軽自動車も海外に輸出できる?廃車買取は不利なの?

廃車買取ではどんな車でも海外での需要があるので、費用の負担無しで引き取ってくれます。 けれども軽自動車は日本独自の規格です。海外に輸出しても需要はあるのでしょうか。また廃車買取で不利にはならないのでしょうか。 海外でも人 … 続きを読む 軽自動車も海外に輸出できる?廃車買取は不利なの?

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廃車買取ではどんな車でも海外での需要があるので、費用の負担無しで引き取ってくれます。

けれども軽自動車は日本独自の規格です。海外に輸出しても需要はあるのでしょうか。また廃車買取で不利にはならないのでしょうか。

海外でも人気!新車が販売された過去も

軽自動車は車体の大きさや排気量を制限する代わりに、低価格で購入できて税金を優遇されるのがメリットです。日本の狭い路地でも難なく通り抜けられます。国土交通省が公表している平成29年9月の「自動車保有車両数」では、自家用車のうち約35%が軽自動車でした。

けれども税金のメリットは海外で受けられず、多くの国では燃料費が割安で、道路も広々としています。そうなると軽自動車は単に小さくて狭いだけの車に過ぎません。さらに安全性にも不安があります。そのため日本以外では普及しませんでした。

もっとも過去に海外で軽自動車が新車として販売された実績はあります。例えばスズキのアルトやカプチーノ、ダイハツのミラ、三菱のi-Mievなどです。タイやインド、イギリス、フランスなどで販売されていました。もちろんそのままでは実用性に乏しいため、排気量を増やしたり、バンパーを大型化したりするなどの現地仕様になっています。

決して軽自動車だからまったく需要がないわけではありません。今でもスリランカをはじめ、東南アジアやアフリカの発展途上国では中古の軽自動車が人気です。軽トラックも高値で取引されています。走行力があって軽いため、悪路でも沈まずに走破できるのです。

ここ数年、日本ではメーカーが販売台数を伸ばすため、登録だけする未使用の軽自動車が増えています。その影響で中古の軽自動車は値崩れを起こしている状態です。海外への輸出が増えれば、市場の活性化を期待できるでしょう。

ちなみに韓国には「軽車(キョンジャ)」と呼ばれる車がありますが、日本の軽自動車とは大きさや排気量が異なり、どちらかといえばコンパクトカーに近い車です。種類も限られています。

軽自動車を輸出できない国がある?その理由は?

どんなに世界中で需要が高まっても、軽自動車を輸出できない国が存在します。特に有名なのがアメリカです。日本車の輸入大国ですから意外に思えるでしょう。

なぜなら軽自動車は、アメリカの安全基準や環境基準を満たしていないからです。州にもよりますが、輸出しても販売の許可が下りませんし、個人で持ち込んでも高速では走れないなどの制約があります。

アメリカの安全基準や環境基準は日本よりもはるかに厳しく、軽自動車はなかなかクリアできません。安全基準の試験自体は似通っていますが、日本(NASVA)の試験が乗員の保護能力を重視するのに対し、アメリカ(NHTSA)は車体の保持状況も重視します。

いくら安全装備を搭載しても、外部からの衝撃に弱く、自ら壊れることで被害の拡大を防ぐ軽自動車は不利です。かつてヨーロッパで販売されていたときにバンパーを大きくしたのも、安全基準を満たすためでした。

環境基準においても軽自動車は不利です。排気量が少なく燃費が良いので問題無いように思えますが、海外では車体の大きさに対するCO2の排出量で判断されます。

例えば、ほぼ燃費が同じトヨタのプリウスとスズキのアルトでは、車体の大きいプリウスのほうが優れているという解釈です。どんなに数値上で燃費が良くても、車体の小ささを考えると不十分というわけです。

軽自動車も廃車買取!どんな手続きをするの?

アメリカには輸出できなくてもアジアでの需要は高まっているため、海外販路を持っている廃車買取業者では軽自動車を積極的に廃車買取をしてくれます。

買い取った車を輸出するには、軽自動車検査協会で「輸出予定届出証明書交付申請」という手続きを行わなければいけません。これは普通車の「輸出抹消仮登録」に相当します。廃車手続きと同時に行うのも可能です。

基本的には廃車買取業者が手続きするもので、個人で行うとしたら海外でも同じ車に乗りたいときでしょう。

手続きが終了すると「輸出予定届出証明書」が発行されるので、他の通関書類と一緒に税関へ提出します。輸出予定届出証明書の有効期限は発行から6ヶ月です。仮に何らかの事情で輸出しなかった場合は、軽自動車検査協会で返納届出の手続きをしなければいけません。

まとめ

軽自動車は安全基準や環境基準を満たしていないため、アメリカには輸出できず、ヨーロッパでも購入するメリットがありません。その代わり、東南アジアやアフリカでは需要があるので、廃車買取業者は積極的に廃車買取して輸出しています。

カーネクストでも軽自動車の廃車買取を行っております。海外への輸出だけでなく、解体してスクラップを売却したり、パーツを再利用したりすることも可能です。費用は無料で、手続きも代行いたします。ぜひご相談ください。