コンパクトカーを買うなら何を重視すればいい?

自動車の困り事

コンパクトカーは小回りが利いて燃費が良いため、人気があり種類もたくさんあります。

どれを買えばいいのか迷ってしまいそうです。何を重視すればいいのか、特徴別のおすすめコンパクトカーを紹介します。

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コンパクトカーを買うときの注意点は?


コンパクトカーには軽自動車のような明確な規格はありませんが、一般的に全長が4.2m以下で、排気量が1,500cc以下で、5ナンバーのハッチバックを指します。

そんなコンパクトカーの魅力は、車両本体価格の安さと燃費の良さ、小回りが利くところです。いずれも軽自動車の得意とするところであり、両者はよく比較されます。

経済的なのは軽自動車のほうです。コンパクトカーとは以下のように税金で大きな差があります(2018年11月現在)。

自動車税(1年)
軽自動車 10,800円
コンパクトカー(1,000cc以下) 29,500円
コンパクトカー(1,000cc超1,500cc以下) 34,500円

 

自動車重量税(2年) 同エコカー(2年)
軽自動車 6,600円 5,000円
コンパクトカー(0.5t超1t以下) 16,400円 10,000円
コンパクトカー(1t超1.5t以下) 24,600円 15,000円

確かにこれだけで見ると、軽自動車のほうが有利に見えますが、コンパクトカーは軽自動車に無い強みがあります。

軽自動車は規格が定められており、全長3.4m×全幅1.48m×高さ2m以下で、排気量は660cc以下です。そのため最大で4人までしか乗車できません。コンパクトカーは全長や全幅に余裕があるので、5人まで乗車できます。

また、軽自動車がスピードを出したいときや坂道を上るとき、大人数や荷物を乗せているときは、アクセルを踏み込んでエンジンの回転数を上げなければいけません。燃費が悪くなるだけでなく、車内が揺れたり騒々しくなったりするでしょう。

コンパクトカーの排気量は1,000~1,500ccですから、軽自動車よりも余裕があります。アクセルを踏み込む機会はそれほどありません。結果として燃費の良さも維持できます。

安全面においてはコンパクトカーのほうが有利です。丈夫に作られていますし、衝突時の空間的な余裕も評価されています。どの車種よりも軽くて作りが薄い軽自動車は、安全装置で未然に事故を防ぐしかありません。

このようにコンパクトカーと軽自動車には、税金以上の差があります。もちろん、どちらが良いかは一概に決められませんが、車に乗る機会が多く遠出もするなら、コンパクトカーのほうが向いているでしょう。

ただし注意点として、コンパクトカーは決して万能ではありません。

コンパクトカーは多くのモデルが200万円以下で購入できます。車体や排気量が小さいおかげもありますが、この価格を実現するために至るところでコストダウンしている賜物です。そのため、内装が貧弱だったり、乗り心地が硬かったり、静粛性に劣ったりするなどの欠点があります。

むしろ必要最低限の機能をバランス良く搭載し、モデルごとに1つか2つ突出した特徴があるのがコンパクトカーの位置づけです。コンパクトカーを買うなら、あらかじめ重視したい特徴を絞っておくと、最適な1台を見つけられるでしょう。

特徴別!おすすめコンパクトカー

ではコンパクトカーの各モデルで、どこが優れているか、特徴ごとに見てみましょう。

車両本体価格

コンパクトカーの中で最も車両本体価格が安いのは、トヨタのパッソ(ダイハツのブーン)です(2018年11月現在)。最も下位のグレード「X」のFF車は1,150,200円で買えます。燃費もJC08モードで28.0km/ℓとお得で、排気量は996ccであるため自動車税も29,800円で済みます。コンパクトカーの中でも維持費を安く抑えられるでしょう。

スライドドア付き

乗り降りのしやすさで定評のあるスライドドアは、スズキのソリオやダイハツのトール(トヨタのタンクやルーミー)に搭載されています。どちらも天井高が136cm(ソリオ)と135.5cm(トールなど)あって、車内が広いのもうれしいところです。

ハイブリッド車

コンパクトカーのハイブリッド車といえば、トヨタのアクアです。燃費は下位グレードのL(約179万円)で38.0km/ℓを実現しています(JC08モード)。ホンダのフィット(約170万円)やスズキのスイフト(約163万円)のハイブリッド車なら、アクアよりも価格はお得です。

そして異色の存在が日産ノートのe-powerです。エンジンはあくまでも発電に使われ、モーターだけで走行します。燃費は37.2km/ℓ(JC08モード)で、下位グレードなら200万円以下です。

安全性

最近では、どのメーカーも安全装備に力を入れていますが、コンパクトカーでは一部機能が省略されているなど、上位の車種ほど十分ではありません。その中で比較的充実しているのが日産ノートです。下位グレードを除いてNISSAN INTELLIGENT MOBILITYが標準装備されています。歩行者認識ブレーキが搭載されているのが強みです。

ホンダのフィットも2017年6月のマイナーチェンジ以降、Honda SENSINGをハイブリッドの下位グレードを除いて装備できるようになりました。こちらは歩行者認識ブレーキに加えて、シングルカメラとミリ波レーダーの組み合わせで危険を検知します。

外車

ヨーロッパには日本と同じく、全長が短く、排気量が1,500cc以下のコンパクトカーがラインアップされています。例えばフォルクスワーゲンならUP!やポロ、ルノーのトゥインゴやルーテシア、フィアットの500などです。

日本よりも二酸化炭素の排出量に対して厳しいため、排気量を抑えつつダウンサイジングターボを搭載してパワーを補うなど、独自の工夫が見られます。外車でもUP!やトゥインゴを買うなら200万円以下で手に入ります。

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コンパクトカーは中古がお得?選び方は?

コンパクトカーは新車で買っても十分お得ですが、中古で買うともっとお得になります。なぜなら軽自動車よりもリセールバリューが低いため、同じ予算なら年式が新しく、状態の良い中古車を買えるからです。税金は高くなりますが、車両本体価格の差でカバーできるでしょう。

さらにお得に買うなら、ハイブリッド車よりもガソリン車のほうが狙い目です。コンパクトカーはガソリン車でも燃費が良いため、10万km以上走行しても車両本体価格の差を埋められません。中古でも両者には40万円前後の開きがあるため、ガソリン車で十分でしょう。

色は定番の白や黒、シルバーほど人気があり、リセールバリューも高くなります。むしろ好き嫌いのはっきり分かれる色や不人気の色を選んだほうがお得です。もちろん色によっては汚れや傷が目立つので、手入れのしやすさも比較しましょう。

完成度でいえば、やはりロングセラーモデルが優れています。日産のノートやホンダのフィット、トヨタのヴィッツあたりです。いずれもフルモデルチェンジから5年以上経っています。旧型でも不満なく使えるでしょう。

あえて低年式で走行距離が10万kmを超える中古のコンパクトカーを買うなら、過去の整備記録簿が残っているものがおすすめです。エンジンオイルの交換や定期点検など、こまめにメンテナンスをしていれば、大がかりな故障を未然に防げます。

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まとめ

コンパクトカーは必要最低限の機能をバランスよく搭載しているため、選ぶとすればモデル独自の特徴で比較することになるでしょう。

中古なら同じ予算で軽自動車よりも状態の良いコンパクトカーを買えますし、とことん安さにこだわれます。

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