修理?廃車?車がノッキングする原因と対策

廃車のコラム

 車を運転しているときに、エンジンから「カラカラ」や「カンカン」といった連続した金属音が聞こえる場合があります。いわゆる「ノッキング」です。

このとき車では何が起こっているのでしょうか。原因と対策を紹介します。

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車がノッキングするとき何が起こっているの?

車がノッキングするとき、エンジンの内部では以下の現象のいずれかが起こっている可能性があります。それが音や、時には振動となって現れるのです。

カーノック

エンジンは常に振動していますが、運転している時は、ほとんど揺れを感じないでしょう。それはマウントやフライホイールといった部品が吸収しているからです。けれども加速や減速など、エンジンの回転数が低くなると振動が大きくなるため、部品だけでは吸収しきれず車内まで伝わってしまいます。

特にギアが高いのに、エンジンの回転数が低い時に多いようです。マニュアル車のように人為的にギアを変更できると、入れ間違いにより発生しやすくなります。オートマでもカーノックが起こる場合は、部品の劣化を疑ったほうが良いでしょう。

デトネーション(Detonation)

デトネーションとは「爆轟」という意味であり、シリンダー内の意図せぬ異常燃焼を表します。本来であれば、シリンダー内で燃料が噴射されると、ピストンによって圧縮され、点火プラグの火花によって燃焼するものです。その勢いでピストンを押し下げ、車を走らせる原動力になります。

ところが何らかの理由で燃料が加熱されたり、圧縮された空気が発熱したりすると、点火プラグが作動する前に着火する場合があります。その分だけ燃焼時のエネルギーが大きくなりますから、衝撃が大きくなりノッキングとして伝わるわけです。

プレイグニッション(Pre-ignition)

単純に訳すと「点火する前」で、転じて「早期着火」という意味です。点火するタイミングよりも早く着火するため、ピストンを動かす過程で2回燃焼することになり、振動も大きくなります。異常燃焼しているという点ではデトネーションと同じです。

ディーゼルノック

ディーゼル車はガソリン車に比べてノッキングが発生しやすいといえます。ガソリン車のように点火プラグで着火するのではなく、高温と高圧によって自然発火する仕組みだからです。もちろん、発火の仕方によってはエンジンを壊しかねないので、ガソリン車よりも構造を強くしたり、燃料が完全燃焼できるようにしたりするなどの対策をしています。

故障?汚れ?車がノッキングする原因は?

ノッキングの中でもカーノックはギアの操作ミスが主な原因です。それで解消しなければマウントやフライホイールの不具合が考えられるでしょう。一方、デトネーションやプレイグニッションなど異常燃焼によるノッキングは、様々な原因があります。

例えば荷物の積み過ぎです。体重のある人が乗車している場合も起こり得ます。坂道や渋滞が多ければ、なおさらでしょう。それだけエンジンにかかる負担が大きくなり、燃焼するタイミングがずれるからです。

他にもプラグの劣化やセンサーの故障、燃焼室のカーボンスラッジ(燃えカス)によっても異常燃焼は発生します。これらを交換、修理すればノッキングを解消できるはずです。

燃料の「オクタン価」が影響する場合もあります。オクタン価とはノッキングの起こりづらさを表す数値で、自然発火しにくい「イソオクタン」の量が多いほど高い数値です。「JIS K 2022」という工業規格では、ガソリンのオクタン価が89以上で、ハイオクは96以上と定められています(2018年10月現在)。

そのため、ハイオク車に普通のガソリンを入れるのは、エンジンを傷める恐れがあります。オクタン価が低いので自然発火しやすく、圧縮比が高いハイオク車では異常燃焼を引き起こすからです。

逆にガソリン車へハイオクを入れると、配合されている燃料添加剤のおかげでエンジンや燃焼室をきれいにしてくれます。ただし、ガソリンを入れた後に別途燃料添加剤を入れるほうが洗浄効果は大きいです。

ハイオク車と同じくターボを搭載している車も混合気の圧縮比が高いために、ノッキングが起こりやすくなります。圧縮比が高いほど燃焼したときの反発力が大きくなり、速度を上げやすくなるなどレスポンスは良くなります。しかし、ノッキングが起こりやすくなるのは、悩ましいところです。

市販されている車はノッキングを起こさないように、ECUが点火のタイミングや燃料の噴射量、圧縮比をコントロールしています。万が一のときもセンサーが反応して事前にノッキングを防ぐ仕組みです。

ところが素人が改造やパーツ交換、チューニングなどをすると、従来の設定が通用しなくなり、ノッキングが頻発するようになります。この場合はプロの整備士に依頼して、ECUを調整してもらいましょう。

車のノッキングを放置したらどうなるの?

車のノッキングを放置すると、影響を受けるピストンやバルブ、コンロットといった部品が壊れます。これらが壊れるときは、他の部位まで影響を及ぼすため、結局はエンジンそのものがダメになってしまうでしょう。同時に燃料が漏れたら車両火災になる恐れもあります。

エンジンの載せ替えは車の心臓部を交換するようなものですから、大がかりな修理となり、20~50万円ほどの費用がかかります。エンジンの寿命=車の寿命ともいわれるほどです。そうならないよう、ノッキングに気づいた時点で解消する必要があります。

まずはディーラーやカーショップ、ガソリンスタンドなどで原因を特定してもらいましょう。最近ではスキャンツールを車に接続して、コンピューターとやり取りしながら調べることができます。

対策としては燃料添加剤の使用が簡単で、価格も数百円から数千円程度です。ガソリン車なら、あえてハイオクを入れる方法もあります。プラグやマウント、フリーホイールの交換は数千円から数万円です。ECUの調整は意外と高額で、マフラーなど吸排気系統を交換したり、圧縮比を変えたりするだけでも10万円以上かかります。

それでも対策することでノッキングが解消され、エンジンも長持ちしますから、決して高くはありません。ただし低年式の過走行車で乗り換えを検討しているなら、いっそ何もせずに手放したほうが、お得になる場合があります。

仮にノッキングを解消しても、そのための費用が買取価格に上乗せされる可能性は低いので、その分を次の車の購入代金に回せます。

ノッキングする車はディーゼル車を除いて正常ではありませんから、買取価格は低くなるでしょう。まして低年式で過走行であったら、買取自体を拒否されるか、まったく値がつかないかもしれません。

そこでおすすめしたいのが「廃車買取」です。

廃車買取では、買い取った車を業者が自ら解体したり、海外に輸出したりします。解体すれば部品を再利用したり、スクラップを売却したりすることが可能です。海外に輸出すればノッキングを修理して乗り続けられます。海外では低年式や過走行でも、それほど気にしません。

カーネクストでは廃車買取を行っており、どんな車でも0円以上の買取を保証しております。もちろんノッキングする車やエンジンが破損して動けなくなった不動車も対象です。たとえ値がつかなくても、レッカー代や書類代行にかかる費用は全国どこでも無料です。是非ともご相談下さい。

まとめ

車からノッキング音がする主な原因は、エンジン内部の異常燃焼によるものです。荷物を積み過ぎたり、ハイオク車に普通のガソリンを入れたり、車を改造したりすると起こりやすくなります。そのまま放置するとエンジンが壊れてしまうため、早めの対策が必要です。

修理費が高額になるようであれば、そのまま手放して買い替えたほうが無駄にならないでしょう。エンジンが壊れて動かなくなっても、廃車買取なら無料で引き取ってくれます。

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