廃車に必要なリサイクル券とは?その金額や取得方法について紹介

廃車のコラム

日本では、年間約300万台の車が廃車となっています。廃車になった車はそのまま埋め立てられるわけではなく、分解され、リサイクルできる部分はリサイクルし、廃棄しなければいけない部分は最終処分場へと運ばれます。

廃車にかかるこれらの手間と費用を車の所有者も負担する、そのために生まれたのが「自動車リサイクル券」です。リサイクル券はいつどのようにして購入するのか、紛失してしまったときにはどうしたらいいのか、廃車に必要なリサイクル券について解説します。

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自動車リサイクル券って一体なに?

リサイクル券

自動車のリサイクルは、「自動車リサイクル法」という法律に従って行う必要があります。

これにより、自動車の所有者、製造業者、その他自動車関係者それぞれには明確な役割が決められています。

この自動車リサイクル法の中で、所有者に定められているのが「自動車リサイクル券の購入」です。

自動車リサイクル券とは?

自動車リサイクル券とは、廃車の際にかかる費用を車の所有者が負担するために購入しなければいけないものです。

自動車を廃車するときには、大きく分けて金属部分、環境に影響を与えるクーラーのフロン類、解体に専門的な技術を要するエアバックの3つに分類することができます。

このように分解・分類するためには多くの費用が掛かること、リサイクルできない部分については最終的に埋め立て処分になり、埋め立て費用も掛かることから、所有者はリサイクル券によってリサイクル料を支払わなければいけません。

自動車の所有者が負担するのは、エアバック、フロン類、シュレッダーダスト(車の解体後に残るくず)の処分費用です。この費用総額は車種によって異なります。

リサイクル券はいつ購入する?

自動車リサイクル券は、新車購入時に支払います。新車購入時には、車の代金以外にも、リサイクル預託金を支払わなければいけません。

新車購入代金の明細を詳しくみてみると、「リサイクル料」が含まれているはずです。

リサイクル料を支払った証明書として、「預託金証明書」が納車時に車検証とともにディーラーから渡されます。預託金証明書は大切な書類ですので、紛失しないよう車検証と共に保管しておきましょう。

では、中古車を購入したときにはどのような扱いになるのでしょうか?

実は中古車購入時にも、リサイクル料金を支払います。リサイクル料金は車の最終的な所有者が負担するため、新車であっても中古車であっても「その時の所有者」が支払わなければなりません。

リサイクル券のA券・B券・C券・D券とは?

リサイクル券は1枚の券ではなく、A券~D券の4枚の券が1つのセットになっています。

これはリサイクル料金を支払ったことを証明するもので、それぞれを必要とする業者が異なります。リサイクル料金支払い後、車の所有者が保管するのはA券とB券です。

A券は「預託証明書」です。この券に記載されている料金を所有者が支払っていることを「公益財団法人自動車リサイクル促進センター」が証明する券となります。

B券は、この車が必要なくなった後、自動車の引き取り業者が最終所有者に交付する「使用済自動車引取証明書」です。車を売却する際に必要となります。

C券は「資金管理料金受領証」として、公益財団法人自動車リサイクル促進センターが管理料金を受け取ったことを証明しています。

最後のD券は、「料金通知書券発行者控」となっており、リサイクル料金を所有者に通知した後、事業者が控えとして保管する券になっています。

自動車リサイクル券の金額は?

自動車リサイクル券の金額は車種によって違うことは上記でも触れましたが、金額にはどの程度の差があるのでしょうか?詳しくみていきましょう。

車種によって変わるリサイクル料金

車種 リサイクル料金の水準
軽自動車・小型乗用車 7,000円~16,000円
普通乗用車 10,000円~18,000円
中型・大型トラック 10,000~16,000円
大型バス 40,000~65,000円

いずれも水準のため、上記の金額とは多少のずれが生じることもあります。さらにこの料金に加え、情報管理料金として230円、新車購入時には資金管理料金として380円、車検時や廃車時には同じく資金管理料金480円が必要となります。情報管理料金は、当該自動車の最初の所有者が支払います。

いずれの車種でもリサイクル料金に幅があるのは、車によってエアバックの数やフロンの充填量、シュレッダーダストの量が異なるからです。同じ排気量の車であっても、エアバックの数が少なければ料金も安くなります。

これらリサイクル料金は、2005年1月1日以降の新車購入で購入時、2005年1月1日以前に購入した車は車検時、2005年1月1日以前に購入しその後車検を受けていない車は廃車時に支払います。

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自動車リサイクル券は車を売ったら返ってくる?紛失した時は

新車で購入しても中古で購入しても支払い義務のある自動車リサイクル券は、車を売却したときや紛失したときにはどのように対処したらよいのでしょうか。

売却時

新車で購入し、リサイクル料金も支払っている車を売却したときには、支払ったリサイクル料金はきちんと返ってきます。

ただし、「車の売却代金+リサイクル料金」を買取業者からきちんと受け取りましょう。

中古で購入し、購入の際にリサイクル料金を支払っている場合でも同じです。「売却代金+リサイクル料金」を受け取ってください。買取査定額の明細で確認してみましょう。

購入時

自動車を購入するときには、逆にリサイクル料金を支払わなければいけません。新車購入時だけではなく、中古で購入した際にも必要となりますので、きちんと支払いましょう。見積書などにリサイクル料金として記載されているはずです。

リサイクル券を紛失した場合

リサイクル券は廃車時まで所有者が保管する必要がありますが、紛失してしまったときには、リサイクル料金の支払いを証明する「自動車リサイクル料金の預託状況」をプリントアウトしましょう。

カーネクストに申し込みの場合は紛失している状態でお申し込みいただいても問題はございません。

以前はリサイクル券の再発行を陸運局の専用端末で行うことができましたが、2008年より、再発行せず「自動車リサイクルシステム」のホームページから預託状況を印刷して代替する、という方法がとられています。

よってリサイクル券自体の再発行はできませんが、「リサイクル料金を支払った」という預託証明ができれば、券自体は必要ありません。

「自動車リサイクルシステム」のホームページ内にある、「料金検索」ページにて車両情報を入力します。入力すれば自分が支払いをおこなっているのか内容を確認できるので、もしもの場合はサイトを開きましょう。

さらに、照会結果ページの料金表示ボタンを押すと、「自動車リサイクル料金の預託状況」が表示されますので、リサイクル券が必要な際にはこちらをプリントアウトし利用しましょう。

このページでは、パソコン以外の端末(スマホ及びタブレット)では詳細を確認できないことがあります。自宅にパソコンがない場合には、リサイクル券を必要とする業者に印刷を依頼できないか尋ねてみましょう。

関連リンク

まとめ

自動車リサイクル法によって、自動車の所有者には「リサイクル券」の購入が義務づけられています。リサイクル券は廃車時に必要となりますので、1度購入した券は紛失しないよう車検証と共に保管しておきましょう。

購入から廃車までの間に万が一紛失してしまった場合でも、「自動車リサイクルシステム」のホームページ上で車両情報を入力することにより代替となる書面を取得することができます。

もちろん、前述の様にカーネクストではこの代替書類の取得も無料で代行いたしますので、弊社にお申し込み予定の方は無理に用意される必要はありません。

その点はご安心ください。

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