厄介な黄砂は洗車で落とす!効果的な洗車方法とコツを解説

自動車のコラム

「黄砂」が車に付着してしまうのは厄介です。早めに洗い流したいところですが、どういった方法が黄砂の洗浄に有効なのかを知らない人も少なくありません。そこで、黄砂が付着した車の効果的な洗車方法について解説します。

間違った洗車方法を行うと愛車を傷つけてしまう可能性も高いので、しっかりと黄砂の知識を身に付けておきましょう。

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黄砂って何?車に与える影響は?

まずは、そもそも「黄砂とは何か?」ということについて解説します。

黄砂の特徴

黄砂の特徴は以下のとおりです。

  • 中国やモンゴルなどの砂漠地帯で発生した砂嵐が原因
  • 小さくて軽い粒子は風に乗って日本までやってくる
  • 春先(3〜5月)に多く見られる

黄砂の原因は日本国内にあるのではなく、海の向こうの「中国」や「モンゴル」などの砂漠地帯で発生した「砂嵐」が根本的な原因です。そこで舞い上げられた砂が偏西風に乗って日本までやって来て、黄砂の被害をもたらしているのです。

海の向こうから砂がやってくるのかと疑われる人も少なくありませんが、これは黄砂の2つ目の特徴「小さくて軽い」ことが関係しています。砂にもさまざまなサイズがありますが、大きな砂は重量があるので風に飛ばされても近場で落ちます。

しかしミクロン単位の砂(タバコの煙と同程度)は風に運ばれ、中国やモンゴルからでも日本にやってくる事が可能なのです。

さて、そんな黄砂ですが、年中同程度の規模で発生しているわけではありません。黄砂が日本にやってくるのは主に3~5月、いわゆる春の季節です。黄砂の発生源となる地域の冬は、一帯が高気圧に覆われて強い風が吹くことが基本的にありません。

ところがこれが春になると、気温が上昇して上空で低気圧が発生し、砂嵐が起こって砂が上空に舞い上げられます。そのため、春の季節に黄砂が日本にやってくるというわけです。

黄砂が車に与える影響

黄砂とは異なりますが、日本でも砂埃くらいは日常的に発生します。黄砂以外にもさまざまな物質にさらされる車ですが、黄砂を放置することは車にとって大きな問題となるのです。黄砂による被害を放置してはいけない主な理由は以下のとおりです。

  • 雨に濡れると黄砂がこびりついてしまう
  • 黄砂を放っておくと剥がれにくくなる
  • 剥がそうとして無理にこすると傷をつけてしまう

黄砂は雨に濡れると粘土のようにしつこくこびりついて、しかも剥がれにくくなります。剥がれにくいとはいえ剥がせないことはないと思われるかもしれませんが、そこが最も厄介なポイントなのです。

そもそも黄砂とは何でできているのかといえば、「石英」や「長石」などの硬い成分です。微粒子となったそれらが薄く車に張り付いていて、なかなか剥がせません。それを剥がすためにこすると一体どうなるでしょうか。一言で言えば「紙やすり」で車をこすることに近いのです。紙やすりで車を擦ったらどうなるか、言うまでもありませんね?

このように、放置した黄砂は剥がれにくくなり、剥がそうと思うと車を傷つけてしまうリスクが高いことが問題です。そうなる前に黄砂をなんとかしなければなりません。

黄砂対策のための洗車方法

黄砂を普通の砂と同じ扱いで洗おうとすれば、大切な車を容赦なく傷つけてしまいます。それを回避するためには、黄砂に適した洗車方法を実践する必要があるのです。

こまめに黄砂を洗い流す

黄砂を落とすときに基本となるのは、こまめに黄砂を洗い流すことです。その際、以下のポイントに注意してください。

・黄砂が飛んでいないときを見計らって洗車する

黄砂が飛んでいるタイミングで洗車しても、洗車したそばから再び黄砂まみれになるのは目に見えています。洗車するのは黄砂が飛んでいないときを見計らってください。

・たっぷりの水を使って洗い流す

通常の砂は手で払うこともできますが、黄砂は前述のとおり紙やすりのような危険性を持っています。なので、まずはたっぷりの水を使い、黄砂を洗い流してください。水をケチってしまえば、しっかりと黄砂を落とすことが難しくなるかもしれません。

