ケルヒャーでの洗車の方法を徹底解説!

自動車のコラム

車を売りたいとき、まずは査定に出す必要があります。少しでも良い車として見てもらって高い値段で買い取ってもらうために出来ることと言えば、車をきれいに洗車することではないでしょうか。

そんな時に使いたいのが通信販売で人気に火が付いた、ドイツ製高圧洗浄機「ケルヒャー」です。

そこで本記事では、ケルヒャーを使った洗車の方法について解説します。買い取り価格アップのために、きれいな状態で車を査定に出す際の参考にしてみてくださいね。

※なお、カーネクストの場合は清掃具合で査定額が変わる事はございませんので、ご安心ください。

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洗車で使いたい!高圧洗浄機ケルヒャーとは?

まずは、ケルヒャーとはどのようなものなのかについて解説します。

ケルヒャーとは?

「ケルヒャー」とは、1935年に創業したドイツの清掃機器メーカーです。

ケルヒャーときくと広告コマーシャルでよく見かける高圧洗浄機のイメージがありますが、それ以外にもさまざまな清掃機器を取り扱っています。業務用と家庭用に分かれて温水高圧洗浄機の価格や種類も豊富にあり、ニーズに応じた製品を見つけやすいのが特徴です。

ケルヒャーのメリットデメリット

メリットは「持ち運びがしやすい」こと、デメリットには「重い」ことが挙げられます。

重量はそれなりにあるものの本体に車輪がついており、取っ手を握ってそのまま移動させることができます。重量の割には持ち運びしやすいので、さまざまな場所を高圧洗浄する際に役立ちます。

次に、音が静かな「サイレントタイプ」も販売されているという点がメリットです。

高圧洗浄機を使用するにあたって、音がうるさいと近所迷惑になって敬遠されがちです。しかし、ケルヒャーのサイレントタイプは文字通り静音仕様となっており、音による近所迷惑をあまり気にせずに使用できます。

ただし、「(一部を除いて)部品がバラバラになっているので組み立てが必要」という点はデメリットです。

決して難しいわけではありませんが、工作や組立作業が苦手な人には敬遠されてしまうかもしれません。組み立て済みで購入できるタイプも一部ありますので、興味がある人はそちらも参考にしてみてください。

洗車でケルヒャーを使う方法とは?

それでは本題に移りたいと思います。ケルヒャーを洗車に使用する際に、いくつか注意したいポイントがあるので注目して見ていきましょう。

まずは環境を整える

ケルヒャーを使用する前に、まずは「環境を整える」ところから始めます。環境を整えるということはつまり、「ケルヒャーを使用するのに適した日時を選ぶ」ことになります。主なポイントは以下のとおりです。

曇りの日を選ぶ

まずは「曇りの日」です。洗車にはカラッと晴れた日が良いイメージがあるかもしれませんが、実はそうではありません。

晴れているということは日差しが強いということになりますので、洗車に使用する水がすぐに蒸発してしまいます。結果、水の跡の「シミ」ができてしまうので洗車の意味がありません。

雨の日だと当然、洗車どころではありませんので天気予報で雨予報が出ていない曇りの日を選ぶのがベストなのです。

風のない日を選ぶ

次に「風のない日」です。風が強いと砂埃が舞ってしまい、せっかく洗車したボディに砂埃が付着してしまいます。これでは洗車の意味がありませんので、風のない日、あるいは風の弱い日や時間帯を選んで洗車を始めてください。

近所迷惑にならない時間を選ぶ

時間帯については「近所の迷惑にならない時間帯」を選ぶことが重要です。朝早すぎたり夜遅すぎると、いくらサイレントタイプのケルヒャーでも音が気になってしまいます。午前中~夕方くらいが洗車に適した時間帯となります。

まとめますと、洗車に最適な環境は「曇り・風がない・お昼前後」が3拍子揃っているのがベストであるといえます。

ケルヒャーでの洗浄方法

気象条件と時間が整ったら、いよいよ洗車作業開始となります。主な注意ポイントは以下のとおりですので手順に沿って洗車しましょう。

ケルヒャーで上から下に向かって洗浄する

まずは「上から下に向かって洗浄」することです。洗浄方向を逆にすると、せっかく洗い流したところに上からの汚れが流れてくることになり二度手間です。

ただし、タイヤ周りには汚れが相当に付着していて、これを最後にするとせっかく洗い流したところに汚れが付着してしまう可能性がありますので、まずタイヤ周りから洗浄。次に上から下へ洗い流すと良いでしょう。

車専用の洗剤やシャンプーで手洗いも行う

一通り洗浄し終えたら、次に車専用の洗剤やカーシャンプーを使って手洗いをします。このとき、何度も往復させるのではなく同一方向に塗り広げていくことがポイントです。しばらく待つと汚れが浮き上がってくるので、クロスで拭き掃除してくださいね。

