燃費のいい車ランキング2025年最新版!

車の売却・買い替え

車の購入や乗り換えを検討されているなら、車にかかる費用で大きな部分を占める燃費率は気になるポイントです。燃費がいい車を選ぶと、どのようにお得なことがあるのか、燃費がいい車を選ぶメリットについて解説します。

また、2025年1月時点で国産車メーカーが新車製造販売を行っている車種の中から「最新版の燃費のいい車ランキング」も併せてご紹介します。

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燃費のいい車を選ぶとどんなメリットがあるのか

2月から3月にかけては新生活の準備もあり、車の購入や買替えを検討される方が多くなる時期となっています。そのなかで気になってくる車の燃費性能ですが、こちらでは燃費がいい車を選ぶメリットについて解説します。

車の燃費性能がいいと維持費が抑えられる

まず最も大きなメリットとしていえるのは、車の維持費の大部分を占める燃料費代が抑えられることです。

燃費性能が良い車とは、製造メーカーによる車種カタログの「WLTCモードの燃費○○km/L」という記載を確認していただくとわかりやすいでしょう。この記載の意味は、燃料1Lで通常の走行をした時、当該車は○○kmの距離を走行することができた、ということを示すものです。数値が大きいほど燃料消費率のパフォーマンスが高く、燃費性能がいい車ということになります。

あくまでもカタログ燃費値のため、道路環境やタイヤの状態等が整っている状況での数値を取ったものにはなりますが、運転の仕方等によってはカタログ燃費値以上の燃費で走行できる場合もありますので、カタログをみて燃費性能を確認してみる、というのも購入検討の材料におすすめといえるでしょう。

燃費性能がいい車は高いというのはウソ?

燃費性能がいい車は、最新技術を使用していたり、車の重量を軽くする工夫がされているなどの理由から高額な車両が多いことは事実です。しかし、数年前と比べると、同車種におけるハイブリッド車とガソリン車のグレード違いの価格差の幅は狭くなってきており、最新技術を標準搭載する車両も増えているため購入しやすくなっています。

燃費性能がいい車はお財布だけでなく環境にも優しい

燃費性能がいい車は、燃費がいいことでドライバー自身にとっても維持費を抑えることができるなどのメリットが大きくありますが、二酸化炭素の排出量を減少させることで地球環境にも優しく、環境に対しても大きなメリットをもっています。

今、日本においては「カーボンニュートラル宣言」がされており、2050年までに温室効果ガスの排出を全体的にゼロにするという目標に向けて、環境問題に適したエコカーを販売するメーカーが増えています。車を購入する時の検討材料として燃費のいい車を選ぶことで、同時に将来的な地球環境問題についてのメリットも得ることができます。

燃費のいい普通車ランキング2025

2025年1月時点で新車販売されている国産普通自動車の車種の中から、最も燃費の良いグレードを選出しランキング順に並べています。

順位車名/通称名             燃費値(km/L)  総排気量(L) 1km走行における
CO2排出量
(g-CO2/km)
1位トヨタ/ヤリス36.01.4964
2位トヨタ/アクア34.61.4967
3位トヨタ/プリウス32.61.79771
4位トヨタ/ヤリスクロス30.81.4975
5位ホンダ/フィット30.21.49677
5位トヨタ/カローラ30.21.79777
7位トヨタ/カローラスポーツ30.01.79777
8位トヨタ/カローラツーリング29.51.79779
9位トヨタ/シエンタ28.81.4981
10位日産/ノート28.41.19882

燃費のいい車で第一位!ヤリスとはどんな車?

こちらでは、普通自動車の最新の燃費のいい車で第一位となったトヨタのヤリスについて詳しくご紹介します。

カタログ燃費値で36.0km/Lという圧倒的な低燃費車となっていたのは、ヤリスハイブリッド1.5LのXグレードです。下記がスペックとなります。

  • 駆動方式:2WD
  • WLTCモード燃費:36.0km/L
  • 市街地モード燃費:37.3km/L
  • 郊外モード燃費:40.4km/L
  • 高速道路モード燃費:33.1km/L

メーカー希望小売価格は税込2,044,000円となっています。

ヤリスといえば、世界共通車名に変更となった旧車名ヴィッツのことで、トヨタのコンパクトカーとして長い人気を誇っています。シンプルなデザインと小回りの利く運転のしやすさで幅広い層から人気があり、2019年から2022年までの3年間は年間乗用車販売台数一位となっています。

