車の鍵を紛失した!解決方法をご紹介します

車と鍵 自動車の困り事

家の鍵を失くした時の対処方法ならパッと浮かぶ方も多いかもしれません。でも車の鍵を失くしてしまったらどうしたらいいのか、突然の出来事にパニック状態になってしまうかも。こちらでは、車の鍵を紛失した時の解決方法をご紹介します。

また、長く使っていなかった古い車を廃車しようとした時に、車の鍵が無い!?こんな廃車あるあるの困り事に対しても、廃車専門のカーネクストが解決方法をご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

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車の鍵を紛失したらどうする?

車の鍵を失くしてしまったら、思い当たるところをすべて探すところから始めます。ただし、出先などの外出中に紛失してしまい急いで移動する必要がある時や、車の中に鍵を閉じ込めてしまっていると分かっている時もありますよね。鍵を失くした時の状態別に対応方法は異なりますので、適当な対応方法をこちらでご紹介します。

緊急時はロードサービス

急ぎで車を移動する必要がある時や、キー閉じこみをしてしまっていると分かっている時なら、JAFなどロードサービスを利用することをおすすめします。JAFというとエンジンの故障や、事故時のレッカーサービスのイメージがあるという方も少なくありませんが、実はJAFの行っているロードサービスの中で、ドア開放作業の利用頻度は高く、年間利用数は3位となっています。キー閉じこみは、JAF会員になっている方なら、サービス自体は無料でしてもらうことが出来ます(燃料費などの別途費用は実費請求です)。JAF会員外の場合は有料サービスとなり、一件当たり15,230円(2020年6月時点)となっています。ロードサービスは、任意保険に付帯している場合もありますので、加入している保険がある場合は、内容を確認しましょう。

鍵屋や鍵専門業者へ依頼

家の鍵を失くしてしまった時に鍵屋さんを呼ばれたことはないでしょうか。実は、車の鍵も対応してる鍵屋や鍵専門業者があります。キー閉じこみ時の鍵開けや、スペアキーの作成なども任せることが出来るため、困った時には専門業者に依頼されることもおすすめです。ただし、鍵の種類や状態、依頼内容によっては高額な費用がかかってしまうこともあります。また、鍵の作成を依頼した後に鍵が見つかった時など、キャンセルをしたい時にキャンセル費用がかかってしまうこともありますので、前もって見積もりを取ったり、契約内容を確認しておきましょう。また、車の盗難などを防ぐために、車両の所有者本人であることが確認できなければ、鍵専門業者に依頼することは出来ません。運転免許証の提示や、車検証の提示が必要となることもあります。車検証が車内にしかなく、確認するものがない場合は、鍵開け後に提示する必要があります。運転免許証も車内に入れてしまっている場合などは、身分証明書の準備で慌てないために、前もって車内にあることを伝えておく等相談する必要があります。

スマホを持つ女性

車購入時のディーラーへ相談

いつも購入するディーラーが同じという方もいらっしゃるのではないでしょうか。担当者が決まっている場合は、購入時のディーラーに相談するという手もあります。ディーラーは鍵開けサービスは出来ませんが、同じ鍵を再度作ってもらうことは可能だからです。鍵の種類次第では、鍵の作成費用が高くなってしまうこともありますが、安心して任せることが出来、正しい鍵をもう一度作ることが出来るため不安なく依頼することが出来ます。ただし、注意点としては鍵の作成、見積もり、から制作期間までの期日を考えるとすぐに手元に鍵が届くわけではありません。急ぎで車を使用をする予定がある、など余裕のない状態の方にはあまりお勧めできません。

失くした車の鍵を作るには

車の鍵を失くしてしまい、探し回っても見つからない時、外出時に失くしてしまい見つかる宛もない時は、まず警察署で遺失届を出しましょう。遺失届を警察署へ届け出ておくと、落とし物が届いていたり、後日警察に届けられた時も連絡をもらうことが出来ます。ただし、警察署での保管期限は3カ月と定められているため、遺失したと気づいたら早急に届け出を出すことが必要です。
また、どうしても鍵が見つからない時は、業者に依頼することで失くしてしまった車の鍵を作ることが出来ます。

車の鍵には種類がある

車の鍵を作るには、まず車の鍵には種類があることを把握しておきましょう。種類や形状、機能などによって鍵の作成費用や作成にかかる日数が大きく変わってくることもあるのです。

ウェーブキー

鍵穴に鍵を差し込み、ドアの開閉とエンジンの始動どちらにもこちらの鍵が必要になります。ギザギザがあったり、外溝または内溝にウェーブ状の溝があるためウェーブキーといわれています。溝が鍵穴と合致することで使用できるため、スペアキーを作成することが容易く、安全のため等の観点から現在の新車生産されている車には使用されることは少なくなっています。

リモコンキー

ドアのロックを解除することが出来るリモコンが付いている鍵です。ドアのロック解除は出来ますが、エンジンの始動には、従来の鍵と同じくウェーブ等の溝がついた鍵を差し込み、鍵山との一致が必要です。両手が荷物で塞がっている時などリモコンで解除操作が出来る機能や、ドアロックに鍵穴が不要のため防犯対策にも有効になっています。

スマートキー

鍵穴に挿すことなく、ドアの開閉もエンジンの始動も出来るタイプの鍵になっています。キーを所持していれば、ドアノブに触れるだけでロックの解錠が出来ます。また、スマートキーは車両ごとに必要な鍵が異なり、スペアキーの作成も容易ではないため防犯性も高くなっています。

スマートキーは自動車生産メーカーごとに名称が異なります。トヨタではスマートエントリーと呼称していたり、日産自動車ではインテリジェントキーとなっていることもあります。リモコンキーと思っている方もいらっしゃいますが、リモコンキーはあくまでドアの解錠のリモコンであり、エンジン始動には鍵穴に鍵の差し込みを行います。

イモビライザーが搭載されているどうかもポイント!