高圧洗浄機とは言え、完全に汚れを落とすことはできないためしっかりと車を洗いたいのであれば、これらの手間を惜しんではいけないのです。

最後にもう一度ケルヒャーで泡を洗い流す

最後に、車をもう一度ケルヒャーを使って流してください。泡が残っているとシミの原因になりますので、すみずみまで泡を洗い流すことを心がけましょう。

洗車でケルヒャーを使う際の注意点

洗車にもケルヒャーはオススメですが、どういった使い方をしても良いというわけではありません。大切な車をきちんと洗ってあげるためには、いくつか注意しなければならないポイントがあります。

部品を壊さないように気を付ける

まずは「部品を壊さないこと」です。以下のポイントに注意してください。

エンジンルームに入れないようにする

まずは「エンジンルームには入れない」ことです。電装系のトラブルの原因になりますので絶対に避けてください

ただし、絶対に濡れてはいけないというわけではありません。現に雨の日でも車が壊れることはありませんので、そこまで神経質になる必要はありません。

ブレーキ部品には当てないようにする

次に「ブレーキ部品に当てない」ことです。これは「油圧パイプ」を破損させてしまう可能性がありますので、これも避けなければなりません。

なかなか落とすことが厳しい汚れが付着しているので高圧洗浄機を使いたい気持ちもわかりますが、破損してしまえば余計な手間が増えることになります。

基本的に外部だけを洗うようにする

最後に「外部だけを洗うようにする」ことです。外部の部分はそれなりに耐久性のある箇所であり、高圧洗浄機の水圧や水そのものに対する耐性があります。

しかし、外部以外の部分はデリケートな部分が多く、水圧や水そのものによるダメージも予想されます。仮に汚れが激しく、手洗いでは時間がかかり汚れを簡単に落とせなさそうだとしても、高圧洗浄機を使用することは避けなければなりません。

車に傷が付かないように注意

次に、「車に傷がつかない」ように注意しなければなりません。以下のポイントに注意しましょう。

先に劣化がないかを確認する

まずは「劣化が無いことを確認する」ことです。いくら基本的な耐久性が高い部品であっても、劣化していれば高い水圧に耐えられない可能性があります。洗浄する前に、洗浄箇所に劣化が見られないことを確認しましょう。

ボディがへこまないように距離を考える

次に「ボディがへこまない距離で水を噴射する」ことです。

たとえ家庭用の高圧洗浄機が業務用のそれよりも水圧が低いとはいえ、高圧で水を噴射することに変わりはありません。至近距離で噴射するとボディをへこませる可能性がありますので、ある程度距離を離して噴射してください。

砂を巻き上げないように使用する

最後に「砂を巻き上げない」ことです。高圧の水はさまざまな汚れやゴミを巻き上げてしまう可能性があります。特に、洗車最後の工程で砂を巻き上げてしまえば、せっかくの洗車が無駄になってしまいます。砂を巻き上げないように噴射する角度を考えましょう。

ケルヒャーの洗車方法についてよくあるご質問

ケルヒャーの洗車の方法について、よくいただくご質問にお答えします!

Q.高圧洗浄機ケルヒャーで洗車は出来るの?

A.高圧洗浄機のケルヒャーを使って、洗車することは可能です。 ケルヒャーで洗車する場合は、家庭用の高圧洗浄機を使用することがおすすめされています。ケルヒャーには、車の下回りやルーフの洗浄に活躍するプラスワンアイテムのアンダーボディスプレーランスや、ノズルの向きを360°自由に変更できるフレキシブル可変ノズル360°などがあり、ケルヒャーのウェブサイトでも洗車ができることが紹介されています。

Q.ケルヒャーを使った洗車の方法って何?

A.ケルヒャーでの洗車の手順は、まず洗車の前に車の破損個所がないかどうか確認から始めます。ケルヒャーを使用すると高圧水が当たるため破損個所や劣化部分がある場合傷をつけてしまうことがあります。全体をチェックし終わったら、まず汚れが多く撥ねやすいタイヤ周りから洗い流し、そのあとは上から下へ洗い流します。そのあと全体に洗剤を散布し、スポンジやブラシで擦り洗いを行います。最後に高圧水で洗浄剤を洗い流したら、水分を乾いた布で拭き取りましょう。

Q.洗車でケルヒャーを使う際の注意することはある?

A.洗車時にケルヒャーを使用する時は、部品を壊さないように気を付けなくてはいけません。ノズルと洗浄したい個所とは20cm程度の距離を保ちながら直角に当てるように流すと良いでしょう。せっかくの洗車で車に傷が付かないように注意することが大切です。

まとめ

高圧洗浄機ケルヒャーを使用すれば大切な車をきれいにすることができ、査定にマイナスポイントを残すこともなくなるでしょう。しかしながら、使い方次第では逆に車を汚したり、傷つけてしまう可能性もありますので気を付けて行ってください。

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