車検が切れて置いたままの車や、免許を返納することになり利用することがなくなった車など、不要になってしまった車は置いておくだけでも維持費がかかってしまいます。
不要になって使わなくなった車は放置年数が長くなるほど劣化も進んでしまうため、車としての価値も下がります。不要車にお金を使って廃車すると損をしてしまうのではと思っている方に、おすすめの費用をかけずに不要になった車を廃車する方法について、こちらでご紹介します。
不要車は維持費だけでもマイナスに
車が不要になってしまうきっかけは人それぞれです。
最も多い事例としては、車検が切れるタイミングになって車に乗ることが少なくなり、車検を通さず、公道での運行ができない状態で放置してしまっているという場合です。
車検切れの車にかかってくる維持費の内訳とは、どのようなものになるのでしょうか。
不要になった車にかかる維持費
車検が切れてしまった車は使用することもないためガソリン代など、車を使用するにあたって必要な費用はかかっていないと思われるかもしれません。実は、車検切れの車を置いておくだけでも費用がかかっていることがあります。
そのうち大きな費用が【自動車税】と【車の保管料(駐車場代)】になります。自動車税は、車を運行する上で支払わないといけないお金になるため、車検が切れて使用することのない車には支払う必要がないと思っている方もいるかもしれません。実は、車検が切れている車でも自動車税の課税義務は発生しています。また、自宅の駐車場に車検切れの車を停めているという方なら、駐車場代を外部に支払っていないと思われるかもしれません。ですが、もしもその駐車場を利用していなければ、他に利用することが出来た空間が、実は不要車によって使用している状態であったために使えなかったとなると、かなり損をしてしまうことになるのです。
不要車の維持費を抑える方法
不要になった車を維持するためにかかっていた費用を抑える方法としては、出来る限り早めに廃車をすることが最もではあるものの、車検切れの車など動かすことが出来ない状態の車の場合、運搬の手配など手間や時間がかかってしまうかもしれません。
そのため、最優先で維持費を抑える方法として【廃車の抹消手続き】を行いましょう。抹消手続きを行うと、不要になって使用してない車の自動車の課税義務を停めることが出来ます。また、ナンバープレートを前後外す必要はあるものの、運輸支局(または軽自動車検査協会)へは必要書類とナンバープレートを揃えていけば現車がなくても手続きを行い、車の使用を一時中止手続きすることが可能です。自動車税は車の登録が運輸支局にある限り発生する税金であり、もしも使用していないからと言って支払いを怠ると督促状が届き、車の所有権の差し押さえなどをされて廃車手続きが進まなくなってしまう事態に陥ることもあります。
不要車を廃車する方法
不要になった車を維持することに費用がかかっていることを前述でご説明しました。不要車に仕方なく維持費を支払い続けてしまうことがないように、不要車を廃車するにはどのような方法があるのでしょうか。
不要車をディーラーへ下取りに
車を乗り換えることで不要になる場合、ディーラーへ下取りに出すことが可能です。
ただし不要車の年式が古い、多走行車であった場合はディーラーの下取り(新車購入時の値引き)査定が揮わないこともあります。廃車としての車の解体や、下取り後の車の販路を多く持つわけではないため、買取額や下取りの値引き額を期待することはあまりできませんが、廃車全般をディーラーに任せることが出来るため、納車と廃車のタイミングを合わせてもらったり、代車の手配を依頼することが容易いなどのメリットもあります。
不要車を中古車買取業者へ
不要になった車が、まだまだ走行可能な状態で中古車としての価値も高い車(特にリセールバリューの高い車種)であった場合、中古車買取業者への売却もおすすめします。中古車買取業者は、買取を行った車を自社の販売店で次の再販相手へ売却が出来ます。そのため、再販の利益が見込める車に対して高い買取額をつけることが出来るのです。ただし、中古車としての再販が難しいと思われる、車検が切れてから長期間放置されてしまった車や、錆が多い経年劣化の車などは買取がつきづらく、廃車する販路を持たない業者になると買取がつかない上に、廃車手数料が別途費用負担として請求されてしまう可能性があります。車の状態次第でこちらは代わってきますので、一旦見積もりをとってみることがおすすめです。
どんな不要車でも買取が出来るのは廃車買取業者
不要になった車の状態を問わず買取を付けることが出来る業者は限られます。おすすめは、廃車を引き取ったあとの販路を幅広く持っていて、状態が悪くなった不要車であっても活かすことが可能なために買取が出来る廃車買取業者です。
廃車買取業者は、車が長期間放置によってエンジンがかからなかったり、タイヤの空気圧が弱くなってしまっていても引き取りが可能なトラックを所有しています。また、廃車手続きに関してもに多数の実績があるため、所有者が亡くなって不要になってしまった車の場合など複雑な手続きにも対応が出来ます。廃車手続きや、廃車の解体費用、廃車の引取り費用に関しての負担も最もかからない方法になりますので、不要車を出来るだけ費用をかけずに安心してお任せできる方法と言えるでしょう。
