車の素材の種類・特徴とは?車購入時にプロへ相談すべき理由も紹介

車の売却・買い替え

車に使用される素材は、複数種類あります。各素材で特徴が異なるため、どの素材で作った車を選べば良いか見極めるのは難しいです。

本記事では、車に使われる代表的な素材の種類・特徴を紹介します。記事終盤には、車購入時の注意点も載せてありますのでお楽しみに!

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車のボディには、どんな素材が使われているの?

はじめに、車のボディに使われる素材の一例を見てみましょう。

車のボディに使われている素材

車のボディには「鋼板、アルミ、カーボン」がメインで使われています。なかでも、アルミは高級車のボディに使用されることが多いです。最近では、ステンレスやセルロースナノファイバーなど、車のボディに使われることがなかった素材も使用されつつあります。

素材ごとの特徴を見てみよう

車のボディで使用される素材によって、特徴は違います。素材ごとの特徴は下記の通りです。

・鋼板

鋼板は機械で鉄を板状にした素材。「鋼板=重量がある」イメージを持たれがちですが、現在は軽量化した鋼板が車のボディに使われることもあります。

・アルミ

アルミは鉄と比べると強度が高い素材です(互いに同じ重量の場合)。しかし、アルミを使って車体のボディを作るのは難しくコストも割高です。そのため、高級車に多く使われる素材となっています。

・カーボン

カーボンとは炭素の繊維が組み合わさってできた素材です。特徴は軽さと耐久性で、スポーツカー業界で注目されています。しかし現段階では製造コストが高く、大量生産に向いていないため一般車のボディに使うのは難しいでしょう。

・ステンレス

ステンレスも鋼板と比べると頑丈で錆に強い素材ですが、車体の形に整えることが難しい素材と言われています。成形時のコストも割高なため、高級車に使用されることが多いです。

・セルロースファイバー

セルロースナノファイバーは、木などの植物性繊維で製造されるためコストが安いです。しかし車を大量生産する技術が整っていないため、一般大衆向けの車に使うまでは時間がかかるかもしれません。

車のボディの素材を選ぶ時は何に注意すべき?

車に乗る女性

この章では、素材を選ぶ時の注意点を紹介します。

素材を選ぶ時に注意すること

素材を選ぶ時の注意点は下記の通りです。

値段

素材によって車の値段は異なります。ご自身の予算に合わせて素材を選びましょう。前述で説明した通り、車のボディが鋼板であれば値段は安いです。

しかし、ステンレスやカーボン・アルミが車のボディに使ってあると、材料費が高く付くため車の販売価格も高くなりがちです。また、時期によっては原材料費が上がって車の販売価格高騰につながるケースもあるためご注意ください。

修理時の対応

素材によって、車の修理時の対応で差が出ることもあります。主な内容は下記の通りです。

修理費用

ボディの素材で修理費用は異なります。修理にかかる費用(材料費・塗装費など)が高くなる素材であればあるほど、当然最終的な合計修理費用は高額になる確率が高いです。車の素材によっては、通常料金では修理してもらえないケースもあるため気を付けましょう。一般的に使用される素材には鉄、修理費用が高くなる素材としてはアルミが挙げらます。

修理時の難易度

ボディの素材で修理の難易度は変わります。傷が付いた部分の面積が小さくても、素材によっては傷を消せない恐れがあるため要注意。また、修理の難易度が高い素材だと請け負ってくれる業者が減るため、その辺りのことも考慮して素材を選ぶと良いでしょう。特に一般的に使われる鉄に比べてアルミの場合は傷の修復が非常に難しく修理が困難です。

修理完了までの期間

修理完了までの期間に差が出ることもあります。故障した範囲が同じでも、数時間で修理が終わる素材もあれば1日以上かかる素材もあるため要チェック。とくに、外車の場合だと海外から部品を取り寄せて修理しなければならないこともあります。修理期間をなるべく短めにしたい場合は、日本車の購入が良いかもしれません。

