業者ネットワークにより確保しているからこそ出来ています。普通の買取業者では値段をつけられないような状態の車であっても、パーツ毎や、素材だけでも価値があり買取をつけることができています。車検切れで年式も古い車が、実は海外で人気の車両で動かなくても十分な価値があるといった場合もあります。利益化が難しい車でも、無料引取を行っていますのでお客様の負担になりません。

車検切れの車を買取出来る業者選びの注意点

車検切れの車を廃車買取業者へ見積もり依頼するのであれば、とにかくレッカー車の費用が無料であることに注意する事が必要です。「車検切れの車でも買取します!」と謳っていても、自社でレッカーを所有していないために車の運搬費用がかかる業者や、業者から遠方の車の保管場所は引取り費用が有料になるところもあります。せっかく高い買取査定額が提示されても、後から費用を請求されることで少なくなり、場合によっては結局マイナスになる可能性だってあるのです。
もう一点の注意点は、車検切れの車は牽引タイプのレッカー車では公道を走る事ができないことです。所有するローダー車が、牽引車のみのところもあります。事前に廃車買取業者に車検が切れていることを伝えて、積載車の手配または仮ナンバーが必要であることを伝えましょう。

車検切れの車の廃車に関するよくあるご質問

車検切れの車の廃車に関して、よくいただくご質問にお答えします。

Q.車検切れの車の廃車は解体すればいい?

A.車検切れの車だからと言って、手続きは何もせずスクラップをするだけで廃車が出来るわけではありません。車検切れの車も運輸支局上での抹消登録手続きを行わなければ、廃車が完了したことにはならないのです。

Q.車検切れの車の廃車手続きとは具体的に何をする?

A.車検切れの車は移転登録手続き(名義変更)は出来ません。廃車手続きは、一時抹消登録手続きか、解体を行ってから行うことの出来る永久抹消登録手続きを行います。

Q.車検切れの車の車検証を紛失したが廃車出来る?

A.車検切れの車の廃車手続きにも、車検証の原本の提出は必要です。車検が切れていても、車検証の再交付申請は可能ですので、管轄の運輸支局で必要な書類を提出し車検証の再交付申請を行いましょう。再交付を受けた車検証と必要な書類を揃えることで、廃車手続きが出来るようになります。

Q.車検切れの車の所有者がローン会社になっているが廃車可能?

A.車検切れの車の廃車手続きを行う際も、所有者の廃車に必要な書類を揃える必要があります。所有者がローン会社になっている車で、ローンの残債がある場合基本的に廃車をすることは出来ません。それは、ローン会社が残債の返済確認が出来なければ廃車に必要な書類を出してもらうことが出来ないからです。ローン会社に一括返済をする、返済が終わってから廃車に必要な書類を出してもらうことで廃車が可能になります。

Q.車検切れの車を廃車するのは費用が高い?

A.車検切れの車の廃車には、廃車の手続きと解体の他に、車を廃車業者へ移動する運搬費も必要となります。ただし、廃車買取業者など、廃車の手続きや解体費用、車の引取り費用が無料の業者もありますので、業者の選び方次第で廃車費用をかけずに廃車することが出来ます

Q.車検切れの車の廃車のために公道を走行してもいい?

A.車検切れの車の場合、例え廃車手続きのためや、廃車解体業者に運んで持ち込むためだけであっても公道を運行することは出来ません。車検切れの車を運行した場合、重い罰則があり、車検切れのまま公道を走行すると違反点数6点と30日間の免許停止処分となり一発免停になります。また刑事処分では6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金も科せられます。車検切れの車で公道を運行し、移動をさせたい場合は仮ナンバー申請をすることと、自賠責保険への加入が必須となります。

Q.車検切れの車の移動に使う仮ナンバー申請はどこで出来る?

A.車検切れの車の移動に使うための臨時運行許可(仮ナンバー)を申請するところは、その地域の市区町村の役所です。仮ナンバー申請は使用する日の当日又は前日に行います。前もって申請したルートのみ走行が可能で、有効期限は最小限の日数で5日間が限度です。スケジュールを決めてからの申請が必要となります。

Q.車検切れの車も自動車税は支払わないとだめ?

A.車検が切れている車であっても、運輸支局上の登録は残っていますので自動車税の支払いは必要です。地方自治体によっては、自動車税の課税が保留されて、納付書を止める場合もありますがあくまでも保留であり、課税義務がなくなったわけではありません。廃車手続きを行って、課税が発生しなくなるように手続きを行う必要があります。

まとめ

車検の切れた車でも廃車することは可能です。ただし、廃車のために業者に車を持っていかなければならないことと、ローンの残りがあると手続きなどが面倒になります。また、車検切れの廃車の解体を個人で依頼すると費用がかかります。カーネクストであれば、車検切れの車も廃車買取対象になります。廃車手続きの代行や引き取りも無料で行っているので、手間を減らしてお得に車検切れの車を処分することができます。まずは問い合わせをして、必要な手続きについて相談してみてください。

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