ミッションブローになる原因って何?修理は可能?

自動車の困り事

車を運転していて、調子が悪いと感じたら原因を探るでしょう。簡単に直せる不具合もあれば、修理代が高くつく場合もあります。

そんな車の不具合の中でも、ギアがおかしいと感じた場合には、ミッションブローを疑ってみましょう。そう頻繁に起こる不具合ではありませんが、かなり深刻な状態です。

では、ミッションブローとはいったいどんな状態なのか、原因と修理について詳しく見ていきましょう。

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ミッションブローとは

どのような兆候が出てきたら、ミッションブローの疑いがあるのか見ていきましょう。

トランスミッションの故障

車にはトランスミッションというパーツが使われています。このトランスミッションというのは、変速機のことです。

エンジンで車を動かすための駆動力が作られますが、それをちょうどいい動力に変換する役割を果たしています。発進するときには、ゆっくりと動くでしょう。ちょうどいい速度になったらそれ以上は加速せず、一定の速度で走行を続けます。それぞれの状況で必要となる動力の種類が異なるため、トランスミッションが必要になるのです。

このトランスミッションが故障することをミッションブローと呼びます。

マニュアル車の場合には、ギアチェンジすることでトランスミッションを操作しています。好んでマニュアル車に乗っている人は、ギアチェンジしながら車を運転するのを楽しんでいる人も多いです。

もしギアチェンジするときに、特定のギアが入りにくいと感じたらミッションブローの疑いが強いでしょう。

ギアが入りにくい状態のまま乗り続けていると、どんどん悪化していく可能性が高いです。そして、そのうち完全にギアが入らなくなってしまうでしょう。そうなると正常な走行が困難になります。

オートマ車でも起こる

最近では公道を走行している車のうちオートマ車がほとんどを占めています。オートマ車限定の免許を持つ人も多いです。

オートマ車の乗っている人の場合には、トランスミッションを意識することはほとんどないでしょう。ギアは停めるときにパーキングに入れたり、発進時にドライブに入れたりするときにしか使いません。走行時は自動的にギアが切り替わります。自分でトランスミッションを操作することはありません。

しかし、オートマ車にもトランスミッションが使われています。オートマ車のことを「AT」と表記することがありますが、これは「オートマチック・トランスミッション」の略です。

マニュアル車とは仕組みが違うものの、トランスミッションが使われている以上、ミッションブローが起こる可能性があります。ただし、ミッションブローになっているときに起こる不具合の兆候はマニュアル車とはやや異なります。

オートマ車の場合には、ミッションブローになると加速が鈍くなったり、異臭が発生したりすることが多いです。マニュアル車と同様にそのまま使い続けると、状態がさらに悪化して走行できなくなってしまいます。

ミッション交換に関する詳しい記事はコチラ

何が原因でミッションブローになるのか

ミッションブローの主な原因について、マニュアル車とオートマ車について見ていきましょう。

マニュアル車で考えられる原因

マニュアル車の場合には、発進時に少しずつギアを上げていくでしょう。走行中も加速するときには、1つ上のギアにチェンジして、減速するときには下のギアにチェンジします。

頻繁にギアチェンジするため、つい無理やり力を入れてギアを入れてしまう人もいるかもしれません。そうすると、トランスミッションに負担がかかってしまいます。

1回や2回無理やりギアを入れたとしても、ミッションブローになってしまうことはほとんどありません。しかし、長期間にわたって常に無理やりギアを入れるような使い方をしていると、そのうちミッションブローになってしまう可能性が高いでしょう。

無理やりにギアを入れていなくても、クラッチ板の摩耗が原因でミッションブローを引き起こしてしまうことが多いです。クラッチペダルの上に足を乗せて半クラッチの状態にすることが多い人は注意しましょう。

クラッチが滑っている状態になるため、摩耗しやすくなってしまいます。また、半クラッチの状態にすることがなく、丁寧に使用していても、経年劣化によりクラッチが摩耗してしまう場合もあります。

オートマ車で考えられる原因

オートマ車の場合には、トランスミッションの内部にATFというパーツが使用されています。このATFはかなり重要度の高いパーツで、ATFに不具合が生じることで、トランスミッションにも悪影響が及ぶことが多いです。その結果、ミッションブローが起こってしまいます

調子が悪いと感じたら、整備工場などで見てもらいましょう。ATFを交換することで、ミッションブローを回避できることもあります。ただ、ATFを交換することでかえってトランスミッションに悪影響を及ぼすこともあるため、判断が難しいところです。

また、オートマ車も長く使用していると、使い方に問題がなくても経年劣化でミッションブローが起こってしまう可能性があります。ただ、経年劣化で故障のリスクが高まるのは、他のパーツも同じです。

オートマ車のトランスミッションは、数あるパーツの中でも故障しにくい部類に入ります。そのため、通常の使用でミッションブローの心配はあまりしなくていいでしょう。

ミッションブローの車は修理可能か

もしミッションブローになってしまったら、どうすべきか見ていきましょう。

ミッションブローの修理にかかる費用

車のパーツが故障した場合には、ディーラーや修理工場で修理してもらったり、パーツを新しいものに交換したりするでしょう。しかし、トランスミッションに関しては、そう簡単に修理や交換はできません。

トランスミッションを交換する費用は、マニュアル車もオートマ車も20万円以上かかります。車の修理費用としてはかなり高い金額です。車の状態によっては、もっと高額になることもありますので、基本的に廃車になるでしょう。

※通常の廃車では費用がかかりますので、必ず廃車買取に出して少しでも手元にお金が残る様にしましょう。

オートマ車の場合には、比較的早い段階で異常に気づき、ディーラーや修理工場に持ち込めばもっと安く済むかもしれません。トランスミッションが完全に壊れていなければ、ATFの交換だけで対応できる場合もあるためです。

ATFを交換するのにかかる費用は8,000円から3万円程度であるため、トランスミッションそのものを交換するよりもかなり安く済みます。ただし、ATFを交換しても、直るとは限らないため注意が必要です。

古い車なら買い換えた方が無難

古い車でミッションブローを起こしてしまったら、20万円以上かけて修理するのはあまり得策ではありません。

修理費用が20万円というのは、あくまで安く済んだ場合のことで、高い場合には70万円程度かかってしまうこともあります。中古でそう悪くない車が買えてしまうくらいの金額でしょう。

こういった場合は多少愛着のある車だったとしても買い替えを検討するのが無難です。

ミッションブローの修理に自動車保険を使おうとする人もいるかもしれません。しかし、自動車保険に車両保険を付けていても、対象となるのは事故による故障だけです。

また、古い車であれば、トランスミッションを交換したとしても、すぐに他の部分に不具合が生じるかもしれません。古い車は新しい車と比べて、乗り心地も劣ります。

修理して乗り続けたいと思っている場合でも、すぐに決めずにしばらく時間をおいて冷静になって考えましょう。ディーラーや修理業者も、買い替えを勧めてくれることが多いです。

なお、この場合は必ずカーネクストのように海外販路を持っている業者に申し込みされる事をお勧めいたします。近年の中古車市場としては、日本車は海外でかなりの高値で取引されますので、日本市場向けの買取よりも高値になる事が望まれるでしょう。

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まとめ

ミッションブローは、そう頻繁に起こるものではありませんが、修理するにはかなり高額な修理費用がかかってしまいます。

ミッションブローにならないためには、普段からギアチェンジなどをするときに、丁寧に扱うことが大切です。そしてもし、ミッションブローを起こしてしまっているようであれば、修理せず思い切って買い換えることをおすすめします。

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