車のバッテリーの充電時間はどれくらい?

トラブル・修理

車のバッテリーは、エンジンをスタートさせたり、ライトやカーステレオ、エアコンなどの電装品を動かしたりするのに必要です。万が一、バッテリーが上がってしまったときは、どれくらい充電すればいいのでしょうか。

今回は車のバッテリーの充電時間について詳しくお話しします。

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車のバッテリーが上がってしまったら

車のバッテリーに蓄えられた電気を使い切ってしまうと、車は動かなくなってしまいます。何らかの方法で電気を供給し、回復させなければいけません。

こんな方法で回復しよう

他の車が救援してくれるのであれば、搭載されているバッテリーを上がってしまったバッテリー同士をブースターケーブルでつなぐ事で回復させることが可能です。このとき救援車はエンジンをかけたままであり、バッテリーが上がった車はエンジンを完全に止めた状態です。

①ブースターケーブルのつなげ方

バッテリーの上面にはプラスとマイナスの端子があるので、赤いブースターケーブルはそれぞれのプラスの端子と接続しましょう。バッテリーが上がった車が先で救援車が後です。

黒いブースターケーブルは片方を救援車のバッテリーのマイナス端子に、もう片方を上がってしまったバッテリーのマイナス端子付近にある金属製のフックと接続します。

マイナス端子に接続しないのは、充電が始まると水素ガスが発生し、接続時の火花で引火する恐れがあるからです。

属製のフックはエンジンを吊り下げるために使うものですが、車によっては無い場合もあります。その際にはマイナス端子に接続するかもしれないので、説明書を確認しましょう。

②接続後はエンジンをかける

ブースターケーブルがつながったら、救援車のアクセルを踏み込んでエンジンの回転数を上げ、バッテリーが上がった車のエンジンをかけます。かかったら、バッテリーが回復するまで、しばらくそのままです。

充電が終わったら、ブースターケーブルは逆の順番で外しましょう。

③専用充電器やジャンプスターターでの充電

他にも家庭用のコンセントと接続できる車専用の充電器や、ポータブル型の「ジャンプスターター」でバッテリーに充電できます。どちらも価格は数千円程度です。

一般的な充電器は、直流(DC)と交流(AC)や電圧の違いがあるため、ショートや火災の恐れがあって危険です。車(DC12V)に対応した充電器を使いましょう。

また、車によってはバッテリーの容量が異なり、充電器の電流(アンペア)が弱いと充電に時間がかかってバッテリーを傷める原因になります。車に合わせて電流の強さを変えられると便利です。

④何もない場合はロードサービスに電話

救援車も充電器もないときはロードサービスに頼むしかありません。会員や、自動車保険に付帯していれば無料ですが、そうでなければ2万円前後かかります。

どれくらい充電すればいい?

ブースターケーブルで充電するなら、20分くらいはそのままにしたほうが良いでしょう。あとは30~60分程度走らせれば、次に車を動かすときに問題なくエンジンはかかるはずです。アイドリングではエンジンの回転数が低いですし、近所迷惑にもなります。

もちろん、ブースターケーブルでつないでいる間も、その直後に走らせるときも、電装品はできるだけ使わないようにしましょう。せっかく蓄えた電気を消費してしまいます。

バッテリーのことを考えると、充電器を使ってゆっくり電気を蓄えるのが理想です。時間的な余裕があるなら10時間ほどかけて充電すると、負担をかけないで満充電になります。

車のバッテリーが上がるのはなぜ?

本来なら、運転中にオルタネーターが発電してバッテリーに蓄えるため、バッテリーが上がることは滅多にありません。では、なぜ上がってしまうのでしょうか。

こんな状況に要注意

よくあるのが、停車中のライトの付けっ放しです。エンジンが止まっていますから、充電されないまま蓄えた電気を使い切ってしまいます。ドアを開けたときに室内灯が点灯するようになっているときは、半ドアにも注意です。

また、車には「ACC(アクセサリー電源)」があり、エンジンをかけなくてもカーナビやシガーソケット、ETC車載器、電動ミラーなどが使えます。当然、使い続けるとバッテリーが上がる原因です。

エンジンがかかっていても、渋滞時は気をつけなければいけません。エンジンの回転数が低くなるため、普段よりオルタネーターの発電力が下がってしまいます。エンジンをかけるとパワーウインドウやエアコンも使えるようになるため、意外と大量の電気を消費するものです。

長期間、車を動かさないだけでもバッテリーは上がります。それは電気を使うのと同じ化学反応がバッテリー内で起こってしまうからです。1回あたりの走る距離が短すぎても、消費した分の電気が充電されず、バッテリーが上がってしまう恐れがあります。

バッテリーの寿命かも?

バッテリーの平均的な寿命は2~4年です。寿命が近づくとエンジンのかかりが悪くなったり、ライトの明るさが不安定になったりします。バッテリー液を補充しても減りが早いようであれば寿命かもしれません。ときには、これらの症状が現れずに寿命を迎える場合もあります。

こういった場合はバッテリーの買い替えが必要になり、その金額は車種や容量、性能にもよりますが、数千円から3万円くらいです。

バッテリーが上がる状況でも寿命でもなければ、オルタネーターが故障している可能性があります。この場合は走行中にバッテリーが上がり、電装品が使えなくなるだけでなく、ハンドル操作やブレーキが効かなくなる恐れがあるため、大変危険です。

オルタネーターが故障し始めると「カラカラ」や「キュルキュル」といった異音が発生します。前者の音が聞こえる場合はプーリーの、後者の音が聞こえる場合はベルトの不具合によるものです。他にも電装品が正常に作動しなかったり、バッテリーの警告灯が表示されたりします。速やかにディーラーや整備工場に見てもらいましょう。

ハイブリッド車や電気自動車のバッテリーはどこが違う?