・カーシャンプーの泡で優しく洗う

洗浄力に優れ、大量の泡が出るカーシャンプーの泡はスポンジとの間のクッションの役割を果たしてくれるので、車体を傷つけること無く洗車することができます。だからといって力強くゴシゴシ洗うのはやめましょう。

車の表面をコーティングする

洗車し終えたら、次に車を「コーティング」してください。その理由は2つあります。

1つ目は「コーティングすることで黄砂が付着しにくくなる」ことです。黄砂が飛ぶのは一度だけではありません。せっかく洗車しても再び黄砂が付着しては面倒な話です。コーティングすることによって塗装面がなめらかになり、黄砂が付着しにくくなります。

2つ目に「洗車時間が短縮され、傷もつきにくくなる」ことです。前述のとおりコーティングすることによって黄砂やその他の汚れが付着しにくくなります。仮に付着しても軽く落とせるようになるため、洗車時にこすって傷がつくリスクが減少します。

また、雨が降ると表面の黄砂や汚れを洗い流してくれる効果も期待できるので、1回の洗車時間だけでなく、洗車しなければならない周期も長くできます。

黄砂に負けないためのちょっとしたコツ

黄砂を放置すれば厄介極まりなく、早めに対処しなければなりません。中にはその対応にめげてしまう人もいるかも知れませんので、黄砂に負けないためのちょっとしたコツを紹介します。

黄砂がついたらすぐに払い落とす

黄砂を放置すると雨によって粘土質となり、剥がれにくくなって洗車に時間がかかってしまいます。しかし、短いスパンで洗車作業を行うのは面倒ですし、なかなか時間をとることも難しいのではないかと思います。

そこでオススメの方法なのが、自動車ボディ用のモップを常備しておいて、黄砂が吹いていたらその都度払い落とすことです。黄砂が濡れて固まる前に払い落とすことで、後で洗車する時に作業が楽になるというメリットがあります。少し面倒かもしれませんが、モップで払うことと定期的に洗車することを習慣づけることで、黄砂による被害を最小限に抑えることが可能です。

便利グッズを活用する

いくら注意していても、最終的には洗車しないと黄砂の脅威とサヨナラすることはできません。また、通常の砂や汚れとは注意すべきポイントが異なるのも事実です。そこで黄砂対策としては先ほどのモップもそうですが、他にも以下のような「便利グッズ」を使用することをオススメします。

まず、黄砂汚れを水で落とせない場合は「鉄粉を取る粘土」を使用してください。鉄粉も黄砂と同じく厄介なものですが、性質が似ているので頑固な黄砂を除去するのに活用することができます。

次に「家庭用高圧洗浄機」を使って黄砂を落とすことです。高圧の水であれば、通常の流水では除去できない黄砂でも吹き飛ばすことができます。注意点としては「業務用高圧洗浄機」を使わないことです。業務用は水圧が強すぎるので、車体に傷がついてしまう可能性があります。家庭用で十分なので、用意するのは家庭用高圧洗浄機にしてください。

最後に「吸水性のよいタオル」を使うことです。セームなどの吸水性の良いタオルで拭き取る場合、何度も表面を往復しなくて良いので車体が傷つくリスクを減らすことが可能です。

まとめ

黄砂を「たかが砂」と侮っていた人も少なくないと思います。黄砂ははるか海をわたってやって来て、皆さんの車を傷つける大きな脅威となるのです。

黄砂が付いていたら後回しにせずにできるだけ早く洗車をしましょう。

適切な対処を実施することで傷つけずに黄砂を排除できますので、この記事で紹介した方法を実践してみてください。

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