衝撃に対する強さ(衝撃吸収力)

事故に遭う確率が0とは言い切れませんので、外部からの衝撃に対する強さも素材を選ぶ時の参考項目に入れた方が良いです。外部からの衝撃度を吸収したいのであれば、衝撃吸収力が強く耐久性もある、アルミ製ボディの車がおすすめです。

衝撃実験のデータを提示してくれる車メーカーもあるため、そちらのデータを参考にして車を選ぶと良いかもしれません。

車の購入はプロに相談した方が良い

車のプロ

自身で好きな車を購入するのも良いですが、車業界に携わっているプロの方が細かな特徴を知っています。最後の章では、車の購入時にプロに相談すべき理由・メリットを紹介します。

プロに相談するメリット

プロに相談すべき理由は下記の通りです。

素材の特徴・強み・弱みを知っている

プロは車に関する知識を持っているため、車体ボディに使ってある素材の「特徴・強み・弱み」を知っています。各素材の特徴をプロが丁寧に説明してくれるため、どのような車を買えば良いか選択しやすいはず。

素人目線にない視点で各素材の特徴を紹介してくれるのも一押しポイントです。顧客目線に立って説明をする、車のプロに相談しましょう。

予算に合わせておススメの車を紹介してもらえる

仮に、あなたの車購入予算額が200万円であれば予算額付近で購入できそうな車をプロは探してくれます。プロによっては販売価格から割り引いて車を紹介してくれるため、元々の予算額では本来購入できない車が手に入る可能性もあります。

しかし、なかには予算額を相当オーバーしている車を紹介するプロもいるため、買いたくない場合はハッキリと断りましょう。少しでも欲しい素振りを見せると強引に買わされる危険性もあるためご注意ください。

車について、ハッキリとした説明をしてくれる

各自動車のメリット・デメリット・燃費・使い心地など、車のあらゆる内容を網羅しています。各自動車を比較しながら説明してくれるプロに出会えれば、各自動車の違いが明確に分かるためどの車を購入すべきか決めやすいです。

一見同じ種類の車に見えても、少しの違いで車の使い勝手が変わるケースもあります。自分では気付けない違いを教えてもらう意味でも、プロに頼って車を購入した方が良いといえます。

担当者によって、車の知識量は異なるため要注意

車の知識量が少ない担当者だと、質問した内容に対してハッキリ答えられないケースがあるため要注意。あなたの疑問点や不安点に対して分かりやすく説明する担当者の方が安心して車を購入できると思います。

なお、頼りになりそうな担当者を探す時は下記3つのことを意識しましょう。

口コミなどを参考にして、購入先を選ぶ

インターネット上や知人の口コミを参考にしましょう。「分かりやすく説明してくれた」という口コミの販売店であれば、豊富な車の知識を持つ担当者が在籍している可能性が高いです。

逆に「担当者の説明が分かりづらかった」という口コミが多い販売店の場合、顧客に不親切な担当者が在籍している確率が高いため気を付けてください。

車販売店の比較サイトを使うのも1つの手

車販売店の比較サイトにも各販売店のランキングや評価が載っているため、販売店選びの時に活用できます。複数の比較サイトで高評価されている車販売店の場合、豊富な車の知識を持つ担当者が在籍している可能性は高いです。

販売されている車の種類も、店ごとで違うから気を付けよう

店舗ごとで取り扱っている車の種類は異なります。車の知識をたくさん持っている担当者が在籍する販売店へ行っても欲しい車がなかった場合、無駄足で終わります。販売車の取り扱い状況を確認してから店舗へ向かいましょう。

まとめ

車体ボディの素材で各自動車が持つ走り心地や耐久性などは異なるため、プロへの相談をおすすめします。インターネット上で車販売店を検索するサービスもありますので、活用すると良いかもしれません。

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