イモビライザーとは、登録されている車の鍵以外では、エンジン始動が出来ないように設定されている、自動車盗難防止システムの名称です。
イモビライザーが付いていれば、ドアの開閉は出来ても、エンジンは始動出来ないため、盗難目的に窓を割られたり、車内に侵入されてしまったとしても、車本体を守ることが出来ます。

車の鍵の作成にかかる費用

車の鍵の作成をするために必要な費用は、車の鍵の種類次第で大きく異なります。
まず、作成がしやすく期間としても短く、スペアキーの作成がしやすいと思われるのは、ウェーブキーです。低年式の車にはこの鍵のタイプが多くなっており、紛失してしまった場合、ディーラーに車検証情報を伝えて新しい鍵を用意してもらったり、鍵屋に鍵穴から情報を得て鍵を作成してもらうことが可能です。費用もリモコンキー、スマートキーに比べると高額にはなりづらいでしょう。

リモコンキーに関しても、ドアの解錠に使っているリモコン部分に関してはディーラーへの取り寄せが必要となることもありますが、鍵の差し込み部分に関しては鍵屋さんに依頼するなどしてスペアキーを作ることが出来ます。リモコン部分の取り寄せや対応できない業者もあるため、こちらはウェーブキーに比べると費用がかかることがあります。

スマートキーは、鍵屋などでは対応できないことも多く、基本的には購入したディーラーなどの正規店へ新しいものを取り寄せすることになります。ディーラーへ依頼して作成してもらうには、期間がかかり、金額も高額になる可能性があるため見積もりと必要日数などを確認してから依頼しましょう。
特にイモビライザーが搭載されている鍵は、再度イモビライザーを登録します。防犯性も高くするため作成は高額になります。イモビライザーの登録には5万円~かかることもあります。

こんな時は作成しなくてもOK

車の鍵を失くしてしまったが、作成しなくてもいい時はあります。
それは、使用していない車の廃車前です。実は、カーネクストに廃車の依頼をされる方の中には、3年間車を使用していなかったため、鍵の位置が分からないという方や、亡くなった家族の所有していた車だが、鍵が見つからないため廃車に困っている、というお客様からの相談を日々いただいています。もちろん、鍵が無いと車を動かすことは難しいのですが、廃車するための車に高額な費用をかけて鍵を作ると勿体ないと思いますよね。実は、廃車をするために必ずしも鍵の作成は不要なのです。

不要車の鍵が無い時はどうする?

書類と車

所有者が車に乗ることがなくなり不要になった車、車検が切れて使っていない車など、廃車前提の車の鍵が見つからないという方は少なくありません。それは、車を利用することがなくなったため所定の位置に置くことがなくなってしまった、キーフォルダーから取り出して何処に置いたか忘れてしまった、などの理由からです。不要車を保管しておくと保管費用や自動車税などの保持費用だけがかかり損をしている方もいます。では、鍵が見つからない車でも廃車は可能なのでしょうか。

車の廃車時に鍵は必要なのか

車の廃車をする時に車の鍵は必要なのか、本来の回答はもちろんイエス。バッテリーが上がってしまい、エンジンが掛からない車であっても、ブースターケーブルをつないで鍵をまわせばエンジンがかかるかもしれません。また車自体は鍵さえあれば動く状態だが鍵が見つからず、機械式駐車場など搬出作業が難しいところに置かれている車は、取り出しが難しく作業費用が多額に発生してしまうこともあるため、廃車時にはできれば鍵があった方が良いと言えるでしょう。

廃車の鍵がないと起こるトラブル

車の鍵がなく、バッテリも上がっていて長期間置いている車があります。車の鍵があったとしてもエンジンはかからないし、ご自身で移動してみようとしてハンドルをきってしまったという方もいるのではないでしょうか。キーが抜かれている状態で無理にハンドルを回そうとすると、盗難対策のためハンドルロックがかかります。ハンドルロックがかかると、ハンドル操作が出来なくなりタイヤの角度を変えることもできず、またキーがあったとしてもエンジン始動が出来なくなります。さらに、ハンドルロックを解除するためにはハンドルを回しながらキーを同時に回すことが必要です。タイヤ角度が変わるかどうかで、エンジン不動の車の搬出作業は大きく変わってきますので、鍵が無い状態で無理にハンドルをきる作業はしないようにしましょう。

車の鍵が無くても廃車出来る?

では、車の鍵が無いと廃車は出来ないのでしょうか。
カーネクストでは、鍵を紛失してしまった車でも引取り作業が出来るプロの業者さんと提携をしています。機械式駐車場に停められていて車検が切れたまま、そのまま置いてしまっていた鍵の見つからないお車や、所有者が亡くなられて長期間置かれていたためタイヤの空気も鍵もない状態のお車…などといったお客様からの依頼も、今までに引き取り実績があります。車の鍵が見つからないからと廃車をあきらめて放置してしまわずに、ぜひカーネクストまでご相談ください。

車の鍵を紛失した時の解決方法まとめ

車の鍵を紛失してしまった時のトラブルに対しての解決方法をご紹介しました。
ただし、まず大切なことは車の鍵を失くさないようにすることですよね。車の鍵を失くさないためには、いくつか抑えておきたいポイントがあります。

  • 車の鍵を置く位置を決めておくこと
  • 鍵を失くした時の対策にスマートタグを付ける
  • ロードサービスや任意保険を確認しておく

それでも車の鍵を紛失してしまった時は、上記などの解決方法を参考にしていただき、落ち着いて対処できるようにしておきましょう。

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