不要車の廃車に費用がかからない理由
廃車買取業者のなかには、どんな状態の車でも買取ができる業者がいることをご紹介しました。廃車買取業者は、廃車の買取ができて、廃車費用をかけずに廃車することが出来るのか気になりますよね。
こちらでは、廃車買取業者が不要車の廃車に費用をかけずに買取が出来る理由をご紹介します。
廃車の引取り費用がかからない理由
廃車買取業者が不要になった車の引き取りを行う際に必要になるレッカーなどの運搬費用がかからない理由は、廃車引き取りに必要なトラックを所有している業者がほとんどのためです。廃車になる車は、事故車や故障車など不動車な場合や、車検が切れてしまって不要になった車など廃車するしかない状態で依頼されることがほとんどです。そのため、廃車買取を行う業者は予め自社で移動をすることが可能な積載車などを所有しており、外部へ発注などを行うことなく引き取りが出来るため費用をかけずに引き取りを行うことが出来ています。
廃車の手続きに費用がかからない理由
廃車手続きの代行を行う時の手数料などを廃車買取業者が必要としない理由はなぜなのでしょうか。廃車買取業者は、複数の廃車依頼を承っているため、手続きを毎週決まった曜日に行っていることがほとんどです。そのため個人での運輸支局へ行き廃車手続きを行う手間が負担にならず、廃車代行の手数料を請求する必要がないのです。
廃車買取業者が不要車の買取を出来る理由
廃車買取業者が、経年劣化や年式が古い車など価値がつきづらい不要な車であっても買取が出来るのはなぜなのでしょうか。
不要車で価値がない状態と思われる故障車、多走行車、低年式車でも廃車買取業者は廃車を解体し、リサイクルパーツや鉄などの金属素材を取り出して再利用することで利益を得ることが出来ます。
特に廃車買取業者の中でもリサイクルパーツや、素材を海外へ輸出する販路を持っている業者なら、販路が多いほど売却もしやすくなり、買取額もあげやすくなるため積額も期待することが出来ます。
不要車の廃車を費用をかけずに行う方法についてよくあるご質問
不要車の廃車を費用をかけずに行いたいと思うクルマの所有者がほとんどだと思います。不要車の廃車方法について、よくいただくご質問にお答えします。
Q.不要車は維持するだけでもお金がかかっている?
A.不要車の中には、運転していた人が使わなくなりおいてある車や、車検切れや故障などで動かなくなり使えなくなった車などがあると思います。このように不要になって置いているだけの車にも維持をするために、駐車場代、自動車税、車検などのメンテナンス費用などはかかってしまいます。
Q.不要車の維持費を出来るだけ抑える方法はある?
A.今は使う人がいない車で、現在は不要なものの今後また使うかもしれない車の場合、駐車場代などの場所の保管料、車検などの定期メンテナンス費用はかける必要がありますが、自動車税や自賠責保険料などの支払いを辞めることは可能です。そのためには、一旦車の一時使用中止を運輸支局へ登録する「一時抹消登録手続き」を行う必要があります。一時抹消登録手続きを行うと、車は車検を切るため公道を走行出来なくなりますが、普通車であれば未使用の自動車税は還付がありますし、自賠責保険料も車検期間外は解約が出来るため返戻金を受け取ることが出来ます。
Q.不要車を廃車するおすすめの方法って?
A.不要になった車を廃車するおすすめの方法は、不要車など使わなくなった車を買取業者に買い取ってもらう方法です。車の処分となるとお金がかかりそうで心配と思う方もいらっしゃいますが、不要車で使っていない車なども、廃車買取業者など廃車を再利用する業者では価値があるため買取をしてもらうことが出来るのです。
Q.不要車の廃車がなぜ費用を掛けずに出来るの?
A.不要車の廃車の処分を、買取業者が費用を請求してくることなく引き受けてくれるのは、不要車の廃車買取が出来る業者にとって、不要車の廃車後に回収できるリサイクルパーツや、再資源化できる金属や非鉄金属素材などがあるからです。廃車買取業者は、回収後のパーツや資源素材を再販し利益化する仕組みを自社で持っているため、不要車を買取仕入れることで利益につなげることが出来ます。不要車の買取が出来るのは、買い取った車両から得た利益をお客様に還元することが出来ているからです。
不要車を費用をかけずに廃車する方法 まとめ
不要になった車を費用をかけずに廃車するなら、廃車買取業者へ売却が最もおすすめな方法であることをご紹介しました。
廃車買取を専門に行うカーネクストなら、どんな不要になった車でも0円以上の買取保証、廃車手続きの代行費用無料、廃車に必要なレッカー費用もすべて無料となっており、不要車の廃車にかかる費用は0円で、さらに買取がついてお得になる可能性があります。
不要になった車がある方、今後利用する予定がなくなり不要になるという車がある方は一度見積もりを取ってみられることをおすすめします。