燃費のいい軽自動車ランキング2025

2025年1月時点で新車販売が行われている国産軽自動車の車種の中から、最も燃費の良いモデルを選出しランキング順に並べています。

順位車名/通称名             燃費値(km/L)  総排気量(L) 1km走行における
CO2排出量
(g-CO2/km)
1位スズキ/アルト
(マツダ/キャロル)
27.70.65784
2位スズキ/アルトラパン26.20.65889
3位スズキ/ワゴンR
(マツダ/フレア)
25.20.65792
4位スズキ/ワゴンRスマイル25.10.65792
4位スズキ/スペーシア
(マツダ/フレアワゴン)
25.10.65792
6位ダイハツ/ミライース
(トヨタ/ピクシスエポック)
(スバル/プレオプラス)
25.00.65893
6位スズキ/ハスラー
(マツダ/フレアクロスオーバー)
25.00.65792
8位日産/DAYZ23.30.659100
9位ホンダ/N-WGN23.20.658100
10位ホンダ/N-ONE23.00.658100

※()内は上記製造事業者のOEM生産車のため同スペック

燃費のいい軽自動車で第1位のアルトはどんな車?

こちらでは、軽自動車の車種の中で最新の燃費のいい車で第一位となったスズキのアルトについて詳しくご紹介します。

スズキ・アルトは、カタログ燃費値を確認すると「HYBRID X」「HYBRID S」の2WD・CVTモデルがどちらも燃費値27.7km/Lと低燃費車になってました。下記は、HYBRID Xグレードのスペックとなります。

  • 駆動方式:2WD
  • WLTCモード燃費:27.7km/L
  • 市街地モード燃費:24.0km/L
  • 郊外モード燃費:29.2km/L
  • 高速道路モード燃費:28.6km/L

メーカー希望小売価格は税込1,380,500円となっています。

アルトといえば、数多くの軽自動車を販売するスズキ自販のなかでも「特に低燃費かつ低価格」であることを追求されたクルマとして知られています。初代アルトの全国統一価格は47万円となっており、1979年発売とともに大ヒットセラーとなりました。現行モデルは9代目アルトとなっており、最も低価格のAグレード2WDは1,064,800円(税込)で、税抜き価格では100万円台に満たないことから、今でも低コストで購入可能な軽自動車となっています。

車の燃費をさらに良くすることはできる?

カタログ燃費値を確認し、最新の燃費のいい車についてご紹介しました。こちらでは、さらに運転の仕方などで燃費を良くする方法について解説します。

車の燃費をよくするポイント

燃費を良くすると、ガソリンの使用量を減らすことでガソリン代を節約することが可能になります。エンジンの燃焼を必要とする走り方は、そのまま燃料を消費する走り方となりますので、以下のポイントに気を付けることで燃費を良くすることが可能です。

不要な重い荷物を載せたままにしない

ゴルフバッグや自転車等を趣味で車に乗せて休日に出かけるという方も多いでしょう。しかし、普段の買い物や通勤では不要な荷物になります。積載量が多いと車の総重量も重くなり、重い車を動かすために燃料が必要になってしまいますので、不要な荷物は降ろしておきましょう。

タイヤのメンテナンスを定期的に行う

日常点検の一つとして、タイヤの空気圧の確認をするようにしましょう。タイヤの空気圧が減少してたわみが発生してしまうと、車の重みでタイヤと道路の接地面が増え、転がり抵抗が大きくなってしまいます。抵抗がある分エンジンが燃焼して車を動かそうとする力を必要としてしまうため、燃費が悪くなってしまうのです。

空気圧の点検方法等がわからないという方は、セルフではないガソリンスタンド等でスタッフに空気圧点検を依頼することをおすすめします。

急発進・急加速などの運転は避ける

アクセルやブレーキ等を突発的に行う急発進や急加速といった運転操作は、後続車にも迷惑がかかりますし、燃費も悪くなってしまいます。運転に集中すると、信号等で停車する際も緩やかにスピードを落とすことができますし、安全運転につながります。

まとめ

こちらの記事では、2025年の燃費のいい車のランキングをご紹介しました。

春の新生活に向けて車の購入や乗り換えを検討されている方は、燃費のいい車を選ぶと車の維持費を抑えることにもつながりますので、ぜひ参考にご覧ください。

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