最近は電気の力で走れるハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)が増えています。ガソリン車のバッテリーとはどこが違うのでしょうか。

バッテリーが2つある

ガソリン車のバッテリーは1つですが、ハイブリッド車や電気自動車のバッテリーは2つあります。1つは車を走らせるためのメインバッテリーで、もう1つはシステムや電装品を動かすための補機バッテリーです。

一般的なバッテリーは鉛蓄電池ですが、ハイブリッド車や電気自動車のメインバッテリーはニッケル水素やリチウムイオンの蓄電池を採用しています。鉛に比べると小型でも高電圧で大容量の電力を蓄電できるのがメリットです。

ハイブリッド車は電気が少なくなればガソリンで走りながら発電できますし、電気自動車は専用の充電器で回復できます。時間は100Vなら約14時間、200Vなら約2時間で満充電です。充電スタンドの急速充電では約20分で80%ほど充電されます。

補機バッテリーの注意点

一方、補機バッテリーはハイブリッド車や電気自動車でも鉛蓄電池である場合が多く、ガソリン車と同じDC12Vです。メインバッテリーよりも容量が少ないため、ガソリン車と同様の理由でバッテリー上がりを起こします。

たとえメインバッテリーの容量が十分であっても、システムが立ち上がらないため車は動きませんし、ハイブリッド車ならエンジンもかかりません。

回復方法はガソリン車と同じですが、補機バッテリーのプラス端子(救援端子)はカバーの下に隠れているため、それを外さなければいけません。金属製のフックもなく、未塗装の金属に黒いケーブルを接続します。いずれにしても場所は説明書で確認したほうが良いでしょう。

なお、ハイブリッド車や電気自動車を救援車にすることはできません。バッテリーの上がった車のエンジンがかかった瞬間に大きな電流が発生して、ハイブリッドユニットが故障するからです。

補機バッテリーの寿命は4~5年と、メインバッテリーより短めです。同じ鉛蓄電池でも、ハイブリッド車や電気自動車用は構造が異なるため、専用のバッテリーでなければいけません。費用は5万円前後と、やや高くなります。

車のバッテリーの充電時間についてよくあるご質問

車のバッテリーの充電時間に関して、よくいただくご質問にお答えします!

Q.車のバッテリーが上がってしまったらどうする?

A.車のバッテリーに蓄えられていた電気を使いきってしまうと、バッテリー上がりの状態になってしまいます。バッテリー上がりになってしまった時の車の回復方法は3つあります。

近くに救援してくれる車があるなら、ブースターケーブルをつないで救援車のエンジンをかけ、エンジンがかかりバッテリーが回復するまで充電します。

バッテリー上がり用の専用充電器やジャンプスターターを使い充電します。
救援車もなく、機材の準備も難しい場合はロードサービスへ依頼しましょう。

ブースターケーブルで充電ができるようなら、20分くらいはそのまま充電します。あとは30分から60分程度走行をして、ラジエーターによる発電でしっかりと充電走行をすると回復します。

Q.車のバッテリーが上がってしまう原因って何?

A.車のバッテリーが上がってしまう原因はいくつかあります。特に要因として多いことは、ドライバーによるケアレスミスです。半ドアによって室内灯がついたままになってしまっていたり、アクセサリー電源から外部へ充電をしたまま放置したり、電装品に電力を使い切ってしまったり。基本的にバッテリーは走行することで自動で充電が出来ますが、一定のスピードと距離を走行しなければ満充電できません。渋滞時などスピードが出せず、停車時間が長い時などは電装品にも気を付けましょう。

Q.ハイブリッド車や電気自動車のバッテリー、ガソリン車との違いは?

A.ハイブリッド車や電気自動車と、ガソリン車のバッテリーには違いがあるとご存知でしょうか。ハイブリッド車や電気自動車は、ガソリン車と異なり、実はバッテリーを二つ搭載しています。一つは、駆動用のバッテリーで大容量の高電圧が必要となるため、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池を使用しています。もう一つは、電装品などのための補機用バッテリーで、ガソリン車にも使用されている鉛蓄電池になり容量も多くないため、バッテリー上がりを起こす可能性があります。補機バッテリー自体がバッテリー上がりになると、ハイブリッド車はエンジンがかからなくなってしまうため注意が必要です。

まとめ

車のバッテリーが上がったときは、救援車のバッテリーとブースターケーブルでつなぐと、20分ほどで走れるようになります。その後30~60分ほど走れば、次からは正常にエンジンがかかるでしょう。ハイブリッド車や電気自動車の補機バッテリーが上がったときも同じです。

古い車はバッテリーを交換しても、不具合を解消できない場合があります。そんなときはカーネクストにご相談ください。低年式や過走行でも0円以上で廃車買取いたします。手続きにかかる費用やレッカー代は無料です。

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