失敗しない車選びのポイントとは?

車の売却・買い替え

「そろそろ新しい車に乗り換えようかな?」と思っている方はいらっしゃいませんか?「現在使用している車が古くなってきた」「新しく出たあの車種に乗ってみたい」など、車の買い替えを検討する理由はさまざまですが、いずれにしても、車の買い替えは人生の中でも大きなイベントの1つなのではないでしょうか。

しかし、「かっこいいから」「話題の車だから」といった理由で車を選ぶと、とんでもない失敗をしてしまうかもしれません。車両本体を購入するだけでも、数十万円から数百万円の出費となりますので、車は慎重に選びたいものです。

では、車選びで後悔しないためには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。購入後に後悔した理由や、後悔しないための車選びのポイントをご紹介します。

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後悔しない車選びのポイントって?

後悔しない車選び

数十万円から数百万円という出費をともなう車の買い替え。金銭的にかなり余裕がある人は別ですが、一般的な収入の人にとってはかなり大きな金額です。そのため、買い替える車を選ぶ際には、見た目や燃費、自動車税の金額など、かなり慎重に検討している方も多いでしょう。

しかし、自分ではかなり慎重に選んだはずなのに、「車選びを失敗した」と後悔する人も少なくないのです。では、どのような点に後悔している人が多いのでしょうか。

車選びを失敗したと感じている人の多くは、「思ったような車ではなかった」と感じているようです。

その理由の1つが、車の維持にかかるコストが高いこと。車の購入の際には、どうしても車両価格に目が行きがちです。車検費用などのメンテナンス費用にはなかなか考えが及ばないという人も少なくありません。

また、燃費の良い車をと考えていても、乗り方によってはカタログに掲載されている数値ほど良い値が出ない場合もあります。車両自体の価格はそれほど高くなくても、想像以上に維持費や燃料費がかかってしまうことで、「こんなはずじゃなかった…」と感じてしまいます。

「実際に乗ってみたら、乗り心地が良くなかった」というケースもあります。乗り心地は試乗で確かめることもできますが、一度や二度の運転では気にならなかったことでも、購入後に何度も運転していると気になり始めたということもあります。

また、1人で試乗しているときは快適に運転できたものの、購入後に家族で乗ってみると思っていたよりも狭いと感じることもあるようです。購入前にイメージしていたり、体験していたりした乗り心地と、購入後の実際の乗り心地とのギャップで、車選びに失敗したと後悔する人も多いのです。

では、後悔しない車選びをするためには、どのようなポイントに気をつければよいのでしょうか。まず、車を検討する段階で、候補に上がっている車にかかる実際の維持費や燃費などといったランニングコストを、インターネットなどでしっかり情報収集することが大切です。情報を集める過程で、自動車メーカーごとの特徴を知ることも重要ですね。

また、購入前には必ず試乗をしておきましょう。可能であれば、家族全員が乗った状態を試乗で再現できるとよいですね。家族にも試乗した感想を聞き、車選びの参考にしましょう。試乗をするとすぐ購入の流れになりやすいですが、検討しているすべての車について乗り心地や運転のしやすさを確認し、最も良いと感じた車を選びましょう。

そして、自分のライフスタイルに合った車を選ぶことも大切です。たとえば、食料品の買い出しや近所へのお出かけなど、近場で車を運転する人が、高速道路や長距離走行が得意な車を選ぶ必要はありません。かえって維持費や燃料費が高くついてしまう恐れがあります。軽自動車やコンパクトカーなどが適しているでしょう。

家族で出かけることが多く、車に乗る人数や荷物が多い場合はミニバンを、オフロードや悪路を走行することも多い場合はSUVを、といったように、自分の生活に合った車を選ぶようにしましょう。

中古車選びで失敗しないポイントとは?

中古車選び

車を買い替える際に、新車にするか中古車にするか迷う方もいらっしゃるでしょう。新車には新車の良いところがありますが、中古車を選ぶことのメリットもあります。その大きなポイントの1つが価格でしょう。一般的に、中古車は新車よりも安く購入することができます。

新車では到底手が出せない高級車でも、中古であれば手が届くということもあります。金額的に新車が難しいということであれば、中古車を検討するのもよいでしょう。また、すでに販売終了したモデルや旧型のモデルの車は、中古車でないと手に入りません。気になるモデルが現行モデルではない場合は、中古車を探してみましょう。

「新車よりも安く購入できる」「昔のモデルを入手できる」といったメリットがある中古車。しかし、中古車の中には、状態が良くないものや、割高な車も少なくありません。では、中古車選びで失敗しないためには、どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。

中古車を選ぶときに、まず確認していただきたいのが走行距離です。一般的に、走行距離が10万km以上になると車は寿命を迎えるといわれています。価格よりも車体のキレイさや新しさを重視するのであれば、走行距離が7万km以下の中古車を選ぶと良いでしょう。

一方、価格最重視で問題なく走ることができれば構わないという場合は、走行距離が8万km以上のものが狙い目です。特に日本の自動車メーカーの車は、寿命といわれる10万kmを超えても十分走れるものがたくさんあります。15万km程度までであれば問題なく走れることが多いので、価格と走行距離とを見比べながら検討してみてください。

また、過去にどのようなメンテナンスを受けているのかも知っておきましょう。特に車検が残っているかどうか、車検が残っていなければ、購入時に車検があるのかどうかも確認しておく必要があります。場合によっては、車両価格の他に車検費用がかかってくる場合もあるので、注意しておきましょう。

そして、中古車市場には、修復歴がある車や事故車も流通しています。修復歴がある車とは、走行に関わる部分や骨格に関わる部分といった重要な部分を修復している車のことです。

また、事故車とは、事故で生じたフレームの歪みなどを修復している車のことです。修復歴がある車でも事故車でも、見た目はキレイに直っていても、変な音が出たり、まっすぐに走らなかったりといったトラブルが発生することがあります。このようなトラブルを防ぐには、修復歴のある車や事故車を見極め、購入を避けることが大切です。

車検などのメンテナンスの状況に関しても、修復歴や事故歴がある車に関しても、自分の目で確認することも大切ですが、中古車販売店の店員さんとしっかり話し合うことも非常に重要です。安心して購入するためにも、信頼できる中古車販売店を見つけましょう。

「疑問に対し、面倒くさがらず答えてくれる」「店の利益にならないことでもアドバイスを親身にしてくれる」といったポイントに気をつけて選ぶと、納得のいく取引ができるお店が見つかります。

また、中古車の場合、同じ車種でも新車より燃費が下がっていることも多くあります。実際の燃費と車両の価格が本当に見合っているかどうかもチェックしておきましょう。

そして、価格についても要注意です。まわりにある同じ車種と比べて、極端に安い車は、外装や内装に不備があったり、整備なし・保証なしだったりと、ワケありのことが多いのです。極端に安い車は、なぜそれほど安いのか、きちんと見極める必要があります。

車選びのポイント!~新車~

車選びのポイント

「せっかく車を購入するのだから、ピカピカの新車が良い!」という方もいらっしゃいますね。また、ほしい車が最近発表された車種である場合、中古車市場にはほとんど出回っていませんので、必然的に新車を購入することになります。

せっかくの新車ですので、自分の好みの車を選びたくなりますが、簡単に決めてしまうと後悔することになってしまうかもしれません。では、新車を選ぶときには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

多くの場合、新車は同じ車種・グレードの中古車と比べると、価格は高くなります。中古車よりも大きな出費となりますので、簡単に決めてしまわないようにしましょう。

新車を選ぶときには、どのようなときに車を使うのか、冷静に考えることが大切です。大人2人・子供2人の4人家族の場合でも、さまざまなライフスタイルが考えられます。たとえば、普通車は車種によっては5人以上乗ることができます。

しかし、家族4人でアウトドアをしに山や海へよく出かけるという方は、軽自動車やコンパクトカーでは荷物が乗り切らない恐れがありますし、これらの車では山道や悪路を走行するのは大変です。

荷物を多く運びたいのであればミニバンを、山道をスムーズに走行したいのであればSUVを、といったように、車をどのように使いたいのか、しっかりと考えておきましょう。

車の使い方というポイントは、普通車にするか軽自動車にするかを判断する基準にもなります。普通車と軽自動車では、車両本体の価格はもちろん、自動車税や燃料費などの維持費も大きく異なります。

特に維持費は、普通車よりも軽自動車の方が、年間で10万円ほど安くなります。近場で少し乗る程度という場合は、普通車よりも軽自動車のほうが金銭的な負担が少ないことが多いのです。

普通車と軽自動車で迷った場合は、それぞれのメリットやデメリットを考えて、判断基準の1つにすると良いでしょう。

普通自動車のメリット

  • 高速道路や長距離走行に向いている
  • コンパクトカーでも5人、車種によっては6人以上乗れる
  • 荷物を多く積める

普通自動車のデメリット

  • 軽自動車よりも維持費が高い
  • 軽自動車よりも燃費が低いものも多い

軽自動車のメリット

  • 普通車よりも維持費が安い
  • 小回りが効くので市街地走行しやすい
  • 燃費が良い

軽自動車のデメリット

  • 普通車よりも発進時や上り坂などを走行する際の力が弱い
  • 4人までしか乗れない
  • 荷物を積むスペースが少ないものも多い

車選びに迷ったら?事前にチェックしたいポイント

車選びの事前チェック

中古車か新車か、普通車か軽自動車かといった点も、車選びの際に迷うポイントではありますが、それ以外にも事前にチェックしておきたいポイントがいくつかあります。

まず、車を購入する前に駐車場を確保しておきましょう。車を購入するのに車庫証明が必要ということもありますが、駐車場に合った車を選ぶ必要があるからです。車を購入した後で駐車場に車が入らない事態になれば、手間もお金もかかってしまいます。必ず事前に駐車場を探しておきましょう。

また、家族がいる場合は、費用や車種について事前に家族で話し合っておきましょう。特に家族と乗ることが多い車を選ぶ際には、家族での話し合いは必須のプロセスです。

そして、中古車・新車、普通車・軽自動車にかかわらず、複数のお店で見積もりを出してもらうようにしましょう。複数のお店で見積もりをとることで、最安値で購入することができますし、見積もりをもとに、値下げ交渉やオプションの追加交渉をすることもできます。

まとめ

人生の中でも大きな買い物の1つである車。「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないように、事前の情報収集をしっかり行ないましょう。

また、自分や家族のライフスタイルに合った車を選ぶことも大切です。新車・中古車、普通車・軽自動車のそれぞれの特徴と選ぶポイントをつかみ、後悔しない車選びを目指しましょう!

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